ウルトラ怪獣かっとび!ランド

登録日:2014/08/30(土) 14:13:06
更新日:2024/03/03 Sun 22:32:35
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概要

『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』とは、玉井たけしがコロコロコミック(月刊コロコロコミック)に
1988年10月号~1993年3月号まで連載していたギャグマンガである。単行本はてんとう虫コミックスより全10巻。
ウルトラの星の近所にある(その割には割と近くに太陽系があるような描写も…)ヨイトマカ星を舞台に、
SD怪獣たちが所狭しと大暴れするバカ漫画であり、「公式が病気」を体現するかのような下ネタ、残酷ネタ満載のコロコロイズム全開の漫画であった。

1995年には『ウルトラマンG』公開に際し第2部『ウルトラ怪獣かっとび!グレート』が強引に連載された。

ちなみに学年誌などでも不定期に掲載されていた。ちょくちょく単行本で毒気の無い子供っぽい話が挿入されるのはそのため。
コロコロ掲載分は単行本にして2冊分もの未収録エピソードがあるが理由は不明(当時の小学館の児童漫画ではよくあることらしい)。

SD漫画なので登場人物はみな等身大であり、ウルトラマンたちが「いいよなー、やっぱりウルトラヒーローは巨大じゃなくちゃ」と発言している。
時々彼らの妄想でビルより巨大な「世界を守るヒーロー」として登場することもあるが、大抵はギャグである。
(例:太りすぎて凶悪怪獣から『ウルトラ豚まん』と呼ばれる、息子(?)が怪獣から逃げ回るヘタレになってしまう、など)
また、掲載時に発売されていた玩具『ウルトラコイン伝説』やSFC格闘ゲーム『ウルトラマン』とコラボした回もある。

ちなみに本作は『コロコロアニキ』掲載中ののむらしんぼによる漫画『コロコロ創刊伝説』4巻でも少し取り上げられている。
のむらによれば玉井は仕事場に大量の怪獣ソフビを置くほどのウルトラマン好きであり、
前作『魔界ゾンべえ』がネタ切れにより終了した後に担当編集の平山隆(後の3代目編集長)から
「だったら版権はなんとかするから、次はウルトラマンでギャグやろうぜ!」と言われたのが切っ掛けらしい。
その割にはタイフーンとか書いてるじゃんか。

あらすじ

ここはウルトラの星…の隣にある惑星、ヨイトマカ星
さまざまな怪獣や宇宙人の暮らす星の片隅に、とある町がありました。
いつからか住民たちはそこを「かっとびランド」と名付け、仲良く暮らしていました。
このお話は、そんなかっとびランドに存在するただ一つの小学校、「かっとび小学校」の物語です。

主な登場人物

ウルトラ戦士

ウルトラマン
この物語の主人公。クソが付くほど真面目な少年で、モノローグまで敬語というまーわかりやすい優等生キャラ。
テストは常に100点、自室はトロフィーと賞状だらけ、学級委員長も務める優秀なウルトラ戦士だが、
反面とてつもなくバカであり、とんでもないサディストである。
例として挙げると弟たちの成績を上げるために「命が惜しければ手を上げるのです」というヒーローにあるまじきセリフを吐いてスぺシウム光線を当てようとするとか。
カネゴンをサボらせないようにアイアンメイデン並みに刃物をブッ刺した勉強部屋に監禁する、スカイドンをマラソン大会で一位にするために給水場に下剤を盛ったり道案内標識を死の樹海につなげたりする、キュラソ星人を冤罪でギロチンに掛けようとする、サンタクロースを大砲で撃って捕まえようとする、祝砲に実弾を装填する、ガス管をスペシウム光線で溶接しようとするなどバカを通り越してサイコパスじみた言動もしばしば。
小学生のくせに土俵を裏返し、家屋や校舎を軽軽持ち上げる馬鹿力の持ち主で、スぺシウム光線や八つ裂き光輪、透視能力、ウルトラバリアー(原作ではリバウンド光線)、果てはサイコキネシスやテレポーテーションなどといった原作での必殺技も健在。
スペシウム光線に至っては山を一撃で貫通する(※ギャグ描写ではない)という本物顔負けの破壊力を有している。
その超パワーで自分を1ミリも疑わずに信じて暴れ回るもんだからたまったもんではなく、幾度となくかっとびランドを滅亡の危機に追いやっている。
しかも全然懲りない。自分の夢を叶えようとする人が大好きだが、世話焼きな性格が災いしてメチャクチャな結果を呼ぶことも多い。
初期には原作同様にカラータイマーが機能(太陽エネルギーを吸収するとキン肉ムキムキになる)していたが、だんだんその設定も忘れられていった。
耳は10㎞先のすかしッ屁をも聞き取れる(カネゴン曰く「そんな耳してたら普段大変だろ…」)
第1話では、彼の兄弟たちも学級委員長経験ありが語られたが、第1話限定の設定だった。

ウルトラマンエース
ウルトラマンの弟だが、複式学級の為、同じクラスで勉強している。
6の段もわからないほどのバカで、テストは常に赤点の問題児。そのくせ先述の通り学級委員長だったことがあるらしい。
いたずら好きでやんちゃな悪ガキ。三バカの中では一番要領がよく現実的なカツオくん気質。
得意技はメタリウム光線だが大して使ってる様子がない。

ウルトラマンタロウ
ウルトラマンの弟だが、複式以下略。
分数の大小もわからないほどのバカで、テストは常に赤点の問題児。そのくせ以下略。
甘えん坊で気が弱く、三バカの中では一番損な性分。
得意技はストリウム光線で、黒板を一瞬で溶融させるほどの威力。
タロウ「先生! 全部と(解)けました!」
父「壁ごとと(融)かすなー!」
ちなみに1話目のマンの回想シーンで「兄弟はみんな学級委員長でした」とあるが、この学校では学期毎に選抜するシステムらしい。
2話目からマンがずっと続投するけど。

ウルトラの父
ウルトラマンのお父さん。いやマジで。
かっとび小学校の校長であり、ウルトラマンたちの担任。
カネゴン曰く「他の先生が働いてるとこ見たことないぞ」
遊びが大好きなダメおやじで、学級崩壊どころか学級メルトダウンのかっとび小学校の運営に頭を抱えている。
生徒の訴えと自分がもっと遊びたいのもあって夏休みを延長しようとした際に、ウルトラマンから「学校って楽しいじゃないですか」と言われたのに対して「どこが~」と返答している。それでいいのか学校教師……
夫婦喧嘩の勝率は0%。
昔はサラリーマンだったが、番外編での出来事なので正史なのかは不明。転職したとも考えられるが。

ウルトラの母
ウルトラマンのお母さん。主婦。勉強に対して厳しい教育ママゴン。
おだてに弱く短気な性格で、ウルトラの父や息子たちを幾度となく三途の川ギリギリまで送っている鬼ババ。
かっとびランド最強キャラの一角だが、おばけに弱いという一面も。
料理上手だが、わけのわからないゲテ物料理を作りたがる悪癖がある。

ウルトラセブン
ウルトラマンのという設定。
原典と同じく、鬼コーチではあるのだが、初登場回のみの設定となった。
ウルトラ兄弟の中では一番常識的だが、アホでドジなのは両親譲り。ミクロ化とアイスラッガーばかりネタにされる。

ウルトラマンの兄だが回想シーンと4コマにしか出てこない。顔のパーツがすべて同じ。

同じく(多分弟)。ただこっちはグレート編で1回だけ帰省(?)している。

1話の回想シーンでのみ登場。他の兄弟同様学級委員長経験あり。

ザ・ウルトラマン
内山まもる先生の漫画とは関係ない。
アメリカ星*1に留学していたマンの従弟で、ヨイトマカ星の文化をなんか勘違いしている。喋り方もエセ外人風デース。
理系なのか、機械や医学に精通している。
なお、彼の名前が文法的に間違っていることには特に触れられてはいない。

ユリアン
マンの従妹で、数少ない女性キャラ。6巻以降は強引にかっとび小学校に転入してきた。
わがままだがそれを指摘されると死んで詫びようとする危なっかしいロリ。
80はいない。先生なのか生徒なのかややこしくなるからしかたないね

ウルトラマンキング
ウルトラマンの祖父。かっとびランドの外れの山の中に暮らしている。
当初は厳格な人物だったが、話が進むにつれ、ボケ気味にして、ケチでサディストで毒舌な偏屈ジジイに変化。

ウルトラマングレート
第2部の主人公で、マンの親戚らしい。
マンに輪をかけてお節介(本人曰く人の役に立たないと死んでしまう)にしてドジで、マンに比べてハイテンションですこぶる頭も悪い。
そのせいでゲルカドンの住んでいた花畑の広がる星を壊滅させるなど、マン以上に周囲への迷惑がでかい。
原作では銀色の眼だったが、こっちではマン同様の金色の目で、でかい耳と体の模様以外ほぼマンと同じ外見。
小惑星をぶち抜くほどの怪力や様々な光線技が使えるが、スペシウム光線をマネしたら手の組み方を間違えて自分の顔を丸焼きにした。
トラブルを解決した(と勝手に判断)すると「は~、かいけつかいけつ」と言って尻を掻く癖がある。

かっとび小学校の生徒

レッドキング
かっとび小学校のガキ大将。
ウルトラマンに匹敵する馬鹿力や大砲で撃たれても生きてるほどの体力の持ち主だが、
どーしよーもないバカで頭蓋骨の中に脳みそがほとんど入っていない
学校の成績は体育まで含めオール1。
弱い者いじめが大好きで、「脳みそを引きずり出す」「首を刎ねてやる」など一々言葉のチョイスがDQN。
父親は雷オヤジだが、母親は気が弱い(力は有り余っている)。
従弟(誤字ではない)のリトルキングに虐められている。

バルタン星人
レッドキングの腰巾着ポジションの忍者。ドジでマヌケ。
分身の術を得意としており、ケンカにはうずまきナルトのごとく人海戦術で攻めることもある。
他にも空を自在に飛び、透明になることも出来る。
ハサミの中は空っぽなのでおやつ等を隠すことができる。
今もそうだけど半人前だった頃は体を道化のバギーの如くバラバラにして飛ばす「分身の術(自称)」を使っていた。正直言ってキモい。
実家はプロの忍者の家系で、両親と可愛い弟がいる。

・カネゴン
かっとび小学校一の劣等生。
レッドキングとどっこいどっこいレベルのバカで、ウルトラマン曰く「勉強駄目、運動駄目、芸術駄目の駄目の三階級王者」。
常にお金を食べ続けないと死んでしまう(1日当たり3510円)ため、クラスの修学旅行費をつまみ食い、というか全部食べてしまって大騒ぎになったこともある。
なお、彼いわく一円玉は昭和はニンジン味、平成はピーマン味だそうな。
お金が主食なのにニンジンやピーマンを食べたことがあるようだ。あと、かっとびランドにも日本と同じ元号があるらしい
唾液が金属を溶かせるため、金づちをアイスキャンディー感覚で食べてしまったこともあった。
そんな彼だが、2回活躍した話がある。
1回目は、風邪で倒れたウルトラマンの代わりに委員長を務めた際、レッドキングを懲らしめるべく、金で油断させての不意打ち、落とし穴、岩落としで撃破。
卑怯ではあってもカネゴンとレッドキングの力の差を踏まえれば、致し方なしの勝ち方だったが、
負けた時の保険として、教室に設置していた罠を取り外すのを忘れていた為、皆に迷惑をかけてしまった。
2回目は、キングに与えられた超能力を使って、レッドキングを負かすも、調子こいてやりたい放題していくが、
超能力がなくなってしまった上、超能力で伸ばした股間のアレだけが、長くなったまま残ってしまう。
ウルトラマンたちが、ゴムの原理でアレを縮めることには成功したのだが、今度は縮みすぎて、ダダのようなカネゴンになってしまった。
実家は銀行で金持ちだが、親も地下室でエアコンを効かせすぎて夏眠してしまう、ケムールの下手糞なお世辞に載せられ1000万円引き出すなどどこか抜けている。

ダダ
物凄く濃いオカマ。通称「かっとびランドのほもおだほもお」。
風邪のウイルスが本気で嫌がるほどキモい外見にもかかわらず自分のことを宇宙一の美女だと思っている。
機械が苦手なくせに「電気ガマ」なる自分そっくりなロボットを作ったことも。
初登場回では、感情が高ぶると設定通りに顔が変化(A→B)し、男らしくなる設定だった。
ちなみにお父様もほぼ同じノリである。
メイン登場回より前には顔がそれぞれ違うモブで出ていたことも。

ザラブ星人
例の変身能力は健在。空も飛べる。
主役回もあり、カネゴン、レッドキング、ウルトラマンに変身したが、買い物が遅いウルトラマンに怒った母に本物と勘違いされて、ボコボコにされた。

ケムール人
クラス一足が速く、陸上競技が得意。頭の触覚の先は吸盤になっている。
なお別にバルタンやザラブとつるんだりはしない。

メフィラス星人
かっとび小一の秀才(その割にはマンの方が成績が良いっぽいが)で、大学編入試験を受けようとした。
超が付くほど神経質で気難しく、語尾には「~であーる」を付ける尊大なガキ。
ちなみにアリの足音にすらかんしゃくを起こすのは、元ネタの怪獣図鑑に「10万㎞先の悪口も聞き逃さない」という設定があるからである。
コイツの発言によればかっとびランドには内閣があって総理大臣もいるらしい。

ガッツ星人
集団を率いてヨイトマカ星侵略にかかったが、いつの間にか、かっとび小学校の生徒になっていた。
鳥と仲良しで、クチバシを使って石像を掘る特技を持つ。

ウー
ノミってこのノミじゃなかったのか~…(皆様の予想した通りのオチです)。

ペギラ
常にニコニコ顔のノンビリ屋。口からは強力な冷気を吐く(ガスなので飛びながら打つと自分に当たる)隠れた強豪。空も飛べる。

キングジョー
ロボット。誰が作ったのかは不明。自分で自分を作ったこともある。
原作ではあれほど猛威を振るったにも拘らず、バラバラになれることからダルマ落とし代わりにされ、全身機械のため、金属めがけて雷は直撃し、掃除機髭剃りなどに改造されることも多い不遇キャラ。
レッドキングと合体させられたこともあるが、単にレッドキングがメカ化しただけで彼の意識は特に残ってなかった模様。

ナース
此奴もロボット。体が長いので出オチ要因として重宝される。体型故にカネゴンにフ●ラさせられたことがある。

ガラモン
ロボットなのだが他のキャラに比べるといまいち特性を生かしてないような。
カネゴンやレッドキング同様に被害者役担当で、ウルトラマンに便所タワシにされたり、ウルトラの父にガラガラ代わりにされたこともある。
ピグモンとの外見的区別は、体のサイズ以外全く無い。なお、ピグモンは本編では登場しなかったため、SDキャラである彼らのサイズをどう比較するのかは不明。

・タッコング
実家はガソリンスタンド。オイルを呑んで火を噴く*1ことや、その独特の体つきをネタにされる。
「俺の顔はチ●チンか?」

ブラックキング
ウルトラマンを一方的にライバル視している大バカ野郎。
同じくらいバカで脳筋で性悪なレッドキングとは仲が悪いが、マンがらみになると日頃の恨みを晴らすべく一致団結する。

イカルス星人
ブラックキングの腰巾着だったが、その設定はいつの間にか忘れ去られた。
ウン●食わされたり川でおぼれているのに見捨てられたり耳をチ●コが貫通したりとついてないキャラ。
作者はイカルス星人に恨みでもあるのだろうか。

ギャンゴ
超お人好しなのをいいことに(カネゴンにすら)コキ使われていたパシリ。語尾には「~だす」をつける。
しかし、頭を打ったことで凶暴な裏人格が目覚め、ヤクザのような口調になりレッドキングすら虐げる。

ツインテール
体型ゆえにトイレ掃除に参加できない、草むらではすぐ迷子になる、顔を踏まれまくるなど苦労が絶えない子。
体型ゆえにバレーボールやゴルフが得意。
体型ゆえに実家の便所は壁に張り付いている。
あと、エビの味がするのでキュラ吉登場回ではグビラと一緒に生け作りにされそうになった。

ヒッポリト星人
転校生。先生の前では猫をかぶっている嫌な奴。あの手この手で自分を認めさせようとする自己顕示欲の塊のような男。
この性格は原作で自分を大きく見せようとしたからだろうか?
レッドキング、バルタン、ブラックキング、イカルス星人と組んで、相撲大会に出たこともある。

スカイドン
SDキャラなのに体重20万t。どうやって生活しているんだ。

シーボーズ
骨のくせに風邪を引いたりする謎の生物。よくバラバラになる。罠だらけのピラミッドが家というか居住スペースがあり、外に直通の安全な裏口つき。
実家は寺だがお経はあげられない。坊主だけど、その頭にはシーと(略)

ゴモラ
超メジャー怪獣なのにいまいち特徴が無い。あがり症。

キーラ
原作では目から閃光を放っていたのに、カメラのフラッシュの度に目を閉じるヤツになってしまった。
キーラ「見て下さい! 僕の傑作『大便小僧』です!」
父「おー素晴らしいゲリ便! こんなもん飾れるか―!!」

サドラ
ツルハシ代わりにされる。

グビラ
電動ドリル代わりにされる。

エレキング
電池代わりにされる。母ちゃんは文字通り雷を落として怒る。

タイフーン
…ダリナンダアンタイッタイ。初登場時は普通の名前だったのでご安心を。


その他

ジェロニモン
かっとびランド一のケチな老人。ウルトラの父が教師を始める前は会社の上司だった。

ジャミラ
水を浴びると死んでしまうためオシッコは足にひっかけないし、トイレの後でも手を洗わない魚を食べたくて仕方がない。口から火を吐けるので焼肉屋を経営している。
ツインテールと合体させられて相当カッコ悪い惨状にさせられてしまった事も。

ゼットン
かっとびランドの平和を守る鬼刑事。ウルトラマンほどではないがこいつも正義の名のもとに大惨事を引き起こすことがある。
原作でウルトラマンが火球を避けたシーンのパロディとしてウルトラの父に火球を誤射し、
後ろのビルを燃やしてしまった時には「このヤロ~放火までしやがって死刑は免れんぞ!」と即責任転嫁していた。

キュラソ星人
かっとびランドを荒らしまわる大泥棒。しかし半端じゃないほどバカでドジ。
3巻でウルトラマンに捕まったが5巻で仮出獄し、復讐を目論んだが返り討ちにされた。
その後もしょっちゅうゼットンに逮捕されているがその都度脱獄している。ケツの穴に44マグナムを隠している。
可愛い息子「キュラ吉」には「かっとびランドで父ちゃんは王様として超ゴージャスな暮らしをしています」と大嘘をついている。

恐竜戦車
新任教師。途轍もなく気が弱い。

ブラック指令
侵略者。裸の女性(人間型)を念写するという、本作では珍しい、セクシーシーンを読者に見せてくれた。

ノーバ
ブラック指令の唯一の部下。ツッコミ担当。

科学特捜隊
ご存知防衛チーム。地球では大怪獣と戦っている。
ヨイトマカ星に漂着し怪獣をやっつけようとするが、全住民怪獣しかいないのでフルボッコにされた。
何気に原作ドドンゴ戦で使用したバリアマシーンも登場し、鉄壁の防御力を見せたが……
ウルトラマンがいたことでハヤタが態度を豹変させた助けを求めるも、怪獣ごっこ中でカネゴン役だったためにその望みは叶わなかった。
「敵がいないと正義のヒーローなんてただの力持ち」を実践している。

ちなみに、「ヨイトマカ星の科学特捜隊」もいるらしく、たまにジェットビートルが登場するが、構成メンバーなどは不明。

・ドクキエール草
オット星に咲く幻の薬草。能天気な花と凶暴で養分を吸いまくる根っこで構成されている。
本作屈指のシリアスキャラだったが、ギャグ補正には勝てず、
猛毒に侵されたウルトラの母の血を吸おうとして猛毒を全部吸ってしまった上、キングに騙され解毒のために自分で自分を食って消滅した

ゴーデス
第2部グレート編に登場する。
胸に「わるもの」と書いた札をかけ、背中に筋金まで入れている、まさに(オチが読めたと思うので書かない)。


余談

連載時期には色々なウルトラマンの書籍で本作のキャラ達が登場していることがあった。
小学館のコロタン文庫127巻『ウルトラマン超ひみつ100』では、イラストレーターとして玉井氏が参加している。
このため、本書にはかっとびランドのキャラも登場しており、「ピグモンに教鞭でパシパシされながら涙目で問題集を解くレッドキング」などの
シュールなイラストも掲載されている。
ウルトラブン』の攻略本ではかっとびランドのキャラでミニ漫画が載っており、セブン上司のネタやにせセブンまで登場したことも。




父「ではこの記事の追記・修正が出来る人!」
エース「うーん、うーん。」
マン「命が惜しければ手を挙げるのです。」(さっ)
エース「わ!」
父「よしエース、やってみろ。」
エース「えーっ!」
マン「これで安心です。」

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最終更新:2024年03月03日 22:32

*1 原作『ザ☆ウルトラマン』ではアメリカ要素はないが、1989年公開の『ウルトラマンUSA』は版権上使えなかったと思われる。