【えーすこんばっとえっくす すかいずおぶでせぷしょん】
ジャンル | フライトシューティング | ![]() 高解像度で見る |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | アクセスゲームズ | |
発売日 | 2006年10月26日 | |
定価 | 5,040円 | |
廉価版 | PSP the Best:2007年9月20日/2,800円 | |
判定 | 良作 | |
エースコンバットシリーズ |
南オーシア大陸の南端に位置する、南半球の国・オーレリア連邦共和国。
寒冷な気候ながら地下資源が豊かなこの国は、戦乱とは無縁の生活を送っていた。
だがその平和は、内乱が終結したばかりの隣国・レサス民主共和国の突然の侵攻によって打ち破られる。
「長年にわたる、オーレリアによる搾取への報復」という大義名分と、空中要塞グレイプニルの圧倒的な破壊力を持って攻め寄せるレサス軍に、その侵攻を全く予期していなかったオーレリアは、なすすべなく陥落した。
…片田舎の、たった一つの基地を除いて。
オーレリア南西部に位置するオーブリー基地。
その地に所属する航空部隊「グリフィス隊」は、レサスに一矢報いるため大空へと飛び立った。
だがそれは、敵との戦力差を見せつけられ、さらなる長い戦いへと踏み込まざるを得なくなる無謀な作戦となる。
一方オーレリアの首都グリスウォールでは、戦争取材に訪れていた海外記者が小さな疑問を抱いていた。
「この戦争の真の狙いとは…?」
思い付きから始めた取材は、やがてレサスの思惑へと近づいていく。
+ | 使用可能機体一覧。多いので格納 |
+ | ミッションの詳細 |
バグ
処理落ち
他がよくできているだけあって操作性の難は非常に痛い所であるが、欠点を補えるだけの長所を備えている。
特にボリュームの観点では携帯機とは思えない程の量があり、同シリーズの一部据置機向けタイトルを上回る程。
キャッチコピーである「超高密度エースバトル」に恥じない内容となっている。
操作に関しても入力のレスポンスが悪いといった事は一切ないので、PSPでの操作に慣れてしまえば十分に目を瞑れるレベル。
ミッションの内容やストーリーもよく練られており、PS2三部作に次ぐ評価を受けている。
初心者から上級者まで幅広くカバーした作品であり、特に最高難易度のやり応えは本作の隠れた魅力でもある。
*1 北米ではGBA向けソフト「ACE COMBAT Advance」が発売されている。
*2 今作ではブリーフィング時にミッションの遂行年月日は示されないが、ムービーから2020年の出来事であることがわかる。
*3 名前の由来は「空の友人」。
*4 後に発売された『Xi』で同じコードネームの主人公が登場。恐らく同一人物。
*5 光学迷彩と広域を制圧できる衝撃波兵器を備えたグレイプニルなど。
*6 例を挙げると、イントロダクションの敵軍に追い詰められた状況、テクノ調BGMの中に1つだけロック調BGMが含まれている事、超兵器からの攻撃を渓谷に潜って回避する演出、ストーリー後半の夜間都市戦など
*7 プレイヤーにとっては当然「画面上で目視できるか否か」は非常に重要な要素であるが、敵機はプログラミングによって動く存在であるため、敵機とプレイヤー機の相互作用をレーダーはじめ各種パラメーターによって計算・判断しているのみであり、ゲームシステム上の処理としては決してプレイヤーを「目視」してはいないことに注意。