【でじもんすとーりー さいばーするぅーす】
ジャンル | 育成RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | メディア・ビジョン | |
発売日 | 2015年3月12日 | |
定価 | 6,640円(税別) | |
廉価版 |
Welcome Price!! 2016年12月1日/2,800円(税別) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
3Dモデルで蘇るデジモンストーリー 大人になったデジモンファンへの最新作 ストーリーの完成度、育成の自由度が極めて高い 良くも悪くも個性的すぎるキャラクター |
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デジタルモンスターシリーズリンク |
近未来の日本。 インターネットに視覚的かつ感覚的にアクセスすることの出来る技術によって、「電脳空間EDEN」が人々のあいだで、もう一つの日常世界となっていた。 セキュリティによって守られていた電脳空間。しかし人々の生活に密着するにつれ、そこで起こる犯罪も多くなってきていた。 特殊なウィルスプログラムを利用し電脳世界に甚大な被害をもたらすハッカーたち。 そのウィルスプログラムはAIをもち、あらゆる情報を吸収、環境に応じて多種多様に進化を遂げる能力をもっていた。 人々は、その特殊なウィルスプログラムを「デジタルモンスター」と呼んだ… (公式サイトより抜粋)
+ | 本作で起きる事件の例。軽度のネタバレ注意。 |
+ | 以下その内容説明、重度のネタバレ注意。プレイ予定のある方、心の弱い方は見ないことを推奨します。 |
+ | リエについて補足・ストーリー中盤のネタバレ注意 |
「大人になったデジモンファンへ」というコンセプト通り、随所に古参デジモンファンへの愛が溢れている良作。
特にシナリオ面での評価が高く、デジモン好きでなくとも是非プレイしてもらいたい。
「デジモンストーリーの最新作」として、十二分に期待に応えた古参デジモンファンに向けたファンサービスであると同時に、
デジモンを知らないプレイヤーも本作をきっかけにデジモンファンにする魅力を持っている作品だと言えるだろう。
難易度調整が雑、育成に面倒な要素ありと、システム面にはやや細かい難点が多い。
ただし、長く遊べるだけに細かい粗が目立っており、全体的には良い出来と捉えられている。
本作から2年半を経て、本作の続編・外伝『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』がPS4/PSVitaマルチ(のちにSwitchにも移植)で発売。
廉価版は3000円ほどで購入できるとはいえ、続編には本作もカップリング収録されている。今から始めるならあちらの方が得だろう。
*1 過去の作品はロゴを見ても分かるように、デジモンストーリー→DigimonStory→「(ニンテンドー)DS」という語呂合わせ
*2 ノキア、リナ、リエも大概な恰好だが、ヤスダスズヒト氏の全体的なデザイン傾向であり、作中では特にツッコミはない。
*3 SF作家。代表作「夏への扉」。序盤で探偵仲間になるワニャモンに「ピート」と名付けるのはこれが元ネタ。
*4 『ポケモン』で言えば「とくこう」「とくぼう」のセット、あるいは『初代(青青緑ピカチュウ)』における「とくしゅ」
*5 『ポケモン』で言えば「特性(とくせい)」
*6 『ポケモン』で俗に言う「種族値」
*7 『サマーウォーズ』の監督・細田守は、劇場版『デジモンアドベンチャー』『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』が出世作として挙げられることが多く、また『サマーウォーズ』と『ぼくらのウォーゲーム』には多数の共通点が見受けられる。
*8 代表作『天上天下』『エア・ギア』など
*9 初回封入特典で先行入手、発売から一定期間経過で無料配信
*10 本編のストーリーには一切関わらず、やり込み要素の一つ「コロシアム」の終盤で顔見せするだけ。
*11 しばらく戦っていると暴走の反動か自爆ダメージを負っていくので、ひたすら全滅しないように耐えればOK。七大魔王を超越するという肩書に沿いつつ撃破の余地を残した特性と思われる
*12 幼年期の一部デジモンのモーションはコンパチだが、幼年期のデジモンは「顔の付いた饅頭」といった形態なのでモーションの付けようがない。
*13 色違いデジモンや、カブテリモン系・シードラモン系などの非人型は、種族ごとにある程度共通のモーションを利用している。
*14 「戦いで片目を潰された」という悲惨な設定と外見が子供向けアニメ・海外展開の妨げになっている、という説が有力視されている。
*15 ただし、後付けでロイヤルナイツ所属になったデジモンもいる
*16 3D上ではスタンドポップや『スマブラ』の「Mr.ゲームアンドウォッチ」のように「板」が立っている状態。
*17 特選サントラ24曲に対し、後述のサントラCDは59曲+未使用曲1曲。
*18 ジョグレス進化では、パラメータ条件は片方がすべて満たしておけばいい。ただし、一番面倒な友情だけは両方最大にしなければならない。
*19 イグドラシルとかではなく、概念や摂理や因果などを司る、正真正銘の「大いなる意志」の方。
*20 『ぼくらのウォーゲーム』でおなじみ「ディアボロモン」の進化前の完全体デジモン。
*21 正しい必殺技名は「シャイニングVフォース」(アルフォースブイドラモン)
*22 一応末堂アケミというマッドサイエンティストの意見を取り入れる場面はあるが、少なくとも物腰柔らかでも大らかでもないし、そんな態度を見せてもいない。
*23 街中のアクセスポイントは車道にかなり近い場所にもある。こんなところで意識を失えば、それこそ「ログアウト先がありません」になりかねないのだが……。
*24 更に出すとしたらアニメ未登場の「ディノビーモン」「ミレニアモン」辺りになるだろうか。
*25 ジョグレスが始めて登場した携帯機「デジモンペンデュラム」では「モノクロモン+スターモン→ピッコロモン」のような荒唐無稽な進化もできてしまう。また、ロイヤルナイツの一体「エグザモン」も、本作では通常進化可能だが、本来はブレイクドラモンとスレイヤードラモンのジョグレス体。
*26 「X抗体種しか存在しないデジモン」としては、ドルモン~アルファモン系列、ファンビーモン~タイガーヴェスパモン系列、ガイオウモンが登場している。
*27 この手のスキルは攻撃力は決して高くないため、戦闘が長引きやすい。
*28 「神速」持ち同士が対面したときの判定基準は不明
*29 「Vジャンプ」の編集者が扮するキャラクター。デジモンとVジャンプは非常に古い付き合いで、タイアップ・コラボレーションの一環である。
*30 海外では攻略本などの関連商品が展開されておらず、日本版で関連商品にDLCで付属していた特典が初回特典に統合されていた
*31 図鑑No240:ラピッドモン(アーマー体)→No243:ダークドラモンとなっており、241&242は枠自体が存在しない。