【ぱわぷろくんぽけっとじゅうよん】
ジャンル | 野球バラエティ | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 1024MbitDSカード | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
開発元 | コナミデジタルエンタテインメント(パワプロプロダクション) | |
発売日 | 2011年12月1日 | |
定価 | 5,250円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
賛否両論の過去主人公・ヒロインの「正史」 路線変更の裏サクセス 新モード「トツゲキ甲子園」は好評 シリーズ最終作を意識して作られた いつの時代でも、最後は子供がヒーローさ。 |
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パワプロクンポケットシリーズリンク |
+ | 本作の彼女候補 |
+ | ... |
低迷した売り上げとニンテンドー3DSのハードの台頭に挟まれ、半ば「打ち切り」となってしまったパワポケシリーズの最終作。
全体的な広告などから小学生向けをある程度狙ってはいたものの、ジャジメントのジオット一派とヒーロー達の抗争を引きずったストーリーが新規取り込みの足を引っ張った様子で、やはり売り上げは伸び悩んでいる。
それでも最終累計売上は約11万と健闘はしている。
放置された伏線は多いモノの、一応の「完結」を試みており、過去主人公の行く末などもその一例であるのだろう。
一人の少年が極亜久高校に入学して一人のメガネと共に野球部を再建した所から始まった「パワポケ」の物語は、弱小球団が成り上がり、少年とメガネが殴り合いの果てに共に再び手を取り合い、呪われ、入れ替わり、未来を変え、ヒーローが生まれ、アンドロイドが育ち、かつての不正義が別の正義として街を救い、超能力者が戦争に駆り出され、真面目で哀れな子供が野球なんかで世界を変えられないと諦めながら殺され、ネトゲの野球で危機に立ち向かい、野球で逆襲し、そして最後は野球好きの少年の慈悲・寛容で人類と未来と一人の少女を救って完結した。
だが再びパワポケの愉快でダークで野球してるんだかしてないんだかわからない慈悲・寛容に溢れた雰囲気のゲームを望む声は決して少なくない。
+ | ややネタバレ |
*1 ガッツ-100 やる気-10 センス△、ムード△に加えて、投手だと四球、一発、寸前△、対左打者△、回復△、対ピンチ△、スロースターター、キレ△、ノビ△を与え、野手だと三振、エラー、チャンス△、走塁△、左投手△、盗塁△、チームプレイ×、サブポジ△を与えてくる。一番きついのは「ガッツ」が削られる事。
*2 この理由を【さやかから逃げない】【さやかが逃がさない】と考えるとしっくり来るという人は多い。
*3 2011年の先発投手で防御率1点台を記録したのは、セ・リーグでは吉見投手と内海投手の2人。パ・リーグでは田中投手、ダルビッシュ投手、和田投手、杉内投手の4人。
*4 実質的にはヒーローズ。
*5 例えば来世、レッド、炎上
*6 目史亜、富流斗、亜礼久、衛具是、十一番、八番
*7 ネタバレを嫌ったものだろう、現にナイトメアーズや十三番高校もアレンジチームにはなかった。
*8 某波動砲で観客席まで飛ばされるテニスとかコンクリート破壊シュートをするサッカー漫画とか
*9 3の「ドリームドルフィンズ」(ゲームクリエイターのもじり)、4の「湖南高校」(探偵ネタまみれ)、6の「シブリーズ」(スタジオジブリ作品ネタ)や「USスーパーヒーローズ」(アメコミやアメリカを連想させる言葉のみで構成)、7の「緑満高校」(カプコンのゲームネタ)等。