ロードランナー ドムドム団のやぼう
【ろーどらんなー どむどむだんのやぼう】
ジャンル
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アクションパズル
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対応機種
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ゲームボーイカラー
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発売元
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エクシングエンタテイメント
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開発元
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T&Eソフト
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発売日
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2000年4月28日
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定価
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3,980円(税抜き)
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プレイ人数
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1人
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記録方式
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バッテリーバックアップ
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判定
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劣化ゲー
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ポイント
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ステージ構成はFC版と同じ 追加要素も底が浅い
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概要
FC版『ロードランナー』のリメイク作品。
ステージクリア型のオリジナルモード、自作面が作れるエディットモードに加え、新たにストーリーモードが追加された。
特徴
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オリジナルモード
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FC版同様、全50面を選んで遊ぶ事ができるモード。
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クリアタイムが保存されるようになった。また、10ステージクリアごとにイベント絵を見ることができる。
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残機制ではなくなり、やられても何度でも挑戦可能。
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エディットモード
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ステージを自作するモード。FC版は保存できなかったが本作では10個まで保存できるようになった。
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通信機能で他のカセットに送ることもできる。
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ストーリーモード
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主人公はレミー。女ボスのレベッカ率いるドムドム団から動物を守ると言う話である。それに伴い、敵のロボットはギャングに、金塊がカギに差し替えられており、ステージ内のカギを全て集めて最上部に居る動物を檻から救い出すという内容になっている。
救い出した動物を育てる育成要素(と言えるかどうかは微妙)もある。
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ドムドム団は各地に拠点を構えており、既定のステージを決められた残機でクリアすれば良い。
評価点
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グラフィックが進化している。
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携帯ゲームのロードランナーとしては初のカラー作品である。
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一枚絵も豊富に用意されている。動物のグラフィックは画面一杯に大きく表示され、可愛い。
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敵の本拠地である城ステージではマップチップが変わり、邪悪な雰囲気が出ている。
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オリジナルモードでは各ステージのタイムアタックの楽しみを見出せるようになった。
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他のモードでもFC版では無かった機能や付加価値が実装されている。
賛否両論点
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ストーリー関連
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シナリオとゲーム性については上手く融合させたというよりも強引に当てはめてみたという印象が強い。
問題点
劣化した点
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FC版に比べて画面が狭く、横はもちろん縦も1画面内に納まっていない。
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『チャンピオンシップロードランナー』のようなサーチ機能はついておらず、画面全体を確認する方法もない。
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画面外からいきなり現れる敵キャラへの対処がより難しくなった。
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ボーナスフルーツが出なくなり、遊びの幅が狭くなった。スコアも削除された。
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カギを隠し持った敵を掘った穴に落とした際にカギを出すのだが、そのカギが見えない。
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見えないだけなので敵の頭上を通れば回収可能。しかし反対方向に逃げた場合は画面スクロールするまで見えないままになってしまう。
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致命的なバグではないもののFC版にはこんな現象は無かった。
その他の問題点
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ストーリーモードは攻略地点に挑むと数ステージ連続してクリアすることになる。途中で残機が尽きると一度クリアしたステージも含めてやり直しになる。
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特にピラミッドは2ステージを残機1でクリアしなければならない鬼仕様。
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クリアしてもお金がもらえるだけで攻略には関係ないが、動物育成のためにはいくつかクリアしなければならない。
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先へ進むほど必要ステージ数が増えて、最終拠点では10ステージ残機5になっている。
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セレクトボタンでの脱出は自殺コマンドに変えられており、使用すると残機が1減る。
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攻略途中で残りのステージや残機の確認ができない。
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ストーリーモードもオリジナルモードもステージ構成は全く同じ。
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コンプするには全50面を二度もクリアしなければならず、水増し感が強い。
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追加要素の動物育成が薄い。
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エサを買って与えるだけという極めて単純なもので、そのエサの種類も4種類しかない。
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一定量のエサを与えると動物が大人になり、それ以上世話することができなくなる。
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大人になったからといって有利になるようなことはない。ただグラフィックが変わるだけ。
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エンディングで動物紹介があるが、全部大人にしていても真のエンディングなどはない。
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エサを買うためのお金はステージをクリアして集めるのだが、一度クリアしたステージに再挑戦できないのでお金は有限。
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好物以外のエサを与えていると全部を大人にできなくなる可能性がある。
総評
ステージはFC版そのままであるが、ストーリーモードが追加、一枚絵やタイムアタックも用意され楽しめる部分が増えた。
しかし肝心のロードランナー部分は、画面が狭くなった点を補う機能がない、バグでカギが見えないなど劣化しておりFC版よりもプレイしづらい。
新要素の動物育成も底が浅く、どちらかというと劣化点の方が目立つ作品になってしまった。
余談
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GBのロードランナーは1989年に発売されたバンダイの『ハイパーロードランナー』と本作の2作のみ。
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こちらも全50面だが時間制限要素などがあり難易度は高め。腕前と相談してから手を出したい。
最終更新:2022年08月13日 18:26