【てんがいまきょうつー まんじまる】
ジャンル | RPG | ![]() 高解像度で見る 裏を見る ![]() |
対応機種 |
PCエンジン スーパーCD-ROM2 ニンテンドーDS |
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メディア |
【PCE】CD-ROM 1枚 【DS】512MbitDSカード |
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発売元 | ハドソン | |
開発元 |
ハドソン レッドカンパニー アルファ・システム |
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発売日 |
【PCE】1992年3月26日 【DS】2006年3月6日 |
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価格 |
【PCE】7,800円(税抜) 【DS】4,800円(税抜) |
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廉価版 |
【DS】ハドソン・ザ・ベスト 2007年3月15日/2,800円(税抜) |
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レーティング |
【PCE】CERO:B(12歳以上対象)(*1) 【DS】CERO:全年齢対象 |
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配信 |
PCエンジンアーカイブス 2011年3月17日/838円(税10%込) |
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判定 | 良作 | |
天外魔境シリーズ |
前作『天外魔境 ZIRIA』(以下、ZIRIA)の続編。
日本をモチーフにした架空の国ジパングのうち『ZIRIA』では描かれなかった、中部地方~西日本(九州・四国を除く)が舞台となっている。
主人公は「火多の国」に住むイタズラ好きだが根は優しいガキ大将・卍丸。
自分が「火の一族」の末裔と知り、各地にいる「火の一族」の末裔を探し、暴虐の限りを尽くす「根の一族」と戦い、各地に開花した暗黒ランを切るべく旅立つ。
桝田省治節あふれる猥雑で生々しいイベントの数々
+ | もっと下世話に、もっと猥雑にの例(ネタバレを含む) |
前作『ZIRIA』からより一層のボリュームと派手派手しさと胸に響くシナリオやキャラクター達を盛り込んだ。
同時にRPGではほぼ慣習的であったレベル上げ重視のスタイルに対し、レベル上げをしなくてもやり方しだいで低レベルでもクリア可能なゲーム性を実現した。
前作で打ち出された、要所に挟まれるムービーイベントや、表情豊かなCGとフルボイスで描かれる魅力的なキャラクターなど今の時代のRPGの先駆ともいえる要素は本作にて完成度を高められ、高い評価を獲得することとなった。
+ | ネタバレ回避 |
*1 PCエンジンアーカイブスで付与されたレーティングを記載。
*2 極楽が低い段のうちは術の値が0のままなため。ストーリー上の理由はない。
*3 卍丸とカブキは6、極楽は9、絹が3。
*4 その前に戦う根の将軍(その地域を支配する大ボス)はまぐり姫の3倍強である。
*5 一騎打ちを行ない自分の攻撃、相手の攻撃を2~5回繰り返す技。
*6 たらい舟や落書きが実体化した舟、というものもある。
*7 当初「暗黒卵」のつもりで「あんこくらん」と口頭で説明したが勘違いされ、結果出来上がった不気味な人面蘭がインパクト等の面で卵よりいいかもという事で採用されたとか。
*8 モデルは当時の宮沢りえらしい。PCE版では服の下から乳首の影が浮き出ており、さらにセクシャル。
*9 敵1体に通常攻撃の2~2.5倍のダメージだが、使用後数ターン行動不能になる。
*10 敵1体に通常攻撃の2倍のダメージだが、攻撃目標を倒せない場合、与えたダメージの半分が卍丸に返ってきてしまう。
*11 敵1体に『攻撃力+(攻撃力+防御力)/2』のダメージを与えられるが、次に卍丸が行動するまで防御力が半減してしまう。
*12 段が上がりやすいためクリアまでのプレイ時間も大幅に短縮された。
*13 PCエンジンFAN 1992.1号「…このソフトはただハドソンの年末商戦のドル箱ソフトであるだけではなく、スーパーCD-ROM2を普及させる意味で重要な位置を占めていたからだ。近年激戦のゲーム業界に置いて、この決定はPCE界にとって正直痛い…。」
*14 新バージョンの事は当然言えないので、SUPER CD-ROM2規格が公表されるまではノーマルのCD-ROM2用ソフトとして発表していた。
*15 マップがアップと誤植されており、役者もおかしいと思いつつそのまま収録してしまった。