【ぜるだのでんせつ かみがみのとらいふぉーす】
ジャンル | アクションアドベンチャー | 高解像度で見る 裏を見る |
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対応機種 | スーパーファミコン | ||
メディア | 8MbitROMカートリッジ | ||
発売元 | 任天堂 | ||
開発元 |
任天堂 エスアールディー |
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発売日 | 1991年11月21日 | ||
定価 | 7,700円 | ||
セーブデータ | 3個(バッテリーバックアップ) | ||
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2006年12月2日/900Wiiポイント(税5%込) 【WiiU】2014年2月12日/900円(税5%込) 【New3DS】2016年3月4日/926円(税8%込) |
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書換 |
ニンテンドウパワー 2000年8月1日/1,000円/F×2・B×4 |
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判定 | 良作 | ||
ポイント |
初代からすべての要素が進化 2Dゼルダの基礎を築いた |
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ゼルダの伝説シリーズ |
ある夜、あなたは女の子の声で目を覚まします。声は頭の中に話しかけてきました。
「助けてください…… 私の名はゼルダ…… お城の地下牢に捕らわれています」
夢なのか現実なのか、あなたは飛び起きます。
すると、いつもはもう寝ているはずのおじさんが出かける支度をしています。
「朝までに帰る、家から出るな」
そう言葉を残して大きな体を揺すり、おじさんは家を出ていきました。
薄明かりの中でおじさんの手に剣と盾が見えました。何かいつもの夜と違います。 声の主は、何を伝えようとしているのでしょうか。
そして、おじさんは、どこへ、何をしに行ったのでしょうか……。
こうして、雨が降る不吉な夜に、ゼルダの伝説は始まろうとしています。
ディスクシステムで発売された『ゼルダの伝説』の続編で、ゼルダシリーズ第3作目。
サイドビューアクションを基調とした前作『リンクの冒険』から一転し、初代と同様の見下ろし型マップによるアクションアドベンチャーである。
主に1作目と比較しての操作面等での変更点について記載する。
+ | 例えば… |
一部のアイテムや魔法がやや強力すぎるため、FC時代から見ると難易度は低めである。
+ | 攻略情報のネタバレに付き隠し |
取り立てて目立った短所が無く、現在プレイしても充分に楽しむことができる高水準なアクションゲームといえる。
雑誌『ファミ通』のクロスレビューにおいて当時の最高点であった39点を記録する(*10)など、現在でもスーパーファミコンを代表するゲームの一つとされている。
ゼルダのシステムを完成させた本作は今なおシリーズ最高傑作との呼び声も高い。
バーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineでも配信されており、2Dでわかりやすいこともあり、ゼルダの入門用としてもお勧めできる逸品である。
+ | SFCゼルダの伝説CM【Full Ver】 |
【ぜるだのでんせつ かみがみのとらいふぉーすあんどよっつのつるぎ】
ジャンル | アクションアドベンチャー | 裏を見る |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
任天堂 カプコン |
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発売日 | 2003年3月14日 | |
定価 | 5,040円 | |
プレイ人数 |
【神々のトライフォース】1人 【4つの剣】2~4人 |
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備考 | 『4つの剣』プレイには参加人数分のROM+GBAとGBAケーブル必須 | |
判定 | 良作 | |
ポイント | 『4つの剣』連動で『神トラ』に追加要素出現 |
『神々のトライフォース』をGBAに移植し、同時にマルチカートリッジ専用ゲームである『4つの剣』を収録した作品。
『神々のトライフォース』は一部変更点はあるが際立った変更要素は無いのでオリジナル版をプレイした人でも新規ユーザーでも問題なく楽しめる作品。
携帯機で快適にプレイしたいならVC版よりこちらを購入するといいだろう。
『4つの剣』はみんなで楽しめる協力型ゼルダとなっており、いつものゼルダでは味わえない要素を楽しめる作品。
ただ『4つの剣』はマルチプレイ専用なので、追加された隠し要素が良点になるかはプレイヤーの環境次第だろう。
*1 さり気無く、おまけにライフも回復させてくれる。
*2 大半の敵は触れただけでハートが2~3個分も持って行かれてしまう
*3 初代『ゼルダの伝説』もダメージ軽減の赤い指輪(入手すると服が赤くなる)もラストダンジョンで入手するため、オマージュとも言える。
*4 一応、ダンジョンの入口に戻れるアイテム・マジカルミラーでボス部屋から脱出は可能
*5 肝心のボス直前にはわかりやすい位置に魔法力全回復のアイテムがあるためほぼ全快の状態では臨める。
*6 シェイクか魔法の粉で変化させないと倒せない敵が1種類だけいるが無視して差し支えない
*7 ただしバリアの攻撃力はL3の剣以下、回転斬りも使えなくなる
*8 一応そのダンジョンの攻略を後回しにしている間は使用し続けることは可能
*9 一応、ムドラの書を使わずに石版を調べれば古代文字メッセージを何度でも見られるが、大して意味は無い
*10 後に『時のオカリナ』がファミ通史上初の40点満点を叩き出したことと合わせ、ゼルダシリーズの評価の高さを物語る一つの証左と言っていいだろう。
*11 一応ゼルダは7賢者の末裔であり、リンクはその7賢者を守ったナイト一族の末裔という設定はある。
*12 任天堂関連だと『ファイアーエムブレム』のマルス王子も演じており、たまにネタにされる。
*13 進むべきページの指定ミスやパラメータのミス等、進行に支障の出る誤植をゲームブック界隈ではバグと呼ぶ。
*14 フィールド各地にいる大妖精はライフ全回復。フィールド各地などにある「妖精の泉」は実質ライフ全回復&空きビン全てに妖精を補充可能
*15 神トラ同様のライフ全回復だけでなく、ゲーム進行に必須なアイテムを授けたり、リンクを何らかの形でパワーアップさせるなど
*16 さらに敵のランダム化、LRボタンでのアイテム簡易切り替え機能など、様々な仕様変更も任意で加えられる
*17 ローソンで1997年9月30日~2002年8月31日まで、任天堂に郵送で2002年9月1日か〜2007年2月28日まで行われたゲームソフトの書換えサービス。空状態の専用メモリカセットを3,980円購入して別料金で書き換えて入れる必要がある。割高な上に端末の操作がわかりにくくスーパーファミコン自体が既に旧機種だったこともあって普及しなかった。しかもこういった既存タイトル専用タイトルに比べると書換え料が安かったが、当時の中古ゲームショップ販売が合法となった為、書換えサービスの存在意義が薄れた。
*18 専用新作ソフトとしては2000年11月29日に『メタルスレイダーグローリーディレクターズカット』が書換え開始された。因みにこれはスーパーファミコンそのものでも最後のソフトとなった。
*19 正確にはゲームオーバーもセーブ回数としてカウントされるのでノーミスも
*20 本作でもノーセーブクリアは可能であるが、バグで正常にゲーム再開が行えなくなる為、行わない方が良い
*21 特に落とし穴落下時はプレイヤーによってはかなり気になりやすい
*22 原作では次のダンジョンで手に入るアイテムを使えばカット出来たため、その対策と思われる