僕は地球以外を見たことがない

【ぼくはちきゅういがいをみたことがない】

ジャンル シューティング
対応機種 iOS(10.0以上)
Android(4.4以上)
発売元 UUUM
発売日 2021年2月28日
定価 無料
判定 良作
バカゲー
ポイント YouTuberが動画の企画で作った自称クソゲー
東海オンエア関連シリーズ
イケ麺はつくれる! / ズキューーン / ボクチキ / 東海再オンエア


概要

愛知県岡崎市で活動する6人組YouTuber「東海オンエア」が2021年2月28日に投稿した動画「【文理対抗】ゲームリリースを賭けて勝負!!クソゲー作り対決!!!」内で制作されたゲーム。
動画の内容はメンバーが文系チーム(てつや・としみつ・ゆめまる)と理系チーム(しばゆー・虫眼鏡・りょう)に分かれてそれぞれゲームを製作し、スタッフからの評判が良かったゲームが実際にリリースされるというもので動画の投稿と同時に配信が開始された。
本作は文系チームが作成したシューティングゲームとなっている。

特徴

  • 縦スクロール型のシューティング
    • 弾は自動で発射し、操作は横移動のみ。
      • ただし5面クリアで入手できるチャージレーザーのみプレイヤ―の操作が必要で、タップの長さによって強化され、画面を放すと発射される。
    • 自機の体力は1。一発でも敵や攻撃に当たるとその場でゲームオーバーになる。
    • 敵に攻撃を当てると右上に表示されているポイントが溜まっていき、ゲームオーバー時にそのポイントを消費して武器を強化できる。

おバカな点

  • 敵キャラの個性が強い。
    • 本作に登場する雑魚キャラは4種類なのだが、その一つは隕石と宇宙を舞台とした本作らしいチョイスになっている。
      しかし残りの3つがジャコ、シャコ、車庫というチョイス。「雑魚」の語感から選ばれており非常にシュール。
    • ボスも1個性豊かで1面では「てつや氏とゆめまる氏(の顔写真)」。後のステージでも他のYouTuberがボスとしてゲスト出演しており、なんとボイスまでついている。

評価点

  • 絶妙なバランス
    • ステージを進むほど敵の耐久力が増してくるが、その分自機を強化した際の攻撃力も相応に強くなっていく。死亡時のペナルティは無く貯めたポイントはそのまま手に入る。そのためしっかりポイントを稼いでいれば自機の強化が可能。また一部のボスを除き撃破時に武器を入手できる、そのため遊べば遊ぶほど強くなっていくバランスに仕上がっている。
    • 一方で攻撃面のパワーアップはできるものの耐久に関しては一切あがらない、強くなったとしても油断できない。
  • 敵キャラクターも単なる名前オチではなく嫌らしい動きで邪魔をしてくるためなかなか油断できない。
  • 強化の仕様
    • ポイントを消費して各種武器を強化していくのだが、自由に強化をやり直すことも可能。
      • やり直しに必要なコスト等はなく、また強化に使ったポイントがそのまま戻ってくるため強化する武器を間違えても簡単にやり直せる。
  • 完全に無料で遊べる。
    • スマートフォンで配信されている無料ゲーは販売元・開発元に収益を発生させるためなんらかの広告が挟まれているが、本作は広告すらもない。
    • 仕方ないとはいえプレイヤーにとっては邪魔になる広告を気にせず遊べるのは非常に嬉しい。

問題点

  • ボスまでの道中がダレやすい
    • 最初は数発攻撃しないと敵を倒せないが、自機を強化すると一発で倒すことができる。敵の攻撃も同じように破壊できるため放置してもボスまで到達できるようになるが、面が進むほど道中が長いためその間ダレやすくなってしまう。
  • 後半になるとマンネリしがち。
    • 上述の通りボスまでの道中が長い事に加えて、出てくる敵は4種類から変わらず。そのため遊んでいるとマンネリしてくる。
      • 敵の攻撃パターンはきちんと練られているが、ステージによってパターンが変わるという事が無いのもマンネリ感を漂わせている一因だろう。

総評

動画タイトルではクソゲーと称しているも、実際には本サイトで言うところのバカゲーとして作られている。
ゲーム作りに関しては素人であろう彼らが作ったとは思えないくらいクオリティが高く、非常に良く作りこまれている。
ファンはもちろん、サクッと遊べるスマホゲーを探している人にもおすすめの一作である。


余談

  • 動画にて理系チームが作成したのは『りょうとじゃんけんして勝てると思ってるの?』というゲーム。
    • りょう氏のじゃんけんの強さをテーマにしたゲーム。
      • ただ単に彼とじゃんけんをするというシンプルなものなのだが、プレイヤーの勝率は1億分の1に設定されている。
    • イラストやボイスも本人が担当。
    • 単純な内容だがクソゲー・バカゲーとしてのコンセプトはっきりしている。
    • 残念ながら動画の企画内容もあってかこちらの配信は行われていない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月09日 21:18