AXシリーズリンク

発売年 タイトル 概要 判定
1982年 AX-1 アラビアン・ラプソディ パズルアクションの『アラビアン・ラプソディ』『プロックくずし』『サイモン』
ゲーム『トロン』そっくりな『ハイスピード・バリケード』の4ゲームを収録。
1982年2月 AX-2 宇宙輸送船ノストロモ エイリアンをテーマにしたACT『宇宙輸送船ノストロモ』『スティールエイリアン』
『デュアルエイリアン』『イン・ザ・ウッズ』の4ゲームを収録。
なし
1982年3月 AX-3 マイクロオセロ スロットとポーカーの融合『スロット・ポーカー』『マイクロオセロ』『インターファイト』
インベーダー風STG『コズミックレボ』の4ゲームを収録。
1982年 AX-4 ブラックホール 平安京エイリアン風ACT『ブラックホール』『カーレース』『アメリカンフットボール』
古典ゲーム『シャット・ザ・ボックス』の4ゲームを収録。
1982年 AX-5 オリオン/クエスト 3DSTG『オリオン』と、3D迷路『クエスト』の2ゲームを収録。良作揃いのゲーム集。 なし
1982年8月 AX-6 パワード・ナイト ロボットSTG『パワード・ナイト』『マスター・マインド』『ヘッド・オン』
インベーダー風STG『スペース・エネミー』の4ゲームを収録。
なし
1983年4月 AX-7 ポリス&ギャング ルナランダー風STG『ギャラクシーファイト』『ポリス&ギャング』『ザ・アストロディアン』
スペースウォー風STG『ゴッド・ハリケーン』の4ゲームを収録。
1984年 AX-8 ギャラクシーミッション 重力をテーマにしたACT『ギャラクシーミッション』のみ収録。
世界観説明のためのマニュアルが充実していた。
1985年 AX-9 3Dフライトシミュレータ 『3Dフライトシミュレータ』『ブルースカイ』『バウンダーロボ』の3ゲームを収録。
1985年 AX-10 アウトロー 本作だけデモプログラムがない。早撃ちSTG『アウトロー』『セブンバイブル』『ポップハンド』
ドンキーコングJR.』風ACT『りすにんぐ』の4ゲームを収録。価格も上がった。

シリーズ概要

  • PC-6001を対象とした、ゲーム集シリーズ。全10作。
    • ゲームの他にデモプログラムも収録されていた。
  • 発売まもないPC-6001のローンチタイトルとなった。
    • PC-6001本体に『AX』シリーズをオマケに付ける販促キャンペーンがあり、『AX-1』が2万本、『AX-2』が1万本の発注がNECからあった。
  • 当時としてはパッケージに手が込んでいるのも、本シリーズの特徴。
    • 序盤のシリーズはBASIC言語で作製されており、グラフィックもあまり使われていない。
    • また、プログラムがマニュアルに記載されているため、プログラム教材としての意味合いもあった。
      • ただし『AX-4』よりゲーム集色が濃くなり、『AX-5』以降では純粋なゲーム集となる。
    • イラストレーター岩崎政志氏によるパッケージイラストも、見栄えのする出来。
    • ストーリーが充実しており、ゲーム内容に対しマニュアルのページ数が多かった。
    • パッケージがブックスタイルなのは、書籍扱いで販売していたため。
    • そのため書店のマイコン関連の書籍の本棚に置かれているケースもあった。
  • 当時は珍しくなかったが、開発をほとんど個人に発注していた。
    • 東大マイコンクラブから推薦されたメンバーで構成され、開発ルームとして南青山の借家が用意。食費もアスキー持ちで宅配弁当が食べ放題だった。
  • アスキーがMSXに注力することを決定したことにより『AX-10』でシリーズは終了した。

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最終更新:2023年07月28日 16:24