【なぞときばとるとれ でんせつのまきゅうをふっかつさせよ】
ジャンル | 謎解きアクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア |
ゲームカード ダウンロード販売 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | インフィニティー | |
発売日 | 2014年10月2日 | |
定価 | 4,740円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 2個 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
本家再現度は割と高い やり込み要素も充実 通信機能は一切非対応 「ゲーム」として見ると微妙な点も |
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日本テレビ関連作品リンク |
かつてレギュラー放送され現在でも不定期特番として人気を博している、日本テレビ系列のテレビ番組『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』(*1)(*2)(以下「TORE」)を元にしたゲームソフト。
本家でお馴染みのステージのほか、ゲーム版オリジナルのステージも遊べる。
番組スタッフが監修して作られたとあって、TOREの雰囲気をしっかり味わえるように作られているようだ。
なお、本記事では番組とゲームの対比の為に、本家TOREでのゲームルール等を引き合いに出して述べる。
大昔に栄えていた「ファラ男王国」の「魔宮」は今となっては廃墟と化し、そこには以前の王国民がヒトダマとなって存在している。
伝説の秘宝「黄金のファラ男像」を求めて「魔宮」を訪れたプレイヤーは、現在は魂だけの存在となった「ファラ男」に「魔宮」を復活させて欲しいと頼まれる。
「魔宮」の復活にはヒトダマとなってしまった神官に、ファラ男像を渡す必要があるため、プレイヤーは「間」といわれるステージをクリアし「ファラ男像」を集めることとなる。
以上、任天堂ホームページ上の商品紹介ページより引用
プレイヤーはまず、間(「ま」。ステージの事)をプレイし、クリアする事によって「ファラ男像(ふぁらおぞう)(*3)」を入手する。
ファラ男像を集め、ヒトダマ姿の神官に一定量のファラ男像を与える事で、神官は人間の姿に戻る。
各広間(フロアの事)には3人の神官がいる。
はじめ広間は薄暗く、ボロボロになっているが、神官が3人とも復活すると、神官達が働きだし、その広間は不思議な力で綺麗に整備(?)され、復活する(復活の際にムービー(3D非対応)が挿入される)。
神官達に渡すファラ男像の必要な数は、ゲームが進むにつれ多くなっていく。
これを繰り返し、魔宮全体の復活を試みる。
+ | ゲーム終盤のネタバレ |
+ | 各間の詳細。本家TOREでの間の細かいルール等はWikipediaのほうが詳しい。 |
+ | ゲーム終盤に関する問題点(ゲームの楽しみの一部を損なう恐れがあるので閲覧注意) |
「TORE」の様々な要素が作中にちりばめられており、世界観に入り浸る事も出来る。
「ゲーム」として見た時に細かい部分で微妙な点は幾つかあるものの、それでも一定以上の品質は保っている。
各間のゲームとしてのクオリティも充分あり、番組ファンにとって嬉しい要素も多い。
純粋に楽しむも良し、プレイしながら出演タレントの気持ちを考えてみるも良し。番組ファンの人もそうでない人も、ある程度楽しめそうではある。
*1 元々は『密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!』だったが、東日本大震災の発生で「釣り天井の間」「水没の間」等のゲームが被災者感情に対する配慮で自主規制となり、リニューアルされたもの。
*2 テレビでは2チームに分かれての対抗戦となっている。
*3 本家TOREでは、ファラ男像の数がスコアのような役割を果たしており、チームの勝敗を分ける
*4 その直前の「さいごの広間」で要求されるファラ男像は神官1人当たり12個ないし13個。ファラ男の復活には、さいごの広間で必要な総ファラ男像数37個ほどより多いファラ男像を要求される。
*5 番組に登場した間は全て登場している(「最後の試練」を除く。また、「新・壁の間」等「新」が付いている物は考慮していない)。
*6 本家TOREではチームメイトと協力したり敵チームと対戦したりする場合が殆どで、番組において最初から最後までソロで挑戦する物は「ミイラの間」のみとなっている(そのミイラの間でさえも、2人1組で挑戦する事がある)。
*7 言葉だと説明しづらいが、「鉄球の試練」でweb検索すれば、何の事かすぐ分かるだろう。
*8 例:「あ◯◯かい」◯には同じ文字が入る。ここでは「た」を入れると「あ(た)(た)かい」となる。
*9 本家では複数人で挑戦しており、全員が不正解で落下すると失敗となる。
*10 他の人が足場となって高さを稼ぐ、既に登った人に掴まってよじ登る、等。
*11 例:「きん◯△、◯△とう、とう◯△、◯△ぜん」といった言葉が縦に並んでおり、◯、△はそれぞれ同じ文字を表す。ここでは◯=べ、△=ん、となる(きんべん・勤勉、べんとう・弁当、とうべん・答弁、べんぜん・ベンゼン)
*12 本家では、足場の所で既に選択肢が表示されている。
*13 本家では、複数人で挑戦するため不正解時は必ず3本の排水管が作動する。
*14 因みに、本家ではファラ男像が排水口に流れないようにする時間稼ぎの為の竿が用意されているが、ゲーム版では存在が無い。
*15 因みに、本家では「逆さ文字クイズ」等の多彩なクイズがあるのだが、ゲーム版ではそういった物は無い。
*16 例:都道府県の人口の多い順。
*17 本家では、試練開始時の石像との距離によらず、制限時間は一定である。
*18 例えば、「あ き た(改行)い ぎ べ(改行)ち か ふ」の文字群の中から都道府県名を探し出すと、あきた(秋田)、あいち(愛知)、ぎふ(岐阜)が探し出せる。