【ももたろうでんてつ ゆーえすえー】
ジャンル | ボードゲーム | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | ハドソン | |
発売日 | 2004年11月18日 | |
定価 | 6,800円 | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:全年齢対象(*1) | |
廉価版 | PlayStation 2 the Best: 2006年7月6日/3,619円 | |
判定 | 良作 | |
バカゲー | ||
ポイント |
全米進出でマップもイベントのスケールも増大 宇宙からやってきたスペースボンビー ブロックカード・メカボンビーの廃止 |
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桃太郎シリーズ |
『桃太郎電鉄』シリーズ第13作にして、海外を舞台とした初の作品。
タイトルの通り今作は日本ではなくアメリカ本土を舞台としており、ゲームシステムの根本は踏襲しつつ、世界観に合わせて様々な変更や新規要素が施されている。
アメリカの地理をくまなく覚えられるマップ
アメリカを体験できる多種多様の新イベント
アメリカに移っても変わらない安定のシステム
強化されたグラフィック
豪華なBGM
逆転要素の増加
ゲームテンポ改善
今作は舞台をアメリカに移して大半のイベントが新規で作られた関係か、色々な意味でぶっ飛んだ内容が目立つ。
妙な方向に凝っているイベント
アメリカかぶれの貧乏神
熱くなったうんちの攻防
マップが広くなったのに数を減らした物件駅
中途半端に置き換わった通貨単位
COM有利な運補正
新規イベントの長過ぎる演出
地上でしか使えない全体マップ
期間限定の目的地とセットの隠し物件
分かりづらい地域分け
あやふやな国境
日本編で確立された変わらない面白さと、アメリカでしか味わえない新要素の面白さが見事に噛み合った渾身の一作。
アメリカに関する事前の知識は一切不要で、時に真面目に時に面白おかしくアメリカを体験できる。一人プレイはもちろん、家族や友達とみんなでじっくり楽しむこともできる良作である。
シリーズ熟練者も未経験者も遊びやすい作品なので、ぜひ手に取ってみてほしい。
*1 改定後のレーティングはCERO:A(全年齢対象)となっている。
*2 アメリカの人たちはキングボンビーの脅威を知らないことによりロボット研究所がないという設定
*3 実はPCE版スーパー桃太郎電鉄Ⅱのキングボンビーは変身後即行動という仕様があった(なお、ランダムではなく即行動固定だった)
*4 さすがにカナダ北部やアラスカは年中積雪しているが、冬にはさらに雪の降るエフェクトが加わるので他の季節と区別は可能
*5 掛け金は予め3段階で決められており、大抵2倍、悪くても1倍は返ってくる。大当たりならなんと150倍返ってくる(1年目なら15億ドル)
*6 『12』までにハテナの形をした住民が登場しているので今更ではあるが
*7 現実においてジェットパックでの飛行は1984年のロサンゼルスオリンピックで披露されており、実用化自体は既にできている
*8 開発段階ではなんとゲストボンビーの一形態となる予定だった。もし実現していたらどうなっていたことか……
*9 以降の作品でも銀河鉄道で同じものが見られる
*10 千載一遇カードを使った場合、ロケット発射駅にいなくてもその場でロケットを打ち上げて一瞬で月面に到着するというぶち壊しな演出を見ることになる
*11 そのためか『16』で月面マップが再登場する際、宇宙マップは丸々カットされている
*12 実際の海外旅行のように金銭感覚が狂うので気をつけてくださいとゲーム内でも言及はされている
*13 今作に足踏みカードは未登場
*14 あまり逆転要素として機能していなかったからか結局この地域王は三賞ともども『15』で廃止