ソニック クロニクル 闇次元からの侵略者
【そにっく くろにくる やみじげんからのしんりゃくしゃ】
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ジャンル
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RPG
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対応機種
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ニンテンドーDS
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発売元
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セガ
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開発元
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Bioware
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発売日
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2009年8月6日
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定価
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5,040円(税別)
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プレイ人数
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1人
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判定
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なし
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ポイント
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ソニック初のRPG ナックルズの見せ場が多い 変わったエンディング 続編は絶望的
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ソニックシリーズ
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概要
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ニンテンドーDSで発売されたソニックシリーズ初の本格RPG。
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元々海外で「Sonic Chronicles: The Dark Brotherhood」のタイトルで2008年9月に発売された。
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当時は日本では発売されないと思われたが、1年ほど遅れて日本でも発売されることとなった。
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ストーリーは、前半はソニックアドベンチャーを下敷きにしつつ、既存のソニックシリーズのエリアを散策するような内容になっている。後半は異世界(宇宙?)であるトワイライトスペースへと冒険場所が移る。
システム
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シンボルエンカウント方式のRPG。
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最初はソニック一人で始まるが、仲間が増えることで最大4人PTを組むことが可能。PT外のキャラクターは、拠点となる場所で交代することが可能。ただしソニックは交代不可。
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戦闘は、一般的なRPGと同様、ターン制のバトルとなっている。
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キャラクターにより1ターン内に行動できる回数が違っている。
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パワームーブを使用した場合、タッチペンによる操作が発生し、失敗すると威力が減ったり発動に失敗したりする。
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敵がパワームーブを使用することもあり、この場合もタッチペンによる操作を成功させることで回避が可能。
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ステータスは、HP、PP、命中率、回避率、素早さ、運(クリティカル率)、攻撃力、防御力。なお、攻撃力と防御力は隠しステータスである。
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レベルが上がるとステータスが上がると同時にボーナスポイントを1ポイント貰うことができ、命中率、回避率、素早さ、運のいずれかに割り振らなくてはならない。
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また、ポイント(ボーナスポイントとは別)を5ポイント貰う事ができ、これを消費することでパワームーブ(必殺技)を習得可能。
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フィールド上では、特定のポイントで各キャラの固有能力を使うことができる、
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空を飛ぶ、壁を上る、ブロックを壊す、などの固有能力を使い分けることでフィールド上を散策していくことになる。
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固有能力を使う以外に、パズルミッションが発生することがあり、パズルを解くことでこれまで行けなかった場所に行けるようになる。パズル中に固有能力を使うこともある。
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装備品や消費アイテムは一般的なRPGと同じように存在する。
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宝箱や店、敵のドロップにより入手可能。店で買い物するためにはリングが必要。リングはフィールド上に落ちているものを拾ったり、ドロップアイテムを売ることで稼げる。
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装備品はグローブ、靴、アクセサリー、チャオの4種類。
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チャオはフィールドに落ちているタマゴを拾った後、しばらくすると孵化して入手可能。通信でチャオをトレードでき、トレードするとチャオのレベルが上がる。
やったことある人いるのだろうか?
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村人などから、ストーリーの進行とは関係ないミッションを受けることができ、依頼を達成するとアイテムと経験値を貰える。
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イベントシーンでは会話が発生するが、要所で選択肢も発生する。
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選択肢は主人公(プレイヤー)=ソニックの反応を選ぶ、と言う形式になっており、基本的に一番上の選択肢を選べば話が即座に次に進む。他の選択肢を選んで相手の反応を楽しんだり、会話相手の事情を詳しく聞くことができる。
評価点
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ナックルズの扱いが良い
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ソニックアドベンチャー2のときから、ナックルズがストーリーに深くかかわることが減ってしまったが、今作ではナックルズ族の過去を掘り下げる内容となっており、必然的にナックルズはストーリーの中核を担っている。
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それにあわせ、ナックルズの性格も真面目になっており、だまされたり周りにイジられるようなコミカルな一面は抑えられている。
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ストーリー上の扱いだけでなく、ナックルズのステータスも優秀。序盤の攻撃タイプのキャラが不足している状態で仲間になるので戦力的に頼もしい。
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また、「壁のぼり」により行動範囲が一気に増えるなど、ゲーム的に優遇されている。
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エミーに優しくすることができる
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今回、「彼氏ができた」と主張するエミーだが、勿論これはソニックの気を引く(かつ、一旦ソニックと距離を置く)ための方便である。
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会話イベントではソニックの反応をプレイヤーが選べるため、エミーの意図に乗るのも反るのもプレイヤーの自由。
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エミーを気遣う台詞を言って喜ばせられるのはエミーファンにとっては嬉しいだろう。
ギャルゲーっぽいけど
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終盤になると…
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発生条件は不明だが、最終決戦に向かう直前にエミーがソニックと二人きりになりたいと言い出す。応じると、エミーがソニックに想いを伝えるイベントが発生する。
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エミーが「アタシのこと少しでも好き?」と問いかけてくるので、肯定するとエミーが
ソニックと恋人同士になれた
ことに感激しつつ、最終決戦に赴く流れになる。
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このイベントの選択肢によっては、エミーの「彼氏ができた」という発言の真相を告げてくる。
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パーティ以外のキャラにも経験値が入る
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スタメン以外のキャラも自動的に経験値が入り、レベルが上がっていくため、レベルが低くなってますます使いづらくなる… ということにはならない。
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本作はPTを2つ編成するイベントが存在するため、この配慮は良心的である。
賛否両論点
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シャドウの扱いが(シャドウにしては)微妙
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本作はナックルズの扱いが良い反面、シャドウは「オメガを救う」と言う以外にストーリー上の存在意義が薄い。
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3章~5章にかけてはそれなりに存在感があるが、トワイライトスペースに移動した後はほぼいるだけ参戦状態になってしまう。
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ただし、ステータスは高い上に3回行動できるため、戦闘では主役になれる。また、いるだけ参戦状態なのはルージュやオメガも同様なので、シャドウはまだマシなほうだともいえる。
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シャドウをパーティから外しておくと、終盤にシャドウがコソコソと行動するようになる。
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話しかけると「ここで指をくわえてみているわけにはいかないからぼくなりに行動する(意訳)」と説明してくれるが、結局何をしていたのかは不明なまま物語は終わってしまう。
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ソニックファン以外にはストーリーがわかりにくい
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前述した通り、ソニックアドベンチャーの設定を掘り下げる形のストーリーになっているが、GBAソフト「ソニックバトル」のギゾイドの設定も組み込んでいる。
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少なくとも、ナックルズ族やエンジェルアイランド、マスターエメラルドの設定については理解しておかないと本作のストーリーにはついてこれないだろう。
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一応、メニュー画面からデータベースを閲覧可能で、キャラクターや用語の設定が詳しく解説されているため、フォローはされている。
テイルスの名前が「テイルス・ザ・フォックス」になっているなど、ミスもあるのだが。
問題点
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タッチペンでしか操作できない
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CMでは、「すべての操作はタッチペンだけ」とタッチペン操作であることをウリにしているような宣伝をしていたが、お世辞にも操作しやすいとは言えない。
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そもそも本作の発売は2009年であり、既に「タッチペン操作」の真新しさが薄れてしまっている状況である。
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操作しにくいだけでなく、タッチペン操作だと画面の一部が手で隠れやすいのも問題。
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特に、固有能力の「飛行」は操作キャラより離れた場所にアイコンが出現するため、アイコンが出現しても手で隠れて気付かなかったりする。
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ボーナスポイントを保持できない
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レベルが上がると貰えるボーナスポイントは、必ずその場で割り振らなくてはならない。強敵が現れたときのステータス補強に備えてポイントを溜めておくことはできない。
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なお、通常の(パワームーブ習得用の)ポイントは溜めておくことが可能。
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サウンドが変
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チャオが孵化したときや、ビッグが固有能力を使ったときなど、イマイチ何の音なのかわからない音が鳴る。
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ラストの展開(ネタバレ注意)
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クリフハンガーエンド
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ラスボスを倒したソニック達が元の世界に戻ってくると、世界はすっかりエッグマンによって支配されてしまっていた。
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ソニック達が絶体絶命の状況に陥る中、「こんなエンディングを作ったゲーム会社の話をしないか?」などとメタ発言をしてBiowareの紹介を始める。
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エッグマンによって支配された世界はそのまま放置して終了、という後味の悪い終わり方である。
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元々ソニッククロニクルは海外で製作されたゲームなので、海外の感覚ではおかしくない、という見方もできる。
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このようなエンディングのゲームなのに(日本のソニックファンのために)発売してくれただけありがたい、とみるべきか。
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総評
「ソニックシリーズ初の本格RPG」である本作だが、実際、ストーリーは「ソニックシリーズのRPG」として納得のいくものに仕上がっている。
しかし、「操作がタッチペンのみ」という操作性の悪さ、エンディングの中途半端さ、ソニックとRPGの(ゲーム的な)相性の悪さが足を引っ張る形となった。
また、ソニックシリーズは音楽が評価されることが多いが、本作は音楽にも取り立てて褒められる部分はない。
スピード感や爽快感といった、ゲーム的なソニックらしさをRPGとして落とし込めていれば良作になれたかもしれない。
余談
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上述した通り、本作のエンディングは続きを強く意識したものだが、未だに続編は発売されていない。
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本作は、既存のソニックシリーズだけでなく、ソニックXや海外アニメ版、アメコミ版からも設定を盛り込んだような作風になっているのだが、アメコミのアーチ―ソニックの作者から訴訟を起こされてしまいお蔵入りになってしまった模様。
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本作の煽り文に「空に浮かぶエンジェルアイランド」と言うものがあるが、
エンジェルアイランドは空に浮かんでいるのが普通
である。
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一応本作は空に浮かんでいるエンジェルアイランドがストーリーに関わってくるため、間違いではないのだが……
最終更新:2026年07月13日 23:25