Job Simulator
【じょぶしみゅれーたー】
ジャンル
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シミュレーション
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対応機種
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Windows Playstation 4 Meta Quest
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発売・開発元
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Owlchemy Labs
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発売日
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【Steam】2016年4月5日 【PS4】2016年12月15日 【Quest】2019年5月22日
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定価
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【Steam】2,050円(税8%込) 【PS4】1,999円(税8%込) 【Quest】1,990円(税8%込)
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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良作
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備考
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各種VRヘッドセット及びモーションコントローラー×2必須(PC) Playstation VR専用ソフト且つPS Moveコントローラー×2必須(PS4)
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概要
「Owlchemy Labs」からリリースされた仕事体験シミュレーションVRゲーム。
全ての仕事をロボットに任せきった2050年の近未来で、かつて人間たちが行ってきた”仕事”を体験するという設定。
特徴
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モーションコントローラーを2つ使い、両手を使って様々な仕事を体験していく。
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マシンにファミコンのようなカートリッジを入れてレバーを引くことで、仕事の体験が始まる。
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マシン左にある「Infinite OVERTIME」のスイッチを入れることで無限残業モードになる。
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体験できる仕事は以下の4つ。
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OFFICE WORKER
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オフィスでの仕事を体験できる。デスクワークや、資料の作成をする
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STORE CLERK
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コンビニの店員を体験できる。ホットドッグを焼いたり、時に強盗の相手をしたりする。
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GOURMET CHEF
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レストランのシェフを体験できる。注文通りに料理を作ったりする。
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AUTO MECHANIC
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車の整備士を体験できる。車の部品を交換したり、塗装ができる。
+
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全ての仕事をクリアすると…?
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仕事をクリアするとカセットが金色になり、全ての仕事をクリアするとMODが追加される。
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MODは『ソニック&ナックルズ』のようにカートリッジに繋げることで導入できる。
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導入することで、ものが跳ねるようになったり、重力が少なくなったりするようになる。
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評価点
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できる行動の自由度の高さ
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本作ではとにかくできることの自由度が高い。
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基本的には要求通りに仕事をこなしていくのだが、間違えてもペナルティ等はまったくなく、以下のように自由に行動ができる。
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車の仕事で、タイヤを全部取り外す。
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料理の仕事で、食べかけの食材を提供。
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お客さんであるロボットたちのメガネや帽子を奪う。
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暇つぶしに適当なものをつかんでロボットに投げつけても、
一瞬嫌な顔はされるが問題なし。
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以上の内容を実行しても、まったく怒られない。それどころかお礼を言われることも。
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メガネや帽子などを頭に持っていくと装着することができたり、食べ物を口に持っていけば食べることができるなど、自由度はかなり高め。
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コミカルな雰囲気
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シミュレーターとしては、リアルなグラフィックではなく、全体的にデフォルメされたグラフィックとなっている。
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本作に出てくるロボットたちは、昔のパソコンのディスプレイのような形をしており、親しみやすいデザインをしている。
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仕事の内容も、現実の仕事を忠実に再現したわけではなく、車のタイヤの一つがドーナツのデザインだったり、オフィスの仕事で資料を改ざんするように命令されたりと、どこかおかしな雰囲気となっている。
賛否両論点
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一つの仕事に対して量が多い。
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純粋に受け取ればボリュームが多いと評価点になるが、VRで両手を使うというシステム上、体力を消耗しやすいので、人によっては多すぎてダレる可能性もある。中断して続きから再開することは可能。
問題点
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できる行動の多さに対してのリアクションの少なさ。
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評価点と相反するようだが、何をしても怒られないということは、何をしても反応は一緒ということでもあり、「わざと変なことをして相手の反応を楽しむ」ということを期待するとがっかりするかもしれない。
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他にも、卵を電子レンジで熱しても爆発しなかったりと、少し物足りないところもある。
総評
まさにVRゲームのお手本と言ってもいいようなゲーム。
日本語に対応しておらず、コミカルな雰囲気を全て楽しむことができないのが残念だが、VRのゲームで何を遊ぶか悩んでいるなら、とりあえず買っておいて損はないゲームである。Quest版は日本語字幕あり。
最終更新:2021年10月21日 20:20