エンペルト

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エンペルト - (2020/11/03 (火) 17:25:25) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/11/14(土) 19:11:56
更新日:2024/02/12 Mon 23:08:35
所要時間:約 6 分で読めます




ジェットスキーに負けない速度で泳ぐ。翼の縁は鋭く流氷を切断する。


■データ


全国図鑑No.395
分類:こうていポケモン
英語名:Empoleon
高さ:1.7m
重さ:84.5kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂87.5♀12.5
タイプ:みず/はがね

特性げきりゅう(HPが3分の1以下になった時、みずタイプ技の威力が1.5倍に上がる)
隠れ特性:まけんき(相手の技や特性で自分の能力が下がると自分の攻撃が2段階上がる)

HP:84
攻撃:86
防御:88
特攻:111
特防:101
素早さ:60
合計:530

努力値:特攻+3


Lv.16でポッチャマからポッタイシ
Lv.36でポッタイシから進化


■概要


シンオウ御三家のみずタイプ。
まさかのみず/はがねタイプとなったポッチャマの最終進化形。進化することで非常に精悍な顔つきとなった。
モチーフはコウテイペンギン。

体色は紺色のような色付きで、王冠を模した三叉の槍のような角を持ち(リーダーの角が最も長いらしい)、鋭い翼の縁は流氷をも切断することができる。
更に、ジェットスキーに匹敵する速度で泳ぐことができるようになり、まさに皇帝と呼ぶに相応しい姿となった。
そして、その高いプライドを傷つけようものならその鋼鉄の翼で切りかかってくる。
また、エンペルトの角は強さの象徴ともいえる。
基本的には無駄な争いはしない性格。しかし群れに危害を及ぼす「敵」が来た場合には徹底的に戦う。

ポッチャマは小さく、丸っこいペンギンの姿をしている。
その愛嬌のある見た目に反してプライドが非常に高く、人から食べ物をもらったり、世話を焼かれることを嫌っているため、仲良くなるのは難しいといわれている。
実際のゲームではポフィンやポフレorポケマメ、ポロックをちゃんと食べてくれるのでご心配なく。

ポッタイシは群れをつくらず、常に一匹で行動している。
それはどの個体も「自分が一番偉い」と考えているため。

体型がややメタボ気味のため、ピザペンギンと呼ばれることも。

エンペルト「ピザペンギンではない、皇帝ペンギンだ。


■ゲームでのエンペルト系


序盤から弱点の少ない水御三家として活躍する。
さらに終盤でエンペルトになると12タイプもの攻撃に耐性を持つため四天王などの強敵が相手でもしぶとく戦える。
(当時はフェアリータイプがいなかったが、はがねタイプに対してゴーストタイプあくタイプの攻撃が半減だった)
ただしこれまで等倍だったじめんが弱点、半減できたほのおが等倍になる点には注意が必要となる。


■対戦でのエンペルト


進化する事で唯一のみず/はがね複合となり、耐性が急増。
更に全御三家中最高の特攻を誇っていた。
…が、XY以降はマフォクシーアシレーヌに抜かれてしまった。

耐久力もなかなかあり、努力値を振ればある程度の一致弱点でも耐えて返り討ちにできる。
ただし、どこかのUFOと鉢合わせした場合はじりょくで交代不可+130タイプ一致でんき攻撃で一気に死が見える。

鈍足だが物理先制技の「アクアジェット」、
優秀なサブウェポン「れいとうビーム」「くさむすび」を覚えるのでアタッカーとしてかなり優秀な部類。
素早さは微妙だが「こうそくいどう」でフェローチェまで抜けるので、耐えて「げきりゅう」ときのみが発動したりすると簡単には止められなくなる。

ステルスロック」も使用でき、「あくび」との併用でか交代かの2択を迫ることも可能。
同じことができるポケモンはカバルドンラグラージをはじめ何匹かいるが、はがねタイプではコイツのみ。
配布限定技で「うたう」も使えたりする。

「つるぎのまい」を覚えるが物理型は…素早さと火力の低さから辛い。意表は突けるだろうが。
ただ、隠れ特性で「まけんき」が登場したので、物理型も多少使いやすくなったと思われる。
そもそも隠れ特性を持ってる人が少ないなんて言わない

ハピナスで止まります」は特殊アタッカーの宿命か。

げきりん」を止めてからの「れいとうビーム」でドラゴン狩り、「かみなり」さえ気を付ければ雨パキラー、砂パでの特殊アタッカーなど出来る事は多い。
みず+はがねのタイプが優秀で様々なポケモンの相方を勤められる器用さを持つ。
特に特性が「ふゆう」であるフライゴンと組むと
フライゴン→じめん、でんき無効
エンペルト→こおり1/4、ドラゴン1/2
とお互いを弱点をうまく補いあってくれる。

プラチナで「ばかぢから」を持つポケモンが増えた為やや逆境か?
ヨプのみ」も選択肢に入る。

ちなみにWCS09世界チャンピオンも使用していた。

第六世代でははがねタイプの耐性が仕様変更であくゴーストが等倍、ハイドロポンプなどの特殊技の威力低下と弱体化が目立つ。
しかし特殊技の威力低下はラティオス眼鏡雷に耐えられるようになり、新アイテムのとつげきチョッキとも相性がいい等、特殊技により強くなった。
タイプ相性変更後も半減・無効が11タイプと非常に多く、弱点も少ないためパーティ単位でのフォローも難しくはない。

第七世代ではフェアリータイプが全体的に強化されたことによりはがねタイプの地位も上がっており、ゲッコウガアーゴヨンカプ・テテフ等を受け流せることから使用率が上昇した。
Zクリスタルという火力面での強化もある。

上記の通り御三家の中では特攻が高いため、ダブルでは「みずのちかい」の使い手としても活躍する。
特攻で上回るマフォクシーやアシレーヌには耐性の多さや流行のフェアリータイプに強い点等で勝る。

主な技
ハイドロポンプ:メインウェポン。げきりゅう発動時の威力はシャレにならない。

なみのり:ハイドロポンプより威力は低いが、命中率はこちらが上。

ねっとう:威力はなみのりに劣るがやけどの追加効果が強力。

ラスターカノン:タイプ一致技だが半減されやすい。ただ、XY初登場のフェアリータイプに弱点を突けるので、多少攻撃範囲が広がった。

れいとうビーム:安定のサブウェポン。くさタイプやドラゴンタイプ潰しに。

くさむすび:対みずタイプに。しかし現在使用率が高いみずポケモンは大体体重が軽いのでZワザ化させないと使い所が難しい。

めざめるパワー:ナットレイハッサム対策にほのおなど。XYでは最大威力が60に下がってしまった。

アクアジェット:優秀な先制攻撃。あるととても便利。

こうそくいどう:無補正S252振りで1回積めばかなりの速さに。耐久力もそこそこあるので相性は悪くない。

ステルスロック:汎用性の高い撒き技。「あくび」「ほえる」との併用も有効。


ポケットモンスターSPECIALでのエンペルト


第7章第8章の主人公の一人、お嬢様(プラチナ)の手持ちポケモン。
ドダイトスの「るー」やゴウカザルの「サルヒコ」と同じタイミングで進化した………
と、思われる。

何故なら、諸事情あってプラチナがトバリデパートに残された際、プラチナと一緒に
フィットネス器具を使って遊んでいたら進化した(プラチナ談)から。

いろいろと、かなり不遇な最終進化である。
ただし、実力は高く随所で主力として活躍している。
詳細はプラチナの手持ちで。 

アニメでのエンペルト一族


ご存知ヒカリの手持ちのポッチャマ。
ボールに入らずに活躍している。
担当声優は小桜エツコ

他にも罰金少年のジュンが、使っても反動なしの連射可能というチート仕様「ハイドロカノン」を覚えたエンペルトを手持ちで使っている。
ちなみに「はかいこうせん」も覚えている。なかなかユニーク(笑)な技構成である。

その進化前はケンゴが持っていた。後にエンペルトに進化する。


短編アニメ『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』及び『空の探検隊~時と闇をめぐる最後の冒険~』ではポッチャマが主人公を務める。
担当声優は間宮くるみ。

元々は人間だったが、目を覚ました時にはポッチャマになっていた。
その時にパートナーのヒコザルと出会い、プクリンのギルドに入門。様々な冒険を経て、世界の危機に立ち向かうことになる。
ちなみに一人称は「オレ」。


ちなみに、モチーフは鳥(ペンギン)なのにひこうタイプでは無いため、



『そらをとぶ』を覚えない。



てか皇帝ペンギンが空飛んでたまるか!

しかし、今日もドードリオは『そらをとぶ』のである。
なんじゃこりゃ…

余談だがDPでは「そらをとぶ」以外のひでんわざは全て覚える。


エンペルト「せんていの むねんを はらす!」

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