スタッフクレジット

登録日:2019/09/25 Wed 00:23:15
更新日:2024/02/26 Mon 22:56:10
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スタッフクレジットとは、映画やゲームなどの終わりに流れるスタッフ一覧のこと。
「スタッフロール」「エンドロール」と呼ばれることもある。
テレビアニメにおいてはオープニングとエンディングに分けて流すのが一般的。


概要

エンディングとも似ているが、エンディングは終わりの部分を表す言葉であり、スタッフクレジット以外の部分も含まれる。
クリエイターや出演者にとって「この作品のこの部分は私が関わりました」という証明は本当に大切なもの*1の為、よほど特殊な作品でなければまず目にすることだろう。
普通は単なるスタッフ一覧であり、配役や製作者などに一切興味のない人はスタッフクレジットが始まった瞬間に席を立つ場合やスキップする人も多い。
上から下に淡々と流れる文字列は「ここで映画は終わりですよ、現実世界に戻りましょう」という一種のメッセージとも言える。

後になって「名前こそ載っているが実は製作には殆ど関与しておらず、当人の面子を潰さないため、もしくは作品の箔付けのために敢えて名義だけ貸し与えた」等の事実が新たに判明して視聴者らに衝撃を与えたりなど、そういう楽屋ネタにも事欠かない。

海外で顕著な風習だが「明らかに“地雷案件”であることが分かりきっているような作品で、否応なく助っ人・尻拭い・突貫工事・敗戦処理要員として駆り出された」等の事情がある場合、
もはや名前を出すことすらイヤで「あからさまに架空の人物だと分かるような特殊な別名義を名乗る」というケースがあったりする。
日本産でその手のエピソードを持った作品が出た場合、嘲笑・憎悪・憐憫等が合わさって「戦犯リスト」なんて揶揄される場合も

一時期の格闘ゲームなどのエンディングのスタッフクレジットで、ヤケに珍妙な名義を名乗るスタッフが多かったのは、一説によると、同業者からの引き抜きが横行しており身バレを防ぐためだったと言われている。
PCゲーム「君が望む永遠」ではこれらの珍妙な名義がマイナスに働いてしまい、そのシリアスな内容に反してスタッフクレジットが変な名前ばかりであることにプレイヤーから批判が殺到し、後年の移植版では常識的な名前に一新されるという珍事も発生した。

また、RPG等一部のゲームでは結果的にサプライズ隠し要素のネタバレになってしまうこともある


ところで、このスタッフクレジット、凝った作品だとここで何かしらの工夫を凝らしてくることも少なくない。

工夫の例

また「最後まで見るとオマケの映像がある」というパターンもあり、我慢するとちょっといいことも。
本項では、こういった例で特筆すべきものを主に挙げていく。


スタッフクレジットが凝っている作品~映画編~

ジャッキーのスタッフクレジットと言えばこれ、スタッフロールNG集である。
体を張ったスタントで有名なジャッキーだが、当然毎回成功ばかりではなく、失敗したNGシーンだって山ほどある。
スタッフロールNG集は本来ならお蔵入りになるはずのそんなNGシーンを抜粋して編集したもの。
「あのシーンの裏側はこうなっていたのか!」と映画製作の舞台裏を覗けたり、本編では敵対していた関係のキャスト達が和気藹々としている和むシーンが流れたりと実にユーモラス。
その他のアクション映画(特に往年のカンフーアクションなどの流れを汲むもの)でもリスペクト、オマージュとしてNG集やメイキング映像を流す映画は多い。

なお、わざわざこんな映像を収録しているのは「ジャッキーだってアクションに挑戦すれば失敗する。決してジャッキーは超人というわけではない。安易に真似して怪我をしないように」という深いメッセージがあるとのこと。

トイ・ストーリー』からの伝統とジャッキー映画のパロディとして毎回のようにNG集がスタッフロールで流れるのがお約束。
もちろんアニメ映画であるピクサー作品に「NGシーン」なんてものは本来存在しないので、「NGという体の新録アニメ」である。 そして毎回カオス
モンスターズ・インク』に『トイ・ストーリー』からレックスがゲスト出演したりと、遊び心も豊富。
また、『モンスターズ・インク』では「この映画の製作過程ではモンスター1匹たりとも傷つけていません」というメッセージが流れるが、これはアメリカ映画でよくある「この映画の製作過程では動物1匹たりとも傷つけていません」という但し書きのパロディ。

元々本編自体がパロディ色の強い作品なのだが、スタッフクレジットもやりたい放題。
なんと 無関係なルーニー・テューンズのキャラクターが飛び出してきて「こんなの見るなんて物好きだね」「帰る家ないの?」と煽って来る という内容。
「スタッフクレジットを真面目に見る奴なんていないだろ」という映画制作側からの皮肉ったメッセージともとれる。

本編後に何が起きたかをPOVで描いているのだが、断片的に出てくるグロ映像が実に印象的。
ラストは軽快な音楽ではあるが、非常に絶望的な状況。

前代未聞の縦横無尽スタッフロール 。まともに目で追おうとすると発狂しかねない代物。

  • ゲド戦記
原作未読者はスタッフロールをしっかり読まないと誰がゲドなのかさっぱりわからない という意地悪な構成。
というかこれは本編の構成と原作の設定の兼ね合いの問題なのだが……。

本編に関するかなり重要な裏設定がスタッフクレジットをよく読むとわかる構成になっている。

ポストクレジットがお約束として挿入されていることでお馴染みのマーベル・シネマティック・ユニバースだが、今作ではスタッフクレジット中でも遊んでいる。
カラフルなバックにメインキャラ達が80年代ポップソングをバックにノリノリでダンスし、その合間にポストクレジットならぬミッドクレジットシーン4回も入り、挙句の果てにはカメオ出演のデヴィッド・ハッセルホフや『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のグランドマスター)今作の本編には登場しない)まで登場する。
さらに、クレジットの文字の一部が「I AM GROOT(私はグルート)*4に変化する演出もあり。

クレジットが下から上ではなく、上から下に流れる。
これは、本編でジョン・ドゥが提示する「人間の魂は死んだら等しく地獄へ堕ちる」ことの暗示。

一部の登場人物の名前が死神の筆跡で書かれる。
共通するのは、「劇中でデスノートに触れた人間」であること。

  • DEATH NOTE Light up the NEW world
「劇中で偽名を使っていた」登場人物の名前が赤く光ると同時に本名に変化する。
なお、劇場パンフレットでは本名の方が赤色で記載されている。

原作である元祖テレビ版と同じEDテーマ、「おれの兄弟 電人ザボーガー」(原曲をベースにしつつ、若干派手なアレンジがなされた新規音源)が流れる中、テレビ版の映像がダイジェストで流れる。
ここでポイントとなるのは、本作はテレビ版とは違い、観た者からツッコミを喰らうことを前提で作られた意図的な バカ映画 であること。
テレビ版を知らない人は「コレは笑いのネタのつもりで作ったんだろう」と軽く流してしまいがちなシーンでも、実は 普通に原作を忠実に再現していただけだった と判明する心憎い造りとなっている。
そして最後に、今は亡きテレビ版の主演俳優・原作者への追悼のメッセージが表示されて終了するなど、リスペクトの精神もちゃんと忘れていない。

映画本編の物語がデフォルメされたキャラクター達によるアニメで再現される。
ちなみにディレクターズカット版では同じキャラクターを使った別アニメに差し替えられている。

ハリー・ポッターが唱えた「ルーモス(光よ) われ、よからぬことを企む者なり」という呪文と共に、スタッフクレジットが同作のキーアイテムである「忍びの地図」をイメージした形で流れる。
もちろん、クレジットの最後はハリーの唱えた「いたずら完了! ノックス(闇よ)」の呪文で締めくくられる。
なお、後の作品でもメインのキャスト・スタッフクレジットに関しては作品の内容に合わせた凝ったものになっており、
『炎のゴブレット』では炎のゴブレットから飛び出した羊皮紙、『不死鳥の騎士団』は『日刊予言者新聞』の見出し風のフォント、そして『謎のプリンス』では憂いの篩(ペンシーブ)に注がれた記憶……といった具合。

  • 羽住英一郎監督作品
『海猿』シリーズや『ワイルド7』『映画 暗殺教室』といった作品において、出演者達がロールナンバーが記載されたカチンコを手に、ノリノリの姿を見せる様子が同監督作品のクレジットで流れる。
なお、こちらについてはクレジットで使われたものより長いロングバージョン、及びその様子を追ったメイキング映像がBlu-ray / DVDの映像特典として収録される場合もある。
ただし、『劇場版 MOZU』と『太陽は動かない』に関してはドラマシリーズの本編映像を流すパターンになっている(前者についてはロールナンバーカチンコ映像自体は撮影されており、プレミアムBOXの映像特典で確認可能)。

映画の本編がドット絵で再現。


スタッフクレジットが凝っている作品~ゲーム編~

ゲーム作品でもエンディングでスタッフクレジットが流れることは多い。
ただ、ゲームの場合映画と違って、 スタッフクレジットの間も操作できる ことがある。
その場合、一風変わったスタッフクレジットを楽しめる。
最近だとゲームクリアによってエンドロールが流れるのではなく、メニュー画面から任意のタイミングで見る事が出来るというものもある。

ゲームのスタッフロールと言えば最後に「AND YOU」(=プレイヤーが最後の製作スタッフ)という演出もお約束か。よう!

スペシャルサンクスの項に「BENKEI」「TORYU」という謎の名前があるが、
これは開発当時任天堂の近くにあった「弁慶食堂」と中華料理店「東龍」に由来する。
当時の任天堂は近くに飲食店がほとんどなく、それゆえ出前をとるためにこの2店舗は非常に重要なものであった。
その恩を忘れず、スタッフは感謝とお遊びの意を込めこの店の名を入れたという。

  • アトランチスの謎
エンディングでクレジットは流れない。
そのかわりなんと、とあるステージの背景にスタッフ名が書かれている。
当時のゲームはスタッフクレジットそのものが珍しかったが、それにしても超特殊。

2周目以降、最速でラヴォスを倒すと せっかちなあなたのための超高速スタッフロール を見ることができる。
あまりに速過ぎてまともに読めないスタッフロールは初見ではかなり笑える。

スタッフロールにおいて、キャラクター達からプレイヤー側に長い話をスタッフロールが終わるまで延々と語り掛けられる。

有名な話だが、エンディングに見せかけた偽のスタッフロールが存在する。それもよく見ないと騙されるクオリティのもの。
この時表示されるクレジットは「CREDIT」ではなく「KREDIT」となっており、スタッフ名もクルール以下クレムリン軍団。
役職名も全て頭文字がKになっており、クレムリン軍団のネーミングも頭文字Kで統一されてることがうかがえる。なのでKではないロックロックがハブられている
もちろん偽物なので、ここでああ終わったとコントローラーを手放してしまったプレイヤーは……

普通に放置していると4人のキャラクターが踊っているだけなのだが、実はリモコンで操作可能で、スタッフロールとして流れてくるブロックを壊して獲得したコインの数を4人で競えるようになっている。
また、スタッフロール中では、ピーチ姫が手紙を読み上げるが、これは「スーパーマリオギャラクシー」のオープニングで読み上げていたものの内容と同様の文章である*5
そして、スタッフロールが終わった後のワンシーンでは、クッパJr.コクッパクッパを起こそうとするが…


  • おどる メイド イン ワリオ
スタッフがMiiとして紹介されていくスタッフロールなのだが、プレイヤー側はWiiリモコンで落とし穴を操作して スタッフのMiiを落とすことが出来る
全139人のスタッフ達を落とし穴に沈める事が可能。

コックピット視点のシューティングゲームになっており、流れていくスタッフの名前に照準を合わせ、撃ち抜くことが可能。しかも、一人一人撃ち抜くごとにスタッフの詳細(関わった仕事や、声優であれば所属事務所まで)が右上に表示される。
公式ホームページには、「世界初のスタッフロールの操作説明」がひそかに書かれている。

ディレクターの桜井政博氏は同HPにて「これから自分が手がけるソフトは、かならずこういった仕掛けを入れていきたい」と語っており、殆どのソフトに似たような遊びが仕込まれている。いくつかこの記事で紹介されているソフトも。
そもそも、桜井氏がハル研究所に入社したのは『ガルフォース』のスタッフロールの作り込みに感動した事がきっかけである。これを見て「本当にゲームが好きでエンディングまでしっかり見てくれるプレイヤーがいる事を信じている証拠」と感じたようだ。
以降のスマブラシリーズではスタッフの名前を消すとスコアが入り、それにシンプルや勝ち上がり乱闘で取ったスコアと合算したものが最終スコアとなる。

ラスボスであるダークマインドの第二形態を撃破すると、今度は第三形態へと変化してまだ戦いが続く。
ダークマインド戦4回目となる第三形態はシリーズでも珍しい縦シューティングになるのだが、これでダークマインドのHPを0にすると一応ボスの撃破は完了する…が、ここで スタッフロールを流しながらハイスコアを狙うゲームへと移行
スタッフロール終了後、最後の一撃か一定時間経過でようやくダークマインドは討伐される。
なおスタッフロール突入時点でカービィは無敵になるため0距離射撃してスコア稼ぎも手。第二形態を倒したら仲間を呼んでスコアアップでも目指そう。むしろ面倒なのは前哨戦である6連戦。

スタッフロールではカービィがロボボアーマーに乗るのだが、その際Aボタンを押すと目の前のスタッフの名前を吹っ飛ばす。
タイミングがいいとこちら側に飛んでくる。この方がスコアがいい。
メタナイト版では叩き斬る。こちらの高スコアは真っ二つ。苗字と名前の切れ目で切るのでご安心を。

最後に戦ったメンバーと一緒にスタッフロール裏で雑魚ラッシュ。たまにゴルドーが混ざるので注意。
最後のデデデ大王降臨までにいかにスコアを稼げるかがコツ。カワサキの料理はタイムロスの罠。
星の○○○○ではメタナイト、アナザーディメンションヒーローズではバッドエンドでデデデ、ハッピーエンドでマルクが出現する。
シアターから呼び出すと、最後にそのムービーを見たときのメンバーが再現される。その関係か他ムービーより読み込みが長い。
スコアは各プレイヤー毎にカウントされ、最後にトータルスコアが表示される。

  • 天外魔境 風雲カブキ伝
普通にラスボス倒してやれやれ、これでエンディングだぜとスタッフロールを最後まで見ていると…… 突然絹を裂くような悲鳴と共にスタッフロールが逆回転、真ラスボスが降臨する という衝撃的な演出。
ある意味「スタッフロールさえ流れたらもう終わり」というある種の「お約束」への挑戦。

RPGと弾幕系シューティングゲームを合わせたような作風の本作だが、スタッフロールもまた弾幕ゲー(ただし、飛んでくるスタッフクレジットに当たってもペナルティはない)になっている。
避け切ることはまず困難な難易度だが、一度もクレジットに当たることなくスタッフロールを終えると、通常のプレイでは行くことのできない隠し部屋に入れる。
何度も言うがかなり難易度が高いので、心して掛かるべし。


上記同様、ラスボス倒した後のスタッフロールが流れるなか行われる天界漫才会話の最中、空間が引き裂かれ黒幕が現れる。
このスタッフロールは前作のようなファミコンテイストだがスタッフの名前は本作のに置き換わってる。
また、本物のスタッフロールも簡素なシューティングが遊べる。
そして、スタッフロールが終わった後の画面で放置すると…?

カプコン開発のゲームキューブ版ミッキーマウスゲーの一つ。
なんとスタッフロールの文字列をミッキーマウスが波動拳と昇竜拳と竜巻旋風脚を使って撃墜していく という謎のミニゲームになっている。
三種の神器を見事に使いこなすミッキーマウスを見れるのはこのゲームだけ!
なお、合計撃破数はスコアとして表示されるが特に意味はない。

スタッフロールでも塊を転がし続ける。
僕の私の塊魂」ではなんと2Dのドット絵で、一度クリアしたあとも追加で2ステージ存在する。

スタッフの顔を模した隕石を撃っていくシューティング となっており、このゲームで獲得したスコアも総合スコアにしっかり加算される。
2週目以降でもスキップ不可能な仕様に加えて、高スコア狙いのユーザーには嫌でもプレイが求められる事からストレス要素として不評だった。
遊び心を入れたはずが、逆にゲームの明確な欠点として扱われてしまったスタッフロールの例。

  • チョコボと魔法の絵本
本作はチョコボシリーズのキャラクターを使ったミニゲーム集なのだが、エンディングのスタッフロールもミニゲームになっている。
スタッフロールのローマ字表記がタッチできるようになっており、「O」(オー)だけはタッチすると得点が入る。
上記のようにおまけレベルのミニゲームになっている作品は他にもあるが、本作はしっかりと成績が記録され、ゲーム内のコンプリート要素にも含まれる。
操作しなければミニゲームであることも明示的には示されないため、エンディングが終わって「スコア 0」と表示された瞬間に驚愕したプレイヤーも多い。

頭文字だけ大文字のローマ字表記でスタッフの名前が流れて行く中、
一人だけ苗字が全部大文字で、しかもちょっと大きいサイズで表示される者がいる。

その名も、Yuzo KOJIMA

何故一人だけこのような扱いなのかは……まぁ十中八九これだろう。

スタッフロールが流れる中で、主人公機ガンアークを操作して無限湧きする敵機と戦うことができる。
一機も倒さなくても問題はないが、一定数倒すとエンディングでの主人公とヒロインの会話が変化する。

スタッフロール自体は普通なのだが、開発スタッフの名前として「小島秀夫」の名前が20回も登場する
個人製作ゲーや同人ゲーならまだしも、コンシューマーゲーでこの様な事態は稀である。

  • Dance Dance Revolution 2nd ReMIX(家庭用)
LOVE IS THE POWER(旧足4相当 BPM125)を踏むことができる。
踏めるだけであり隠し要素は特になく、プレイ可能な楽曲にもならない。
だが後にX3 VS 2ndMIXでリメイク曲となり、プレイ可能な楽曲にすることもできるようになった。
EXTRA STAGEのパラレボかトリレボのEXPERTAA以上のランクを出してENCORE EXTRA STAGEに突入し、そこでPERFECTのみでフルコンという条件をクリアすればだが。
超絶難度のValkyrie dimensionのノーミスと足10相当しかないLOVE IS THE POWER-Re:born-のオルパフェ、どっちが上かな?

  • TETRiS THE GRANDMASTERシリーズ
スタッフロール中もゲームが進行。
初代は単にスタッフロール中ゲームが続くだけだったが、
TGM2以降スタッフロールが見えるように、ご丁寧に「積んだブロックが徐々に見えなくなっていく」。
しかもこのスタッフロールを耐えたのかが、ハイスコア画面でバレるというおまけ付き。
クリアまでに高得点(画面に表示されているスコアではなく、内部スコア)を取っていた場合、ブロックが固定された瞬間に消える。
このシャドウスタッフロールを耐えきる以外には最大評価である「Gm」の取得方法が無い。
…見せる気あるんですかねARIKAスタッフ(というか三原さん)。
続編であるGRANDMASTER3 -Terror Instinct-にもこの消えるスタッフロールは引き継がれている。

  • エアガイツ
READY GO!
スタッフロールが流れる中、禍々しい姿へと変化したジャンゴとの一本勝負が始まる。
だが互いの体力ゲージと技ゲージ、残り時間は勝負が始まった瞬間に見えなくなってしまう。こちらの体力が0になると倒れたまま動けなくなり、スタッフロールが流れている間ジャンゴに一方的に嬲られるだけになる。
一方でジャンゴはどんなに攻撃しても体力が0になることはなく、倒すには箱を破壊して剣を取り出し突き刺すしかない。
倒せなかったとしても特にペナルティはないが、倒せば多数のスコアアップアイテムと一本の剣が現れる。
この剣こそが、この大会の勝者を決める最強の証「エアガイツ」。これを拾ったプレイヤーキャラは、自分こそが最強だと言わんばかりに天高く掲げるのであった…。

スタッフロールの最後に「原作:飯島多紀哉」と表示されているのが崩れて「原作:(最初に入力したプレイヤー名)」となる演出がある。
要は前述の「AND YOU」系の「プレイヤーを作品世界に同調させる演出」なのだが、 作品内容がKOTY基準を変えるほどアレすぎる ため、 本来の原作者がプレイヤーに責任転嫁しようとしている と盛大にネタにされる羽目に。
これで出来が良かったらホラーゲームとしては悪くない演出だったのだろうが……。
ただ、厳密に言えば「あなたシナリオ」という本作のストーリーモードにあたるシナリオの展開は「あなたは新作ゲーム『四八』の原作者を言い張るパクリ野郎と批判されていましたが、いざ発売された途端飯島ではなくあなたが原作者と称賛されるようになりました」というホラゲーらしさのあるもの。
クソゲー要素ばかりが取り沙汰されるが、ぶっちゃけその原因の殆どが都道府県シナリオとバグなので、この演出自体は「あなたシナリオ」の展開にピッタリである。

  • Mighty No. 9
単一作品ではおそらく最長のスタッフロール。 約3時間48分
クラウドファンディングによって製作されたため、支援者全員をクレジットした結果がこうなった。

スタッフロール自体は普通だが、ニンテンドーDSシリーズ(DS・3DS)版は画面のタッチで、一画面(Wii・PSP)版はボタンを押すと、なんとみどりぷよが跳ねる。開発スタッフの遊び心だと思われるが⋯。






原案 wiki籠り
本文作成 wiki籠り
記事建て wiki籠り
追記 wiki籠り
修正 wiki籠り

監督 wiki籠り

Special Thanks 冥殿

……AND YOU


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「何やってる、早く終われ!!」

「……お前たち、映画は終わった。もう見なくていい」

「いいからさっさと終われ!!」

「キラートマト 赤いトマトソースの伝説」より(1991年)



エンドロールが終わっても油断してはいけない。

部屋が明るくなるまでが映画なのだから…


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最終更新:2024年02月26日 22:56

*1 言わば制作者にとって映像作品は作品であると同時に、自身の実力の証明、自分自身を売り込む数少ない宣伝広告も兼ねているので、コレが無いとマジで食うに困るわけである

*2 共にボイス付き作品である「ヒーローズ」や「ライバルズ」での配役

*3 彼らのキャストは裏EDで明かされる

*4 劇中でのグルートの台詞。

*5 「Dear Mario,I'll be waiting for you at the castle on the night of the Star Festival(訳:マリオへ 星くず祭りの夜にお城で待っています)」の「Star」の部分を読み上げ終わった時にクッパに邪魔されている。ところで、ワールドセレクト画面のW9の見た目は星形だが、もしやStarとはW9の事を言っているのだろうか?