【ぐるめせんたい ばらやろう】
ジャンル | ベルトスクロールアクション | ![]() |
![]() |
対応機種 | スーパーファミコン | ||
発売元 | ヴァージンインタラクティブエンターテインメント | ||
開発元 |
フューパック ウインズ |
||
プレイ人数 | 1人または2人 | ||
発売日 | 1995年9月29日 | ||
定価 | 9,800円(税別) | ||
判定 | バカゲー | ||
ポイント |
奇をてらった回復手段 濃すぎる世界観 アツい システム自体は良作 |
スーパーファミコン後期のベルトスクロールアクション。
「ぐるめせんたい ばらやろう」
と読む。
超兄貴シリーズなどで知られるWINDSが開発。企画したのは後に『カルドセプト』や『ケツイ~絆地獄たち~』などのキャラクターデザインで名を馳せる斉藤智晴。
20XX年、魔天都市ゼウスは第三次世界大戦の核の炎から、奇跡的な復興を遂げた。
だが、この都市で生き抜くには、己の力とテクノロジーそれとプロテイン(強化食品)が必要だった。
やがて、「全てのプロテインと力を我が物に」のスローガンのもと、悪の秘密組織『バース』が誕生した。
『バース』は日ごとにその勢力を増し街中であらゆる凶悪犯罪が頻発、ゼウスは破滅の危機に瀕していた。
ゼウス首脳陣は、この絶望的な状況を打破すべく、秘密裏にあるプロジェクトを進行させていた。
それは最強の肉体に最強の科学装甲をまとう強化兵士を作り上げることだった。
そして遂に、3人の改造人間を生み出すことに成功した。
…あまりのきらびやかさ故、彼らを見た首脳陣は顔面蒼白のまま「薔薇野郎…」そう口走ったという。
そして彼らは、生まれ故郷ゼウスを救うべく、『バース』に戦いを挑むのであった…
+ | アツいヤツらの解説 |
ややボリュームは少なく単調だが、操作性が快適なアクションゲームで完成度はそこそこ高い。
だが様々な技や凝ったグラフィック、アツいBGMなどに加え、『超兄貴』をさらに味付けしたような世界観とシステムの彩りが、このゲームをバカゲーたらしめている。
決してメジャーではないものの、未だにアツいコアなファンを有する異色のアクションといえる。
*1 例えば魚と米の場合、魚をメインにするとマグロ丼になるが、米をメインにするとシーフードピラフになる。
*2 後述の海外版はそれぞれ「Mild」「Medium」「Spicy」となっている。訳としては妥当だろう。
*3 後述の隠し要素を使えば「ヌルい」でもプレイヤーキャラクターとしてのみ登場させることが出来る。
*4 この一枚絵にはゲームオーバーの表記はあるがれっきとしたエンディング画面であり、プレイヤーが倒されたときのゲームオーバー画面が存在しない(プレイヤーが倒されると、ゲーム画面から直接タイトルに戻る)
*5 ちなみに隠し要素を使ってクリア可能な敵キャラクターで難易度「ふつう」以上をクリアすると、何故かスタッフロールBGMがオプション画面で流れているものになる。
*6 海外では本作の版権を保有しているPiko Interactiveがパブリッシャー
*7 先述の『アイアンコマンドー 鋼鉄の戦士』も先んじて2016年7月13日にSteamでの配信が開始されている。