【ぜるだのでんせつ すかいうぉーどそーど】
ジャンル | アクションアドベンチャー | ||
対応機種 | Wii | ||
発売・開発元 | 任天堂 | ||
発売日 |
通常版 ゼルダ25周年パック |
2011年11月23日 | |
Wiiリモコンプラスセット | 2012年1月31日 | ||
定価 | 通常版 | 6,800円 | |
ゼルダ25周年パック Wiiリモコンプラスセット |
8,800円 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
周辺機器 | 要WiiモーションプラスorWiiリモコンプラス | ||
配信 | 【WiiU】2016年9月2日 / 2,700円(税込) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
「濃密ゼルダ」の名に恥じないボリュームと手ごわさ バトルの数だけ、謎解きがある 空中と水中の操作性が悪い |
||
ゼルダの伝説シリーズ |
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』に続く、Wii用『ゼルダ』の2本目。シリーズの25周年記念作品でもある。
ただし、『トワプリ』が元々ゲームキューブ向けに開発されていたのに対し、本作は当初からWii専用ソフトとして開発されている。
開発期間は実に5年にも及び、キャッチコピーに「濃密ゼルダ」とあるように、ゲームのボリュームだけでなく遊びそのものの密度に重点が置かれている。
操作面ではWiiリモコンを剣に見立てて振るなど体感的な要素が多い。
システム
Wiiリモコンのフル活用
グラフィック
サイレン
辛口モード
便利なシステム
直感的な操作方法による新しい体験
テンポのよさ
有機的に関連した収集要素
濃密なゲームボリューム
「伝説のはじまり」を描くストーリー
魅力的なキャラクター
高い難易度
操作性の問題
プレイテンポに関する賛否
その他
致命的な進行不能バグ
水中の操作性が悪い
その他のゲーム上のテンポの問題点
Wiiモーションプラスの機能が必須
一部違和感のある描写
+ | ネタバレあり |
一部アイテムについて
最初のボスの難易度
+ | 序盤のネタバレについて |
5年の歳月をかけて作られた期待の新ゼルダ。その出来は当時のファンの期待に応えるべきものとなっている。
シリーズの時系列の始祖に相応しい壮大なストーリー、高難易度でかつ操作体系やシステムを一新しながらも緻密なバランスを保つゲーム性は、その変化の激しさ故の賛否こそあれど多方面でハイクオリティな水準を保っている。
今までの低難易度志向によりゼルダから離れていたプレイヤーも振り向かせることに成功した一作ではあるが、逆に言えばそれだけ初心者やライトユーザーを突き放しているという事でもある。
それ故、「人気のあるシリーズだから~」と気軽な気持ちで手を出すことはオススメできない。ゲームとWiiリモコンプラスの操作にある程度慣れた上で、覚悟を持って伝説の序章に挑んでいただきたい。
+ | 若干ネタバレ要素あり |
*1 とあるアイテムを所持していれば確率で出るようになる。
*2 ただし、聖なる盾のように「くされボコブリンを怯ませる」事や、木の盾のように「防いだ矢を回収して拾う」事はできない。完全上位互換の関係と言えるのは鉄の盾だけである。
*3 剣は強化されたまま。
*4 一応、一部の薬は挑戦前に飲んでおけばしばらくは薬の効果を維持したまま戦う事ができる。
*5 分かりやすくはあるのだが、そのものズバリな場所や行動を指すものばかりではなく、紛らわしい要素も少なからず存在する。
*6 ただし、倒したりリンクから見えない場所に消えたりすると強制的に解除される。
*7 タイトルはHDリマスターのような名称ではあるが公式サイトではリメイクという体裁をとっている