リトルインフェルノ
【りとるいんふぇるの】
| ジャンル | パズル |  | 
| 対応機種 | Wii U Nintendo Switch
 | 
| 発売元 | 【Wii U】任天堂 【Switch】フライハイワークス
 | 
| 開発元 | Tomorrow Corporation | 
| 発売日 | 【Wii U】2015年4月2日 【Switch】2017年6月1日
 | 
| 定価 | 【Wii U】972円(税込) 【Switch】1,000円(税込)
 | 
| プレイ人数 | 【Wii U】1人 【Switch】1~2人
 | 
| レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | 
| セーブデータ | 3個 | 
| 判定 | なし | 
| ポイント | 暖炉でものを燃やすだけのゲーム | 
 
概要
『グーの惑星』や『ヒューマン・リソース・マシーン』で知られるアメリカ・サンフランシスコにある会社「Tomorrow Corporation」によって作られたWiiU/Switch用のゲーム……のようなもの。
本作はSteamやスマホ向けアプリとしても配信されているが、そちらは日本語未対応なので注意。
特徴・システム
- 
「リトルインフェルノ」という暖炉を使って様々なものを燃やしていくことでゲームが進行していく。
- 
WiiUゲームパッド/Switch携帯モードの場合はタッチ操作で、Wiiリモコン/Joy-Con使用の場合はリモコン操作で、火をつけることができる。
 
- 
ものを燃やしていくと、手紙が届いてストーリーが進んでいく。そしてその手紙も燃やすことができる。
- 
というか、手元にあるものは、説明書だろうが送られてきた写真だろうが基本的に何でも燃やすことができる。
- 
ものを燃やすとお金が手に入り、そのお金を使ってカタログからものを購入することができる。
- 
本作では「ものを買って、買ったものを燃やす」を繰り返すのが基本となる。
 
- 
ものにはコンボが設定されており、特定のもの同士を同時に燃やすことでコンボが達成される。一応本作のやりこみ要素である。
評価点
- 
シンプルなゲーム性。
- 
このゲームは本当にただ色んなものを燃やすだけのゲームと言っても差し支えないので、難しいことを考えずに気軽に遊ぶことができる。
- 
時間制限やペナルティーなどプレッシャーになる要素はまったくない。
- 
ものを燃やすと、お金が購入したときよりも多くの金額で出るため、お金が尽きるということは決してない。
 
- 
ものを燃やしたときの様々な反応。
- 
ゲーム機を燃やすとピコピコ音が鳴る、クレジットカードを燃やすと中からお札が飛び出してくるなど、ものによっては見ていて面白い反応をするものもある。
 
- 
コンボの数
- 
コンボの数は300種類以上とかなり多い。
- 
ただし、後述するがその仕様に問題点がある。
 
問題点
- 
シンプルすぎるゲーム性。
- 
評価点の裏返しとなるが、基本的に適当にものを燃やしていくだけで、話が進んでいくため人によっては物足りない、簡単すぎてつまらないと感じて、飽きてしまう可能性もある。
- 
一応、特定のもの同士を燃やすことを要求されることがあるのだが、そこまで難しい謎解きでもないので、詰まることはまずないだろう。
 
- 
ものを購入した際に到着まで時間がかかる。
- 
高いものほど到着までの時間は長く、既にものを燃やしきってしまっていると、やることがなくなってしまう。
- 
一応、時々手に入るチケットを使用することで、すぐ手元に取り寄せることはできる。
 
- 
コンボの仕様
- 
コンボの数は300種類以上と書いたが、ゲームを開始した時点でその中から自動的に99個が選ばれるという仕様となっている。
- 
本作のセーブデータは3つまでしかないため、すべてのコンボをコンプリートすることは不可能。
- 
ゲームクリアには無関係なのが幸いか。
 
総評
本当にやれることが、「購入したものを燃やしていく」を繰り返していくだけなので、正直ゲームと言っていいのかどうか怪しい代物である。
コンボに関しては一応ゲーム要素として成り立ってはいるが、クリアには関係ないので所詮ただのやりこみ要素でしかない。
ものが燃えるのを見るのが好きな人にとっては十分楽しめるだろうが、そういうことに興味を持てない人だと、作業的に感じてしまい、あまり楽しむことはできないだろう。
ものや人物のデザインもTomorrow Corporation特有の独特なビジュアルとなっているので、購入を検討する際はPVなどの動画を見て、面白いと思えるかどうか各自で判断していただきたい。
最終更新:2022年04月01日 17:31