【わっちゃぷりまじ】
ジャンル |
キッズカードゲーム(*1) トレーディングカードアーケードゲーム |
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対応機種 | アーケード | ||
発売元 | タカラトミーアーツ | ||
開発元 |
タカラトミーアーツ シンソフィア |
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稼動開始日 | 2021年10月1日 | ||
料金 | 1プレイ:200円 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント | プリティーシリーズ10周年記念作 | ||
プリティーシリーズ |
タカラトミーアーツとシンソフィアが手掛ける女児向けTCAGのリズムゲーム第4弾。今回のテーマは魔法。
筐体が一新され、排出されるカードも紙からプラスチック製へと変更。その影響か1プレイ200円へと値上がりしている。
また初代『プリティーリズム』から変則的ながら続いてきたコーデの後方互換性がついに打ち切られるなど、完全新作となっている。
さらにゲームと連動した同名のアニメが2022年10月までの1年間にわたって放送された。
コーデカード
プロフカード
フレンドカード
ショップ
まちかどファッションランウェイ
リズムゲーム
プリマジフロートタイム
プリマジフレンドパーク
Web連動サービス
グラフィック性能の向上
プラスチックになったカード
マイキャラを愛でる楽しみ
今週のめちゃマジ注目スペシャルコーデの導入
露出度が少ない
1プレイ200円
お金がすぐ溶ける
キラーチューン不足
有料化したフレンドカード
コーデカードのデザイン
フロートタイムの仕様
筐体の一新によりグラフィックの大幅な向上を果たし、シリーズを重ねるごとに肥大化したシステムもシンプルなものになるなど世代交代を印象付けた。
より可愛らしくなったキャラクターに好きなコーデを着せて、華麗にダンスするのを眺めるのはやはり楽しいものである。
一方女児がジャラジャラと100円を追加投入するのは想像し難く、メインターゲットであるはずの彼女達を置いてけぼりにしているのは否めないところ(*12)。
これまでも「お金の溶けるスピードがパチンコより速い」と揶揄されてきたが、本作は値上げと合わせ更に加速してしまっている。
結果見てくれこそ確かに女児向けだが、実際には金蔓の「大きなお友達」でないと継続的なプレイが難しいという歪な構造になっている。
稼働当時女児向け市場の急速な縮小が叫ばれていたが、本作はそういった状況下での生き残りを模索した一作、とも言えるのかもしれない。
稼働開始から1年経った2022年10月、同名のアニメが最終話を迎え、11年半続いたシリーズのアニメ展開が"一旦"終了することが発表された。
ゲームのほうは継続していくといい、11月より筐体が『ワッチャプリマジ!スタジオ』にバージョンアップすることも発表された。
【わっちゃぷりまじすたじお】
ジャンル |
アミューズメントカードゲーム(*13) トレーディングカードアーケードゲーム |
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対応機種 | アーケード | |
発売元 | タカラトミーアーツ | |
開発元 |
タカラトミーアーツ シンソフィア |
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稼動開始日 | 2022年11月2日 | |
料金 | 1プレイ:200円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
判定 | 良作 | |
プリティーシリーズ |
女児向けTCAGである「ワッチャプリマジ!」が新要素を加えバージョンアップ。
マイキャラにフォーカスした内容となっており、メタバース体験を謳うなど機能が強化された。
なお販促アニメは終了したため、ストーリーは独自のものとなっている。
みんな、プリマジの素敵なコーデには
実は魔法の力が宿っているって知ってた?
なんと、コーデの魔法の精霊「コーデメイツ」が、
キラキラでワクワクした気持ちを私たちに届けるために
コーデを作っていたの!
最近、魔法界では
伝説のプリンセスブランド「プリンセスマジック」と
コーデメイツプリンセス「ひめめ(*14)」が
1000年の眠りから目覚めるかもしれないと大騒ぎ!
みゃむ達は、ひめめの目覚めをお祝いするために
プリマジスタたちが集まる楽しいステージを作ることに!
それが「ワッチャプリマジ!スタジオ」!
みんなで歌って踊ってオシャレした時に生まれる
“キラキラでワチャワチャした気持ち”を集めれば
ひめめが目覚めて素敵なコーデがもらえちゃうかも!?
ゲートがひらけば、そこは夢のスタジオ!
めざすはおしゃれプリンセス!
み〜んなあつまれ!
\せ〜の/ワッチャ プリマジスタジオ!
(プレリリースより引用)
プリマジプレミアムプラン
新ブランド「PRINCESS MAGIC」
ショップ
プリマジスタジオランウェイ
今週のみんなでどっちでSHOW
あつまれ!ベストフレンド
リズムゲーム
プリマジスタジオライブ
フォトフレーム機能
ハッピー&ラッキーコーデメイツ
新レアリティ「おしゃれプリンセスレア」
店頭大会の復活
プリマジくじ
明るくなった作風
マイキャラ機能の強化
過去作コーデの復刻
フロートタイム中のモーション改善
アニメとの関連性が低い
UR限定コーデの実装
第1回の店頭大会のキャパが少なすぎた
プリマジくじの仕様
通信失敗の増加
リューメがいない
やや地味な印象だった無印から全体的に明るい作風になり、何かしらのイベントを矢継ぎ早に投入することで、飽きさせない造りとなった。
色やテクスチャを変えただけの流用コーデやTシャツが増えるなど予算が減らされてしまったような気配もあるが、うまくカバーできている。
一方プレミアムプランは女児向けの域を完全に逸脱してしまっており、女児を差し置いて「大きなお友達」がメインターゲットであることに疑いの余地はないだろう。
もっとも、稼働当時女児向け市場は縮小を通り越して崩壊へ向かいつつあったため、太客である大人層にシフトするのは決して間違っていたわけではない。
長年のライバルだったアイカツ!シリーズやオトカドールが終了するなど女児向けコンテンツ全体が厳しい状況に置かれる中、本作は(実態はどうであれ)女児向けTCAG最後の生き残りとして稼働し続けた。
【わっちゃぷりまじすたじお】
ジャンル |
アミューズメントカードゲーム トレーディングカードアーケードゲーム |
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対応機種 | アーケード | |
発売元 | タカラトミーアーツ | |
開発元 |
タカラトミーアーツ シンソフィア |
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稼動開始日 | 2023年10月19日 | |
料金 | 1プレイ:200円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
判定 | 良作 | |
プリティーシリーズ |
女児向けTCAGである「ワッチャプリマジ!」がプリティーオールスターと題したバージョンに突入した。
タイトル等に変更は無いが、公式サイトのナンバリングが新しくなっていることから、本wikiでは新バージョンとして扱う。
なお正式名称は「スタジオ9章 プリティーオールスター第1章」なのだが、紛らわしいからか公式サイト以外ではほとんど使われておらず、もっぱら「プリティーオールスター第1章」で通している。
出現率の改善
楽曲の復刻
新イリュージョン「かけめぐるオーロラレインボーフューチャー」
漂うマンネリ感
2024年現在の女児向け市場は冬の時代とも言えるが、その中でも次回作へとバトンを繋ぐことに成功したのはそれなりに評価すべきだろう。
しかし本作の料金体制は女児が支払えるものではなかったため、プレイ層も10代から30代の女性が中心になるなど、やや本末転倒な結果となってしまった。
(冬の時代とは言え)特に本作が女児人気の獲得に失敗した点は大きく、次回作では筐体も含めた全面的な仕切り直しが行われることとなった。
*1 公式のアンケートより
*2 どっちのスロットに刺しても認識する。
*3 第4章より追加された最上位レアリティ。公式サイトやファンブックではシークレット扱いとなっていたが、アニメで「プリマジを救うために必要」との設定が追加され第6章からシークレットでは無くなった。
*4 なおメイツハートアップが適用されるのは自力で排出したコーデのみの模様。
*5 更新しても古いプロフカードも引き続き使える。
*6 いわゆる「カードだけゲット」に相当。
*7 コーデメイツの大中小がレアリティ、色がブランドを表しているため、実はある程度内容を推察することができる。しかし部位までは分からないので博打性が大きい
*8 振り向くなどの動きをすると一瞬映ることがある
*9 ファイナルゲットが無い、一部省略される、フロートの内容は固定だが一応買える
*10 基本プレイ200円+ショップでフル購入して300円+コンティニューで100円+フロートでもフル購入で300円という計算。
*11 例えば今週のめちゃマジ注目スペシャルコーデを購入した後フロートが全部欲しいものだった場合など。
*12 特に、キャッチコピーの一つである「プラチナプリマジコレクター」の取得条件は「プリマジコーデカードを1000枚取得」……つまり最低でも10数万、下手すると20万円近い課金が要求されるとんでもない代物であり、女児が達成するのはほぼ不可能と言っていい。
*13 公式のリーフレットより
*14 CV:芹澤優 これで芹澤氏は「プリティーリズム」時代から皆勤ということになった
*15 装備中に有効期限が切れた場合、継続するかどうか聞かれ、これを無視するとデフォルトに戻される
*16 要プレミアムプラン
*17 プレイ代金として先に200円を投入するため、実質500円
*18 どちらも要プレミアムプラン
*19 こちらはアニメの脚本家が書き下ろしたもの
*20 なお実際にハイエナされたという報告は筆者が見た限りでは上がっていない
*21 その人は他の店から予備をもらい事なきを得たとのこと
*22 マイキャラパーツやコーデによってシルエットが変わるため、これまでは1つ1つ手作業で調整していたのだと思われる
*23 「プリパラ」2期以降は筐体曲もフルバージョンで制作されている
*24 恐らくだが当時ファルル役の赤崎千夏氏が産休中だったため作り直しは断念したのだと思われる
*25 唯一あったのが『ドリコラFes』で披露された「プリマ☆ドンナ?メモリアル!(まつりを入れた7人バージョン)」だが、これは筐体性能の限界を超える7人曲なので実装できない