【すたーおーしゃんふぉー ざ らすと ほーぷ】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | Xbox 360 | |
メディア | DVD-ROM 3枚組 | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | トライエース | |
発売日 | 2009年2月19日 | |
定価 | 8,925円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
コンテンツアイコン | 恋愛、犯罪、暴力、セクシャル、言葉・その他 | |
判定 | なし | |
ポイント |
戦闘システムは相変わらず高評価 好みが分かれるキャラ・シナリオ 快適性の低さ |
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スターオーシャンシリーズ |
『スターオーシャン』シリーズの第4作。主な略称は『SO4』等。
キャラクターデザインは『バッカーノ!』や『異世界食堂』などで知られるエナミカツミが担当。
本作から(正確には『1』『2』のPSP版から)はタイトルにはナンバリングが付くようになった。
基本
エンカウント
クリティカルの仕様
「サイトアウト」と「ラッシュモード」
ボーナスボード
BEAT
戦闘システム
BGM
シリーズ恒例要素
やりこみ要素
グラフィック
+ | メリクル・リムル・サラの特徴 |
キャラクター面
戦闘面
シナリオ面
+ | 以下、アナザーアースでの具体的な問題点を上げる。 |
+ | AA(画像版) |
+ | AA(テキスト版) |
キャラクターバランス面
その他
単体で見ればそれほど悪くなく、進化する点はしっかり進化しており、特にバトル面の評価は高い。
豊富かつやりがいのあるやり込み要素や楽曲含む優れた音響面など、「スターオーシャン」というシリーズで押さえるべきポイントもしっかり押さえている。
しかし、ストーリーの粗にマネキンのようなポリゴン、不便を強いる仕様等々無視し難い点が多い。
加えて、まがりなりにもコアなファンを持つ人気シリーズの久しぶりの新作であった為に問題点の方が強く目立ってしまった。
特にシナリオは、見所こそあるものの粗が多い上に人を選び、元々ストーリー面の評価が高いとは言えなかったSOシリーズにおいても特に批判されるものとなっている。
一部では、超展開が多くトンデモストーリーとも揶揄される『3』の後に出されたせいで、評価が低めな傾向にあるとも言われている。
しかし、皮肉にも次回作『5』の低評価により、発売からかなり月日が流れた後で本作が再評価され始めた。
それ相応のスペックは秘めた作品ということだろう。
【すたーおーしゃんふぉー ざ らすと ほーぷ いんたーなしょなる】
『4』から約1年後に発売された完全版。
『3』のときは同機種で「ディレクターズカット版」として発売されたが、今作では原作と異なるPS3でのみ発売された。
タイトルは『インターナショナル』となっているが、同社の『FF』や『KH』シリーズのインターナショナル版と異なり、いつでもボイスを日本語と英語に切り替え可能になっている。
システム関係で抱えていた問題の多くが改善され、360版に比べて遊びやすさは大きく向上している。
ただ、シナリオやキャラモデリングへの変更はなかった為、結局評価を大きく覆すには至らなかった。
先行した無印の評価が微妙だったことや、目玉となりうる大きな追加要素がなかったこともあり、360からPS3への移植にしては珍しく売上本数が無印に届かなかった。
(WiiからPS3/PSPではあるが『428』等、前例がないわけではない)
【すたーおーしゃんふぉー ざ らすと ほーぷ よんけー あんど ふる えいちでぃー りますたー】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 |
プレイステーション4 Windows 7~10 |
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メディア | ダウンロード専売 | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | トライエース | |
発売日 | 2017年11月28日 | |
定価 | 2,800円(税抜) | |
レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
コンテンツアイコン | 恋愛、犯罪、暴力、セクシャル、言葉・その他 | |
判定 | なし | |
ポイント |
高精細化したグラフィック ゲーム内容に違いはなし |
PS3版を元にしたリマスター版。グラフィック関係のオプションが追加され、環境によってはより高精細な画面で楽しめるようになった。
1年半後に販売された『1』のリマスター版と合わせ、PS4一台でナンバリングタイトル全てがプレイ可能になった。PC版はこれが初移植となる。
基本的にはPS3版準拠で、より美麗になったグラフィックで楽しめる良移植。
現在の環境で遊びたいのなら、このリマスター版一択だろう。
*1 スタッフ曰く、「『1』~『3』を3部作とするなら、本作はエピソード0」とのこと。
*2 前述のボタンにセットした必殺技や紋章術の事ではなく、L・Rトリガーに2つ以上の技をセット出来るようになるスキル名。
*3 『1』『2』でもクリティカル率を上げる効果のスキルは存在するが、それが無くてもステータスのCRTの値に応じてクリティカルは発生する。
*4 ちなみに、『3』のクリティカル効果は防御力無視ではなく、ダメージ計算中に+50%などの補正が付くタイプとなる。
*5 レベルアップで手に入るキャラクター個人のスキルポイントとは別に、プレイヤーが自分で選んだキャラに使用できるスキルポイント。アイテムクリエーションのレシピ開発でも使用する。
*6 通常はサイトアウト成立時の隙をキャンセルして出せるのは通常攻撃のみだが、ランクを上げたBEAT Sをセットしてるならば、即座に必殺技や紋章術へ繋げられる。
*7 『3』ではヒートアップゲージの増加率に敵の強さが関わっており、弱すぎる敵と戦ってもゲージを増やせない。また、戦闘不能になるなどの条件を満たすとその場でボーナスが終了する。
*8 経験値とフォルにかかる補正は、ともにボード1枚で+10%の補正がかかり最大で2.4倍まで。しかもボードの獲得数は14枚までなので、経験値と獲得フォルを両方とも2倍にする事は不可能。
*9 正確には4:5だが、後述するように男性陣の1人のフェイズは永久離脱してしまう。
*10 「からかっている」描写のつもりなのだろうが、本人のキャラのせいで煽っているようにしか見えない。
*11 惑星ロークに降り立った際の「生まれた所と匂いが似てるけど微妙に違う」という発言、トロップの町に住む占い師のイレーネを「おとぎ話に登場する賢者にして聖女」として認識している。
*12 エクスペルは『2』本編終了からたった数年で銀河連邦に加盟。ロークは詳細が直接語られている訳ではないが、『1』から僅か100年程度で加盟している。
*13 移動中やイベント中にボタン操作で特定のジェスチャーを取らせるスキル。
*14 拿捕したカルナス内にはエッジら複数の乗務員がいた形跡があるはずなので、他にもいるはずの(しかも優れた技術・武力を有するであろう)乗務員が何処にいるか分からない状態で狼藉を働くのはリスクが大きい。また、取り繕うヒマもないであろう目覚めた直後のレイミ自身の反応も取り乱しているとはいえない。
*15 なによりメタ視点で見ればCERO:B(12歳以上対象)で全裸を晒すイベントを入れるだけでも際どいのに、「実は性暴力も受けてました」という設定を確定させるのはあまりに無謀といえる。
*16 21世紀の地球出身である事やカルナスの反物質エンジンの事など、簡単に口を割らないであろう内容も聞き出しているので、自白剤の類を使ったのはまず間違いない。
*17 五反田氏が原案、則本氏が実際のシナリオを手掛けた。
*18 レイピア装備で通常攻撃は近接技のみながら、リンクコンボにセットして発動可能なのは詠唱を挟む紋章術のみ。近接専用の術や他の魔法キャラは不可能なガードレススキルをセットできるものの、詠唱そのものの隙はカバーしきれず、リムルの様なINT依存の必殺技も持たない。よく言えば剣と魔法によるオールレンジ対応キャラだが、実質的にはどっちつかずである。
*19 レムリックの場合、訪れた当初はすぐ近くに村があるが、シナリオを進めると移住が進みほぼ人がいなくなり、買い物やクエストは受けられなくなる。そしてもう一つの村はカルナスからそれなりに遠い。
*20 より正確に書くと、「エイオス・レムリック・ローク」に行く際にディスク2が、「EnII・バロックダーク(カルナス着陸地点)」に行く際にディスク3が必要となる。一応、EnIIとバロックダークの素材を採集する分にはディスク交換は必要ないのだが…。
*21 本作での採取ポイントは時間経過ではなく、カルナスに戻った時点で復活する仕様となっている。
*22 一部の技等に至っては、入手時期を本編クリア以降に先送りされている。
*23 ただし、PC版でも4Kでプレイするには推奨環境以上が要求されるため注意。
*24 2Dのイラストを3Dモデルに起こしたときに前髪の不自然さが強調されるのは良くあることなので、本作が特に出来が悪い訳では無いのだが、元々マネキンっぽいキャラフェイスのためより気になってしまう。