本ページではスーパーファミコンソフト、『バイキングの大迷惑』(判定:良作/バカゲー)およびSNES版『THE LOST VIKINGS II』(判定:良作/バカゲー)について記述する。
【ばいきんぐのだいめいわく】
本作は個性豊かな3人のバイキングをEXITへ到達させるアクションパズルゲームである。パッケージからは想像も付かないような凶悪さゆえにプレーヤーを選ぶゲームになっている。
元はSNESで発売された『The Lost Vikings』の日本ローカライズ版(*1)。
見事、ファミコン通信ではシルバー殿堂入り(*2)を果たした作品の一つである。
基本仕様
難解なギミック
協力型2人プレイ同時操作モード採用
日本語への移植
チュートリアル仕様
全6エリア・37ステージ
多彩なグラフィックパターン
表情豊かなキャラクターアクション
パッケージとのギャップ
その他
パッケージのデザインと凶悪難易度のミスマッチは大迷惑をもたらしてしまったものの、内容についてはゲーム性グラフィックともに高く評価されており知る人ぞ知る名作とされている、海外で人気だった『The Lost Vikings』が日本版でも遊べるようになった事は良質なパズルアクションを求めるプレーヤーからは大いに歓迎された。
ただし、難易度が非常に高いアクションパズルゲームなのでそこは覚悟されたし。
【ざろすとばいきんぐすつー】
ジャンル | アクションパズルゲーム | ASINが有効ではありません。 |
対応機種 | Super Nintendo Entertainment System | |
発売元 | Interplay | |
開発元 | Blizzard Entertainment | |
発売日 | 1997年2月27日 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
記録 | パスワード方式 | |
判定 | 良作 | |
バカゲー | ||
ポイント |
日本未発売 骨子は前作踏襲 前作から色々な意味でパワーアップ 新キャラ登場 |
本作は『バイキングの大迷惑』の元となったSNES版『THE LOST VIKINGS』の続編にあたる作品である。
3人のバイキングはパワーアップを遂げて更に2人の新キャラも増えて、色々と進化した作品でもある。SFC後期に発売されただけあって全体的に高品質に仕上がっている。
登場人物
ゲーム性が進化
グラフィックも進化
その他
+ | 正解 |
ゲーム性、グラフィック演出ともに前作から更に磨きがかかり機動性が大幅に向上した逸品となっている。
ただし、難易度も非常に高いので本作に挑む事が出来るのは、あらゆる総合力が高いゲーマーに限る。
*1 海外ではSNES版発売後、MS-DOS、GENESIS、AMIGA、GBAなどでも発売されている。ちなみにSNES版は1993年4月末に発売された。
*2 当時のゲーム雑誌のクロスレビューで40点中での32点
*3 ちなみに会社が違うが、本作と原作の間に発売されたアクションパズルゲームの『マリオとワリオ』ではスタート前とポーズ中にフィールド全体を見渡せられる仕様であった
*4 日本版は1995年に『ブラックソーン 復讐の黒き棘』のタイトルでSFC版がコトブキシステムから発売されている。
*5 スーパー32Xの北米仕様版
*6 但し、「3人まとめて1キャラ」という扱いではあるが。
*7 SNES版のパッケージにもちゃんとサブタイトルが書いてある
*8 これらも日本では未発売
*9 ゲーム内容自体は同じ。