太鼓の達人 Wii Uば~じょん!
【たいこのたつじん うぃーゆーば~じょん!】
| ジャンル | 和太鼓リズムゲーム |  
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| 対応機種 | Wii U | 
| 発売・開発元 | バンダイナムコゲームス | 
| 発売日 | 2013年11月21日 | 
| 定価 | ソフト単品版:5,220円 太鼓とバチ同梱版:8,077円(共に税別)
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| 判定 | なし | 
| ポイント | 歴代最高の苦行過ぎるやりこみ要素 選曲はそれなりに高評価
 DLCの早期終了、有料化
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| 太鼓の達人シリーズリンク | 
 
概要
WiiUシリーズ1作目。全70曲を収録。
ゲームパッド単体操作やタッチ演奏など様々なプレイスタイルに対応している。
新要素として交代しながら演奏するバトンタッチ演奏が登場。
評価点
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版権曲ではケツメイシの「月と太陽」、ACで削除され遊べなくなった「夜の踊り子」、新曲の「HANDS UP!」、「豪食マイウェイ!!」「ガチで勝とうゼッ!」は本作限定となっている。
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その他旧作作品から「ミッキーマウス・マーチ」や「ナムコットメドレー」といった復活曲も。
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ナムコオリジナルでは「零の夜想曲」「ボクハシンセ」「ナイトメア・サバイバー」等アーケードからの初移植が多い。
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今まではアニメ曲のみだったポケモンからも、当時の新作であった『X・Y』のBGMのメドレーが収録され、ゲーム内BGMが初採用となった。
 
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ドンだーのレベルが上がった影響か、これまで隠しコースだった鬼が本作からデフォルトになった。
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豊富な着せ替え
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ゴールデンボンバーやマリオとルイージ等多彩な着せ替えで組み合わせはなんと1676億通り以上。
 
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WiiUになった事によるグラフィックの上昇。
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画面はアーケードそのままで、どんちゃんがぬるぬる動くのはWiiUシリーズのみ。
 
過去の評価点
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演奏終了後にMiiverseに投稿が可能で、選曲時に皆の感想や絵などが見られる。
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DLC楽曲は全て無料配信だった事
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有料なのは50円の着せ替えのみで楽曲は全て無料でDLができた。
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しかしわずか半年近くで定期的な追加配信が終了し、2014年9月16日には一部配信終了、有料化となってしまった。
 
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配信曲は『ファミコンリミックス』や『パズドラ』曲など期間限定配信のレアな曲もあった。
 
問題点
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裏譜面解禁条件が厳しすぎる
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最大の問題点。多人数プレイ前提なのか全て解禁するには太鼓カウンター999,999必要。
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太鼓カウンターは3DSの『ちびドラゴン』でも上限は同じだったが、あちらでは10万以降による楽曲解禁は無く殆どおまけ程度であったため、あまり批判は無かった。
 
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従来までは99,999で解禁なのに対し本作は200,000でようやく千本桜の裏譜面が開放されその後10万毎に褒美がある。
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1曲でも大体1,100程度であり1人プレイだととてつもなく時間が掛かる。
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また、本作は初期70曲と前作よりもボリュームがダウンしているので解禁するまでに飽きやすい。
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一応、本作で貰える裏譜面は、ほとんどの裏譜面がACまたは別の家庭用作品に収録されているため、本作で解禁しなくてもそちらで遊ぶことも出来るが、「ダイヤモンドハッピー」の裏譜面だけは現在本作以外のどの家庭用作品にも収録されておらず(iOS版は除く)、ACでもサヨナラ曲となってしまっているため、この譜面を遊ぶためには本作で解禁するしか方法が無くなってしまっている。
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しかもこの譜面の必要な太鼓カウンターは876,876発と、本作で2番目に多い。
 
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カンストで貰える裏譜面は本作で新たに追加された曲でしばらく本作限定だったが、後にACの『ムラサキVer.』にて追加され3DSの『時空大冒険』でDLC曲としても配信されたので、本作で開放する価値が薄くなった。
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またレベルは★9なので上級者にとってはインパクトが薄い。
 
 
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譜面が若干カクカク
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慣れるとあまり気にならないが、音符の動きがカクカク気味で音ゲーとしては問題。
 
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Miiverseの投稿が任意に出来ない。
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「終了後に投稿しますか?」の質問がランダムなので好きな時に出来ない。
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次回作では任意で投稿できるようになった。
 
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ゲームを起動すると最初にMiiverseに接続するかどうかを毎回聞いてくるため煩わしい。
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Miiverseに関する設定は記憶させることができず、ゲームを起動する度にMiiverseに繋げるかどうかを聞かれる。早くゲームを始めたいプレイヤーにとっては邪魔である。
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デフォルトで「はい」の位置にカーソルがあるが、現在Miiverseはサービスを終了しているため、「はい」を選択してしまうと必ず接続に失敗する。そのため、ゲームを手早く始めようと、適当にボタンを連打していると、サービスを終了しているMiiverseに接続を試みようとする時間が発生し、却ってゲームテンポが悪くなってしまう。
 
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判定がズレ気味。
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一応、内部上の判定はズレていないようではあるが画面上の判定では他作品だと可判定になってもおかしくないほど後ろにズレている状態で良になるため、慣れているプレイヤーは困惑するだろう。
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タタコンでプレイすると分かりやすいが、他作品以上にズレやすい。
 
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前述の通りDLCの早期配信終了、有料化
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現在無料配信は「会いたかった」「さんぽ」「みらくる☆トラベル」のみになり他は終了、税込162円の有料化になり現在はわずか15曲しか配信されていない。
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有料化はまだしも早期追加配信終了には残念がるプレイヤーが多数いた。
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最終的に全てDLしたとしても104曲と前作「超ごうか版」とあまり変わらないボリューム。
 
総評
新たなWiiUシリーズや選曲により期待が高まっていたが、裏譜面を始めDLCの早期終了等により不満点が目立ってしまった。
ただし本作で復活した曲や本作限定曲もそれなりにあるので、これら目当てなら買うのもありか。
最終更新:2024年12月13日 21:38