注意:このページでは、
PS3/PSV版『実況パワフルプロ野球2013』(判定:賛否両論・Ver1.20は改善/良作)と、
PSP版『実況パワフルプロ野球2013』(判定:なし)を紹介する。
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうにせんじゅうさん】
ジャンル | 野球・育成 | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション3 プレイステーション・ヴィータ |
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発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
開発元 |
コナミデジタルエンタテインメント (パワプロプロダクション) |
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発売日 | 2013年10月24日 | |
定価 | 3,980円(税別) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 賛否両論 | |
判定(ver1.20) | 改善 | |
良作 | ||
ポイント |
ソーシャルゲームと化したサクセス 課金システムは賛否両論、発売当初はバッシングも 一部メインキャラの謎の冷遇 課金以外のシステムとマイライフ改善は好評価 プレイを開始した時期によって評価が大きく割れる オンラインサービス終了後の充実したサポート 見捨てられたPSP版 |
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実況パワフルプロ野球シリーズ |
実況パワフルプロ野球の2013年版。
課金要素の導入、感謝価格としてパワプロシリーズとしては格安の価格で発売されることが話題となった。
野球部分はやや投高打低でPS3のパワプロではバランスが良いが、問題点が全く無いわけではない
使えなくなる旨のアナウンスは事前にされており、砂時計を使った強力な選手を作ろうとしていたプレイヤーはサービス終了前に全て使用したケースがほとんど。 現在は代わりにオンラインストレージを用いることで同様の効果を得られる。そのため、金特殊能力でガチガチに固めた選手や極限まで投手野手両能力を高めた選手を作ろうと考えても、オンライン時とほぼ同じ育成環境でプレイ可能。(*22)
PS3に移行してからの不満点をある程度解消しており、どちらかといえば良作寄りの本作ではあるが、やはり課金要素の導入は賛否両論であった。現在ではオンラインサービスは終了しており、デッキキャラの入手がやや手間はかかるもののオンラインサービスを行っていた時に比べれば簡単になっており、手軽に自由な選手を作れるサクセスを楽しめる一品。
普通のオンラインゲームだと、オンラインサービス終了後は作成したキャラ、集めたアイテム等は全て無に帰すのが半ば常識ではある。
しかし、寧ろオンライン時より気前のよいサービスを残し、永続的に快適なプレイ環境を提供してくれたことは非常に評価が高い。
特に育成環境(いかに強力な選手を作成できるか)においては、『2020』発売時点の現在においても、パワメジャを含む全パワプロ歴代で一二を争うと言っても過言ではない。
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうにせんじゅうさん】
ジャンル | 野球・育成 | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
開発元 |
コナミデジタルエンタテインメント (パワプロプロダクション) |
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発売日 | 2013年10月24日 | |
定価 | 2,980円(税別) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
PS3、PSV版と比べると明らかにボリューム不足 良くも悪くも価格相応 |
実況パワフルプロ野球2013のPSP版。
価格は2,980円。もともと安めのPS3/PSV版よりもさらに1,000円安い。
立ち位置としては『Basic版98』、『Basic版2001』に近いと言える作品。 決して遊べないことはない作品なのだが、他機種版のオンラインサクセスが盛り上がっていたこともあり、発売以降のフォローが全くなかったため影に埋もれることとなってしまった。
*1 24時間イベントデッキ枠を1枠追加する。
*2 使用すると1週間前の状態に戻ることができる、試合に負けた時にも使用可能。ただし季節の変わり目には使用できない。
*3 ボーナスの良い金曜日、土曜日か、社会人が長プレイ時間確保可能な日曜日が鉄板
*4 私服木村美香等は他のキャラが報酬の時と比べて異常とも言っていいほど上位のポイントが上がっていた
*5 水着、サンタ、エプロンといったコンパチバージョンが何度も配布されていた上に、性能も水着あおい、サンタみずきといった一部を除いて微妙であった
*6 過去作で取得できたワンシーム・カマイタチ・コノハオトシが該当
*7 野球仙人はイベント完走時に能力が上がらない不具合も存在した
*8 外野手能力の「レーザービーム」の上位互換能力「高速レーザー」を確率で取得できるが、甲子園前に体力が全回復する固有イベントが存在する文武高校ですら使い物にならない
*9 捕手限定特殊能力「ブロック○」の上位互換能力、「鉄の壁」を入手できる以外、守神以外の彼女キャラと比べて優れた点がほぼない。くろがね商業高校では「買い物上手」という固有特殊能力を入手できる可能性があるが、彼女以外にサクセス開始直後のイベントで入手できてしまうデッキキャラが存在する。
*10 付き合うまでの過程イベントの短縮、最大体力増加イベントが追加と大幅に強化され、修正前からもイベントを完走すれば莫大な経験点が入手できたためデッキキャラ全体から見た性能自体は決して低くはないのだが、貰える超特殊能力が微妙な点、特殊能力とコツをほとんど入手できない点、これらをカバーできる彼女キャラが他に多数居る点(木村美香、マロン、エミリが該当)からあえて使う理由が薄い。
*11 性格が悪かったのは『6』などの初期の作品であり、以降は割と普通のライバルだった。
*12 パワプロアプリなど
*13 9ではキレ4は一試合で20奪三振、ノビ4はノーヒットノーランなど
*14 さらに、最多で6人のエピローグを見ることができる
*15 ちなみに一位は前作彼女キャラだった「川星ほむら」と「ダイジョーブ博士」の2人。
*16 当初はモブ扱いだったが、芸農大附属配信より顔グラが追加
*17 私立パワフル学園とは「猪狩守と矢部明雄が所属する」くらいしか共通点のない、ほぼ別のチーム。
*18 一応、殆どの控えメンバーが弱い、デッキシステムで選手を引き抜くことも出来るが、前者は守備固めや代走以外で使われる事は無く、後者は引き抜かれた選手に応じて補充されるため、はっきりいって焼け石に水程度にしかならない。
*19 もっとも、得意練習が精神でコツも微妙の「小山雅」や「猛田慶次」など、得意練習・イベント・コツのどれも貧弱のキャラも存在するが。
*20 4月1週。それ以外の週でもランダムで発生することはある
*21 ただしデッキのレパートリーがないと育成効率が段落ちする、練習経験点が異様に少ない、専用イベントで貴重な精神ポイントを勝手に消費されてしまう、試合難易度が10シナリオ中最も高いなど、上級者向けのシナリオでもある
*22 ただし、カードを1枚消費して能力を飛躍的に上げる「ブースト」が使用不可能になり、多彩な変化球を持つ投手が作り辛くなった。そのため、投手だけはオンライン時より育成環境が1ランク落ちる……と言っても、何度も砂時計を使ったような選手と比較しての話だが。
*23 賛否両論点「デッキキャラの格差」に記載の通り、デッキキャラ中一二を争うと言っても過言ではない性能を誇る