【らいとにんぐ りたーんず ふぁいなるふぁんたじーさーてぃーん】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox 360 Windows Vista/7/8 (Steam) |
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発売・開発元 | スクウェア・エニックス | |
開発協力 |
トライエース マーベラスAQL(*1) |
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発売日 |
【PS3/360】2013年11月21日 【360 DL版】2013年12月3日 【Win】2015年12月11日 |
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定価 |
【PS3/360 PKG】7,400円 【PS3 DL】7,000円 【360 DL】6,667円 【Win】2,200円 |
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レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ファイナルファンタジーシリーズ |
神話の終わり、人の物語
『ファイナルファンタジーXIII-2』の続編で『XIII』から続く「ライトニングサーガ」の完結編。
略称は『LRFF13』など。主人公はライトニングに戻り、プレイアブルキャラも彼女のみ。
『XIII』はストーリー先行のシリーズであったが、本作はそれとは対照的な「ワールドドリブン(常に変動する生きた世界)」をテーマに制作していたことがディレクター・鳥山求によって明かされた。
そのフレーズにたがわず、本作のシステムデザインには現実世界のような流動性が重視されている。
初回購入特典は、『ファイナルファンタジーVII』の主人公、クラウドの衣装をベースにした「ソルジャー1st」の装備一式。
また、購入する店舗ごとに異なるウェアが特典として付いてくる。
2015年12月11日にWin移植版が発売。一部を除くDLCと前作のセーブデータ特典を全て同梱している。
女神の死後、混沌の影響で崩壊しつつある世界で、再び目覚めたライトニング。
「終焉に向かう世界で人々の魂を救済し、神の創造する新たな世界に導く」…それが神から彼女に与えられた、<魂の解放者>としての使命である。
世界崩壊の猶予は13日。最期の13日に、ライトニングの物語が再び始まる。
彼女の眠っていた幾百年の間にかつての仲間は各地でバラバラになってしまい、彼女のそばにいるのはその一人であるホープのみ。
混沌の影響で人々は年を取らなくなっているようだが、なぜか彼の姿は少年に戻っていた…。
プレイヤーは主人公・ライトニングを操作して舞台となる大陸「ノウス=パルトゥス」を探索。
そこで、各地に存在する人々の最後の願いをクエストとして受注、戦闘や収集探索を用いてそれをこなしていく形を採る。
本作の世界はほぼ完全にオープンフィールドであり、また自身の強化は戦闘による経験値ではなくクエストクリアによる能力値上昇のみ。
本作において戦闘は、主にモンスターのドロップアイテム目当てに行われるものとなっている。
『FF』シリーズというよりは、『ロマンシング サ・ガ』のようなシステムを取っていると言えるだろう。
「ノウス=パルトゥス」は大きく分けて「ルクセリオ」「ユスナーン」「ウィルダネス」「デッド・デューン」の4つの地域から成り立つ。
+ | 本作のスタイリッシュな戦闘シーン |
せっかくのオープンワールド制ゲームでありながら、時間制限付きという事で前評判はよくなかったが、実際にプレイされる様になると、遊び応えのあるバトルや、これまでのシリーズには無かったRPG要素の大幅増加等から、前評判とは裏腹に好評の声が上がる結果となった。
TVCMで謳われた「FFの新たな挑戦」は、調整不足や不満こそ残る形にはなったが、概ね成功したと言える形に収まっただろう。
*1 スタッフクレジットより。