ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!

【だうんたうんすぺしゃる くにおくんのじだいげきだよぜんいんしゅうごう】

ジャンル アクション
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対応機種 ファミリーコンピュータ
メディア 2MbitROMカートリッジ
発売・開発元 テクノスジャパン
発売日 1991年7月26日
定価 6,500円
配信 バーチャルコンソール
【Wii】2009年5月12日/500Wiiポイント
【3DS】2013年7月10日/500円
【WiiU】2013年12月4日/500円
判定 良作
くにおくんシリーズリンク

概要

  • テクノスジャパンの人気作「くにおくんシリーズ」。見下ろし型2Dアクションで、敵を倒すとレベルが上がり、金で必殺技や装備で強化していくRPG要素もある。
  • ダウンタウン熱血物語』を下敷きに必殺技や設定を大幅にパワーアップしたベルトスクロールアクション。また、FC版くにおくんシリーズでは唯一のバッテリーバックアップ対応ソフトでもある。
  • 舞台は江戸時代の日本。くにおくんシリーズに登場した様々な面々が敵味方とし、事件解決のために日本全国を歩いて周る。
    • ストーリーを進めるには敵の一家がいる場所をマップで確認して追いかける必要がある。敵の一家がいる国まではわかるが、細かい居場所まではわからない為、敵を追いつつ追われつつ日本中を駆ける事となる。
+ 日本各地をめぐる地域の概要
地名 特徴 民謡BGM
するが 現在の静岡県。文蔵一家の家があり、キャラチェンジはここで行える。 ちゃっきり節
かわち 現在の大阪府。商業の町として栄えており店がとても多い。 河内音頭
えっちゅう 現在の富山県。水源地が近いのか水流が多く立体交差している地形が特徴。 越中おわら節
りくちゅう 現在の岩手県。山間が多く溶岩も流れ出しており温泉地でもある。 南部牛追唄
とさ 現在の高知県。湾岸地域で島が点在し、海が大部分を占めている。 よさこい節
こうずけ 現在の群馬県。湿地が点在する夕日情景が眩しい地。 八木節
ながと 現在の山口県。洞窟が随所存在する入り組んだ地形。 男なら
いなば 現在の鳥取県。果てしなく砂地が広がる砂丘が特徴。 貝殻節
ひぜん 現在の佐賀県・長崎県。異国情緒があふれる町で店が多い。丘からは蒸気船が拝める。 長崎のんのこ節
えぞ 現在の北海道。地面がすべてすべる氷と雪で覆われている。 北海盆唄*1
  • 二人同時プレイが可能。コンフィグでNPC操作か2P操作か選択でき、双方の攻撃が干渉するか(殴り合えるか)どうかも選べる。
  • 武器も様々。身近にあるものから物騒なものまで種類は数多い。
    • 武器は使うだけでなく、武器自体を蹴ったり叩いたりして滑らせて敵にダメージを与えることも可能。
    • 上に乗れる武器も存在する。水流に流れる武器に身を任せて敵を翻弄・陽動させることもできる上に、「やまだのじゅつ」を会得していれば、やまだ無双なんていう芸当が可能。*2
+ 武器一覧
武器 リーチ・攻撃力・性能
小石 リーチ性能は最も低くぱんちと同程度。攻撃力は低め。
竹槍※ リーチは中程度であり攻撃力も中性能。ドスを長くしたような見かけだが、どすすぺしゃるは使えない。
戸板 リーチが長めで離れた敵にも当たりやすい。上に乗れる。
リーチはやや短いが口が上に向いていれば中に入れる。また被ったり被らせることもできる。また上にも乗れる。
ドス※ リーチは中程度だが攻撃性能は申し分なく、どすすぺしゃるを使える。見た目とは裏腹に効果音が個性的。*3
大八車 リーチは長く攻撃性能も高い。体当たりしたり轢いたり汎用性に優れる。上にも乗れる。まっはたたきにどうぞ。
切り株 リーチは短め。攻撃力も中性能。時折転がることがあり上に乗ることができる。
リーチは短いが見た目通り攻撃力が高い。上にも乗れる。水流に流される速度が遅く取り扱いし易い。
ダウンした
敵・相棒
最もリーチが長い。敵で敵を叩くこともできる。もちろん相棒も武器として使える。しかし、起き上がってしまうのが難点。
※地面に置かれている武器を場外に出した上で、敵に持ち込んでもらう必要がある。
  • 施設は全部で10種類。状況や手段によって利用ができる。
+ 施設紹介
店名 概要
よろずや 装備品や技などを取り扱っている。
だんごや・めしや・
うどんや・そばや
体力をその場で回復する食べ物を取り扱っている。一部所持できるものもある。
とば 丁半で賭けができる。勝つと払った金額に応じて倍になる。
くすりや 気力を回復させる「薬」を取り扱っている。その場で回復せず、全品所持品として扱う。
やどや 100文で気力・体力が全回復する。
なぞのみせ 各地に隠れている強力なアイテムを扱うお店。
ぶんぞうのいえ 仲間(相棒)の入替えができる。ストーリーを進める為にも立ち寄る必要がある。

シリーズとの変更点

  • ボス登場までに倒さねばならないザコ数が10人と前々作『熱血物語』より多い(物語では4人)。
  • 画面内の出現可能武器数が『行進曲』では4つまでだったが、3つまでに減った。
  • 行進曲では軽いダメージを受けただけでは持っている武器を落とさなかったが、少しのダメージで落としてしまうように変更。
  • 必ず相棒を連れていく形となった。1Pプレイの場合はCPUが操作を担当し、「さくせん」である程度制御する事が出来る。
  • 体力が0になっても気力が体力に還元されて復活するため、体力気力ともに0にしなければとどめにならないという独特のシステム。
    • 厳密にはダウンタウン熱血物語から体力を気力に還元するシステムだったのだが、こちらは気力が表示されずに、32以下の場合は復活しなかったので若干影が薄かった。
      しかし本作では体力気力がともに0になるまで起き上がってくるので敵も味方もかなりしぶとくなった。
    • 気力ゲージが体力ゲージの下に表示されるようになり、耐えられるかどうかがわかりやすくなった。
  • 能力アップの形式はアイテム装備の他、敵を10体倒す度*4にレベルアップ形式に変更。あらかじめ割り振っておいた成長率に応じて能力が上昇し、一部の必殺技を覚える事もある。
  • ダウンした敵への追い打ちアクションが増えた。『熱血物語』では「すとんぴんぐ」と「持ち上げ」のみだったが、「腰かけパンチ」「ジャイアントスイング」等の攻撃手段が大量に増えたため、ダウン中の危険性が増した。
  • 26もの必殺技があり、レベルを上げる・店で買う事で覚えられる。

評価点

  • メインのアクション部分は「見て楽しい、触って楽しい」と、シンプルにして良質。
    • アクション性が向上し、また難易度が緩和。比較的シビアな攻略が要求されるシリーズ作品の中では大胆な方の作りであり、プレイヤーの好きに暴れられるようになっている。
      • 基礎アクションも追い打ち含めて大量に攻撃手段が増加、加えて、シンプルな操作で26もの必殺技を繰り出せるのはFCのアクションとしては特筆すべき点であると言える。
    • キャラクターの挙動は相変わらず多彩で、見ていて楽しいモーションが多い。
    • オブジェクトがコミカルで、石や岩はもとより、桶や、なんと荷車まで武器として使用できる。倒れた敵を荷車で轢いてペシャンコにすることもできる。
      • なぜか桶を頭にかぶることもできる。ただしその状態になると技が一切出せなくなる。桶を取るには攻撃を受けるか、走って壁にぶつかって一時ダウンするしかない。
    • フィールドも平地や坂、川や池、つり橋、崖、谷、溶岩と多彩。崖や谷に落ちると別のフィールドに移動したり溶岩に入ると敵味方関係なくダメージを受けていく*5というギミックも。
      • これを利用してザコ敵を谷や崖、溶岩に突き落としてやりすごしたり、「たいせん」で溶岩に落とし合い対決なんてやった御方も多いだろう。
      • それまでのシリーズでは商店街や校舎といった日常的なフィールドしか出ていなかったが「時代劇」という設定にしたことで、上記のあらゆるフィールドを無理なく落とし込むことに成功したといえる。
  • 「全員集合」に恥じない登場キャラ数
    • ダウンタウン熱血物語』では敵として大量に登場したダウンタウンキャラだったが、本作では時代劇と言う事で、関係がリセットされており、味方になるキャラが大幅に増えた。
    • 「豪田」演ずる文藏やダブルドラゴン兄弟演ずる「辰一」「辰二」等『熱血物語』では強敵だったキャラを仲間として使える楽しみがある。
      • 「金助(望月)」の「にとろあたっく」や「重吉(山田)」の「やまだのじゅつ」等、『熱血物語』では技が無かったキャラも個性的な必殺技を引っ提げて登場しており、以後のシリーズでもそのキャラの持ち技となるなど、後のシリーズに与えた影響も少なくない。
    • ショップの店員は『熱血物語』の島田真美演じる「お美津」であり、賭場は冷峰学園応援ガールの藍原静が演ずる「お紋」だったりとサブキャラもそれまでのシリーズのキャラが演じている。
    • 熱血高校ドッジボール部』からは「らおちぇん」と「へいるまん」が出演。またモブに戻ったと言えるが雑魚敵たちは『サッカー編』のドッジボール部員やサッカー部員と同じグラフィックである。
  • セリフも多彩になった
    • ダウンタウン熱血物語よりも種類が増えており、「親分に負けた時」「再戦した時」などでボスが違うセリフを喋るようになった。「つぎのげーむはとうどうくんとやまだくんだぜ」といったメタ発言も健在。
  • マップ散策や隠し要素の発見も楽しみの一つ。
    • 一つの地方に一つ以上「なぞのみせ」という店が隠されている。解りやすい洞窟の中から、断崖をおりて走り続けたり、一見唯の画面端にしか見えない場所を降りていく等隠され方は多彩。
  • エンディングこそ二種類のみだが、倒した敵や選択肢、連れている仲間によってストーリーが分岐する。中には連れていかないと(腹いせで一時的に)敵に回る等のギャグを交えた寸劇も用意されており、全体的にシナリオが愉快で親しみやすい。
    • シリーズにはつきもののおまけ要素も充実している。スタート直後から難易度を「やさしい」以下に落とさずに最後まで進め、ラストの選択肢で「いいえ」を選ぶと…。ニヤリとすること受け合いの展開が待っている。
    • さらには難易度を「ちょむず」にした状態でこのエンディング内でマイクに息を吹きかけると腰が動くという隠し要素がある。
  • 作中に流れるBGMはその土地の民謡を模したアレンジが多く、それぞれの雰囲気を美麗に演出しており人気高い。
  • 成長システムが経験値によるレベルアップ方式でステータスの割り振りも自由に設定でき、思い通りの成長をさせることが出来る。
    • あまり重要ではないパラメーターの成長率を下げて、あげたいパラメーターに当てるといったことが可能。
  • 設定できる要素が多い。
    • 選べる難易度。下げればボスを含めたほとんどの敵がパンチ一発で死ぬほど簡単になるが、上げると最初のボスに到達する事すら容易ではないところまで上昇する。
      • 中盤に登場する「甚六」は「ちょむず」にする事で全パラメーターがカンスト付近まで上がり、かつ強力な「にんげんどりる」を巧みに使ってくる為、時代劇最強のボスとして語り継がれる。
      • 同時期に登場する「仁左衛門」も自身や相棒が強ければ強いほど強敵となる。「へんしんわざ」で自分達の強さをコピーし、覚えている全ての技を繰り出すある意味甚六に引けを取らない強さを持つ。
    • 上記二人同時プレイ時のNPC/プレイヤー切り替えから殴り合いまで選択可能。さらにはNPCの志向性まで指定できる。
    • 水流の流れすら操作可能。限界まで調整すると別世界が広がる。
      • また、攻撃力のバランスや守備のバランスもいじくる事が出来る。例えば「ちょむず」のプレイは序盤はまるで歯が立たないが、攻撃バランスをうんと上げる事で攻撃が通るようになる。……かわりにこちらも一撃で吹き飛ぶリスキーなバランスにする事が出来る。
  • 「なぞのみせ」で売られているアイテムも様々な支援が受けられるものが多い。
    • 氷の地面に滑らなくなる「すのーせった」や荒地や砂漠に足が囚われにくくなる「すぱいくせった」や「らくだのきゃはん」、水流に全く影響されなくなる「かっぱのきゃはん」体力が自動的に徐々に回復する「まほうのきもの」大ジャンプして滞空時間が底上げできる「すけすけのたび」など支援アイテムが数多い。
    • 他にも装備している効果がそのまま2倍になる「こうかが2ばい」やレベルアップ時の能力アップが2倍になる「UPが2ばい」。敵ボス撃破時にそのボスが使っていた必殺技を会得できる「たつじんめがね」なども存在する。安価ではないが、頑張ってお金をためて買う価値はある。

問題点

  • 一部マップの地域境界が複雑に入り組んでいて分かりにくい地方がある。
    • また、「ひぜん」や「りくちゅう」などにある、落下すると別マップに移動するマップは転がされている最中に落ちてエリアチェンジになりやすいため、非常に戦いづらい。
  • 作中に説明が無く、実際に買って装備してみないとわからないアイテムがある。中には装備しても具体的な効果のわからない物や、特定の地形の影響を無効化するなどの追加効果のある装備品も(もちろん説明は無い)。
  • 戦闘バランスがやや不安定で、戦法がワンパターンになりやすい。
    • レベルアップ等による攻撃力の上昇や、特定の技や条件が重なると、敵が吹っ飛んで画面外にまで転がっていってしまう事がままある。追いかけて自分も画面外に出てしまえばエリアチェンジ(その戦闘は無効)となるため、敵が戻ってくるまで待たねばならない。しかもザコ敵はダウンからの復帰が遅い。
    • 気力の体力変換は「ダウン時且つ体力0の場合」に限るので、高威力の単発技は二発目以降は無駄が多く、逆に変換のプロセスが高速で繰り返されるダウン中に連続ヒットする技(ダウン専用追撃技も含む)が異常に強力。威力の高い技は上記の様に敵を大きくふっ飛ばしてしまうのでなおさら使い勝手が悪い。
    • 防御というコマンドがあり、ステータスにも防御の出しやすさが能力値として存在するが、非常に出しにくく死にステータスになっている。攻撃コマンドが防御に変化する仕組みだが、攻撃をキャンセルして防御に移行できないのと、防御のタイミングを与えない当たり判定が一瞬で出る必殺技が多いため。
    • 重力が軽くてキャラがふわふわ飛ぶ。特に敵のジャンプ攻撃は全部頭上で空振りするので萎える。
    • ドスなどの持ち込み系の武器は既存のフィールド武器を一旦画面外に捨てないと敵が持ってきてくれない。ボスで出てくる弥五郎(五代)も「どすすぺしゃる」を得意とするが、ドスがなくて必殺技が使えないということがしょっちゅうで、まったく手応えがない。
    • どんなに武器投げの威力を上げても武器投げで一撃で敵が吹っ飛ばず、屈むだけ。「わーぷしゅーと」でも同様。
    • 相手を持ち上げて投げ飛ばしてもダメージゼロ。大技であるはずのダブル魚雷もダメージゼロ。
    • 敵に吹き飛ばされると、「転がっている最中にもう一度殴られて吹き飛ばされる」の繰り返しを受けてなす術もなくハメられることが多い。特に1人プレイの場合はそのまま画面端まで飛ばされてエリアチェンジさせられるのでストレスが溜まる。
  • ストーリーの説明不足やバグ、設定ミスがてんこ盛り。
    • フラグ管理がマズく、内部的に存在している台詞が出なかったり、止めを刺さないことで仲間になるキャラに止めを刺しても普通に仲間になったりする。
    • なぜか再登場する一兵衛六兵衛一家。しかし弱いままでセリフに変化もなく倒しても何も無い。
      • 「そういえばおかしな二人組がいた」という情報と共に現れるのでいわゆるミスリードポジションなのだが、序盤ですでに無関係である事が判明しているのと、情報を得るまでもなくすでにおかしな二人組がマップにいるのでミスリードとしては微妙すぎる立場になっている。
    • シリーズで代表的なキャラである「りき」演ずる「力五郎」が隠しキャラにされており、進め方によってはゲームのエンディングまで「りき」が出てこないといった事も。
      • 特定のタイミングで1P限定でかつ相棒が倒される事によって出現するが、タイミングによってはバグにより何もしゃべらないでいきなり現れるため、キャラの背景が分かりづらく、謎のキャラクターに思われやすい*6
      • 辰一(辰二)も同様であるが、こちらは倒してとどめを刺す選択肢を選んでも仲間になる上に、すでに相棒が倒れていた場合、とどめを刺した瞬間に無言で仲間になると輪にかけて意味不明なことになってしまう*7
    • 説明書記載の虎蔵一家が登場せず、虎蔵自身はあさじろう一家の雑魚を率いて登場する。
      • 根立(半四郎)と松戸(仁左衛門)は説明書に記載されてはいるが今作でいきなりの初登場だったためほとんど「あんた誰?」状態だった。*8
+ ネタバレ
  • そして最大の問題点にしてバグ、ラスボスの一人(重吉)の謎の挙動。始めは仲間になるのだが、途中でいなくなってしまい、黒幕の「浅次郎」とつるんでいることを匂わせる。
    • しかしそのタイミングで「あっしを連れて行ってくれ!」と言い放ってなぜかまた仲間に復帰する。それから仲間の「重吉」を連れて行くと、「重吉」がラスボスとしても登場し、「重吉」が二人に増殖するという不可思議な現象が起こる。
      • 本来ならば連れて行った「重吉」が裏切るといったシチュエーションなのかもしれないが、そんな事は一切無い*9
    • また、ゲーム中に突然裏切ってくるつる松。倒しても意味不明のセリフを吐くだけで訳がわからない。実は催眠術で操られていたという設定があるが、ゲーム中に説明はない。
      • これも「重吉」を仲間にした状態で「つる松」と共に待機させる事で発生するので「重吉」が催眠術を使ったという形になるが、イベントによる説明は一切ないため、意味不明にしか映らない。
  • ……このため、「重吉」は獅子身中の虫というポジションにありながらバグや説明不足なせいでまったく意味不明なキャラになってしまった。
  • 説明書記載のボス使用必殺技が実際のゲームでは異なるキャラが存在する。そもそも記載と能力値が違うのが難。
    • ボスキャラは全員武器投げが強いタイプになってしまっている。素早さが高いはずの金助も足が遅い。
  • 説明書も間違いが多く、特にため吉一家のステータスが平七一家のステータスと混ざって滅茶苦茶になっている。
  • NPCの相方は画面外に出るといちいちプレイヤーの側まで戻ってくる。NPCは鬱陶しいことが多いが外すことが出来ない。
    • また、NPCの相方の攻撃を禁止する事が出来ない。ダウンする前の転がる敵を一度だけ殴って、画面外まで追いやるといった事を繰り返すため、敵を倒すのに非常に時間がかかってしまう。
  • 難易度の「やさしい」と「ちょやさ」が内部数値的に違いが無い。

総評

多彩な必殺技と異様にしぶとい敵、数の多い雑魚等を相手と、ひたすら戦い続ける事がポイントになっている。独特なベルトスクロールアクションであったくにおくんシリーズの中でも、かなり大胆かつ大味な立ち回りが容認される本作は、攻略していて楽しいというよりも、触っていて楽しいゲームとなっている。


移植

  • FC版発売二年後の1993年12月22日、GBでも発売。通信機能による2P協力・対戦も搭載されている。
    • GB版は全体的に良移植だが、モノクロ故にマップ画面で敵の識別が出来ない難点がある。
    • また、文蔵のパラメーターが異様に高くなっておりイメージ通りの最強の親分になっている、陸中の溶岩のダメージが無くなるといった微調整が加えられている。
      • 仁左衛門がまっはすいんぐを使うようになり、たつじんめがねを装備していれば撃破時に覚えられるようになった。
  • GBAの『熱血コレクション3』にも移植されているが、移植度に難がありセーブ機能が削られている
  • 他には携帯アプリゲームにも移植されているがこちらは色々と追加要素が施されている。
  • 純正移植はWii/3DS/WiiUのバーチャルコンソールで配信されているもののみ。
  • オムニバス形式としては3DSの『熱血コンプリートファミコン編』、Switch/PS4/XboxOne/Steamの『くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション』にも収録されている。
    • 『くにおくん ザ・ワールド クラシックスコレクション』に収録されている「クオリティアップモード」では上記の大半の問題点にメスが入っており、バグはほぼ全て修正された*10上に戦闘バランスにもアレンジが入る等、別ゲームと思わせるほどの大幅な修正が施されている。

余談

  • せってい画面でセレクトを押す事で名前変更できる裏技がある。さらにこの名前変更で「こがねむし」と入力すると大金所持・全裏技を習得済みになり、さらには「まっぷのかーそる」も手に入り自由にマップ移動が可能な状態となる。
    • 裏技でのみ「まっはすいんぐ」という必殺技が使用可能になる。高速でジャイアントスイングを決める技で、広範囲の敵をなぎ倒せるが味方も巻き込む上、ジャイアントスイング中の敵にダメージは殆どないので実用性は無い。が、見ていて何か楽しい。
    • GB版では「いいかんじ」と入力する事で同等の裏技ができる。
  • 金助が一旦仲間から外れた後戻ってきた時にステータス割り振りがバグってしまい、めちゃくちゃ高い値を設定できるようなり一瞬でMAXまで成長できるようになってしまう。
  • 本作の登場人物はすべて「くにまさ(演者:くにお)」といった表現がなされている為、「くにお」達が時代劇を演じているような扱いだったが、近年では「くにお」と「くにまさ」は別のキャラクターとして扱われている。

*1 ドリフターズの歌として有名な為、『8時だョ!全員集合』で聞いた事がある人も多いのではないだろうか。オリジナル楽曲はこちらである。

*2 ただし、こちらは「きょうりょく」状態にしても相棒には当たり判定があるため、下手をすると相棒を倒してしまうことも…。

*3 刃物とは思えない程に「ポンッ」と軽い音が鳴る。本物ではなく劇であるという演出だと思われる。

*4 厳密には体力気力を0にした瞬間に1カウントされる。なのでダウンしていなければ倒した判定の敵でも普通に襲い掛かってくるが、1ダウンで倒れる。

*5 一度入るだけで、体力が半分に減るという大ダメージを受ける。無論たいりょく・きりょくが0になると敵味方関係なく死ぬ。

*6 バグらなかった場合も「お前には世話になったぜ」と唐突なセリフを喋るので意味がわかりづらい。一応、「よのすけ」の手引きで助太刀してくれる事になったのだが、その背景が語られる事はない

*7 本来ならばとどめを刺さなかった事に感謝して仲間になってくれるのだが……とどめを刺すふりをして見逃したのだろうか?

*8 ただし松戸に関しては本作の「仁左衛門」のストーリー上でも戦闘上でもインパクトが強く、以後のシリーズでも「仁左衛門」は出るが「松戸」が出てくる事は極端に少なくなり、逆に松戸本人が「あんた誰?」になるという逆転現象が起きている。

*9 2Pが仲間を操作する事も想定して、仲間が裏切るといったイベントは作りづらいのかもしれないが……

*10 ボスキャラのステータスが設定どおりになったり、虎蔵一家の雑魚がちゃんと登場する等の修正がある。