【ふううん すーぱーたっぐばとる】
ジャンル | 対戦格闘アクション | ![]() |
|
対応機種 | アーケード(MVS) | ||
発売・開発元 | SNK | ||
稼働開始日 |
1996年9月26日 【スペシャルバージョン】1996年9月20日 |
||
移植版発売日 |
【NG】1996年11月8日 【PS2】風雲SUPER COMBO 2007年6月21日/3,990円(税5%込) |
||
レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | ||
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2011年6月28日/926ポイント(税8%込) アケアカNEOGEO 【Switch/PS4】2019年1月10日/823円(税込) 【XBOX ONE】2019年1月10日/840円(税込) |
||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
まったく新しい続編
イロモノ度が下がり硬派で渋い雰囲気に でも国内での知名度は散々という不遇 故に移植までも長く暫くプレミアゲー状態が続いた |
||
風雲シリーズ 風雲黙示録 格闘創世 / 風雲スーパータッグバトル |
あまりに濃すぎるキャラクターから発する色物な見た目から極一部で話題を呼んだ『風雲黙示録 格闘創世』の続編。
海外アジア圏でヒットした事を受けてか、明るめの世界観だった前作から雰囲気が大きく異なり、暗く退廃的な世界観となり、システムも大幅に刷新。
キャラクターこそ引き継がれているが、ほぼ新作と呼べる出来となっている。
前回の獣神武闘会では、大会参加者を迎え撃っていた獅子王の影武者が全員を撃破したものの、最後に真の獅子王に謀反を企てて逆に圧倒的な力の前に敗れてしまう。
しかし真の獅子王も不覚を取ったということで、己の強化のためジパングシティーを離れ、それから少し時は流れる…
レジスタンスに育てられた身寄りのない女。
仲間たちは彼女を「ロサ」と呼び、彼女と対峙した人間はその戦いぶりから彼女を"深紅の女豹"と呼んだ。
大切な仲間たちを戻ってきた獅子王に捕らえられたロサは仲間を助けるため、獅子王が開催する「裏獣神武闘会」へ参戦する。
上下ラインやステージごとの仕掛け、ボーナスステージなど前作の主なシステムは尽く撤廃されている。
また、新システムも前作同様に各SNK格闘ゲームのシステムを盛り込み、咀嚼したものとなっている。
前作からキャロルとニコラが削除された代わりに、新キャラであるロサとキム・スイルが加わっている。
+ | キャラクター一覧 |
イロモノ路線からSNKが得意とする退廃的な硬派路線へ転身し、システム面も前作から刷新。
「タッグバトル」の名に恥じない、戦術性に富んだ意欲的な作品へと仕上がっている。
惜しむらくは前作のイロモノ的なイメージを払拭しきれなかった事だろうか。払拭したら風雲シリーズじゃなくなる気もするが