【ふぁんたしーすたーのゔぁ】
ジャンル | アクションロールプレイングゲーム | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
発売元 | セガ | |
開発元 | トライエース | |
発売日 | 2014年11月27日 | |
定価 | 5,980円(税別) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:C(15歳以上対象) | |
備考 | 公式サイト | |
判定 | クソゲー | |
シリーズファンから不評 | ||
ポイント |
両極端のレベルペース ご都合主義のシナリオ アクションは良好 |
|
ファンタシースターシリーズ |
+ | 具体的には |
トライエースによる開発や狩りゲー要素、好評だったPSPo2を引き継ぐ携帯機作品という位置づけからある程度の期待を寄せられていた本作であったが、
売りにしたはずのシナリオの出来が悲惨すぎただけでなく、それ以外のシステム部分にも不評意見が多い。
「新プロジェクト」という公式の発言に汚名返上を期待し、続編を望む声もなくはないが、残念ながら現在この作品について語る声はシリーズファンの間でさえ殆ど見当たらなくなってしまっている。
アクション面においては携帯機として快適に遊べるよう工夫されてはいるが、謳い文句に不相応なシナリオの質やクリア後の凶悪なゲームバランスを軸とした深刻な問題点がその工夫を打ち消してなお余りあるものとなった。
本作を形容するならば、結局のところは良くも悪くも「『PSO2』のオフライン版」という一言に尽きる。
その原作は問題が山積みであり、そして本作も(一部アクションの改善がされているとはいえ)その反省がなされていないため、単体のARPGとしても狩りゲーとしても真っ当な評価が出来るようなクオリティとは到底言えない。
さらに『PSO2』には基本無料という強みがある以上、入門用としては同じハードで展開されている(VITA版PSO2は2020年9月16日に提供を終了している)原作を課金せずにプレイすればいいだけの話である。
となれば、本作にかかっている値段で相応の改善がなされていれば、擁護の余地はできていただろう。
つまりこの作品に金を払う価値があるかどうかは、控え目に言ってもかなり怪しいということになる。今なら投げ売りされているだろうが…
*1 インフラストラクチャー通信を用いたネットワークプレイは対応していないが、一応、アドホック通信を用いた協力プレイは可能となっている。
*2 一般的なRPGで言うところの魔法・術のようなもの。PSPo2ではテクニックの使用可否=フォース系統の武器の使用可否としてクラスごとに変更可能だったため、他クラスでも行使ができ法撃力の意味をより失いにくくなっていた。
*3 一応、バスタークラスのパラメーターはそれぞれに能力特化した他の3クラスのどれにも及ばないという、いわば器用貧乏のようなデザインをされているが、ストーリー中ではそのパラメーターの不利点は全く問題にならない。そして後述する本編クリア後はもはやパラメーター自体が飾りなレベルでバランスが崩壊するので違う意味で問題にならなくなってしまうというおまけ付き。
*4 逆にハード以下などの低難易度でしかでない素材もある。
*5 ちなみにこのコールドスリープから目覚めさせたクルーが規定値まで到達するとトロフィーが獲得出来る。
*6 解凍できるクルーは主要キャラを省いて344人もいる。
*7 十人十色とはいえ、ランダムで作成したような滅茶苦茶なキャラも少なくない。
*8 特定のレアリティの装備を作る際の必要素材数を軽減したり、レアエネミー(≒モンスター)の出現率を上げたり等。
*9 しかもがさつな動作が多い
*10 ☆10装備は発売当初のレアリティ最高ランクの装備。つまり、発売当初のバージョンにおける最高ランクの装備を整えており、レベルもその限界を突破しているという状況であろうと、最初から入っているクリア後クエストの時点で即死ゲーであると言うこと。アップデート前からはともかくとしても、Lv200・装備☆15追加でも大した改善にはなっていないあたりその理不尽度が窺える。
*11 シリーズ監修・制作協力担当のPSO2チームの一人として。エンディングのスタッフロールより
*12 稀に会話に名前が出てきたりすることはある。
*13 ちなみに、同様の条件が課せられるプロミスオーダーの中には「特定の武器種を装備して、ターゲットのギガンテスにプレイヤー自身がトドメを刺す」事を要求されるものもある。AIの仕様もあり、下手に仲間を連れて行ってしまうと難易度が跳ね上がってしまうことは言うまでもない。