「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。
依頼内容は「ゲームシステムの変化がシリ不判定に当たるのかどうかの明確化」です。
【てとりす ざ・ぐらんどますたー えーす】
ジャンル | 落ち物パズル | ![]() |
対応機種 | Xbox 360 | |
発売元 | AQインタラクティブ | |
開発元 | アリカ | |
発売日 | 2005年12月10日 | |
定価 | 5,280円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
備考 | Xbox Live対応 | |
判定 | スルメゲー | |
シリーズファンから不評 | ||
ポイント |
『TGM』シリーズ初の家庭用作品 AC版とは全く別物と化したゲームシステム Xbox Live無しでは満足に遊べないモード群 |
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テトリスシリーズ | ||
テトリス ザ・グランドマスターシリーズ TGM / TA/TAP / Ti / TGM-ACE |
アーケードで『テトリス ザ・グランドマスター』(以下、TGM)シリーズを手がけていたアリカが初めてリリース(*1)までこぎつけた家庭用『TGM』作品。
開発を担当したアリカのホームページで「テトリスTGMシリーズの家庭用新シリーズである『T4(仮称)』の開発予定」という告知が行われ、この『T4(仮称)』が後の『テトリス ザ・グランドマスターエース』(通称TGM-ACE)として360がローンチして間もない2005年の12月に発売された。
発売元はAQインタラクティブ(現:株式会社マーベラス)。
基本的なシステムは『テトリス ザ・グランドマスター』を参照。
直近で稼働したAC版最新作『テトリス ザ・グランドマスター3 -テラー インスティンクト-』(以下、Ti)といくつか共通する部分はあるが、ゲームシステムが全体的に大きく違っている。
全体的に版権元のザ・テトリス・カンパニー社が定めたガイドラインに合わせたゲームシステムとなっている。
本作ではオフライン用モードと「Xbox Liveゴールドメンバーシップ」に加入することで遊べるXbox Live専用モードが存在しており、オフライン用モードでは起動時に最初から選択可能なモードとなっている。
特定の条件をクリアすることで追加される隠しゲームモード。
前述の「テトリス」とは違い、一部のモードに限りレベル選択ができる。
基本的にこれらのモードの解禁条件の難易度が高いことから、全体的に上級者向けのモードとなっている。
「Xbox Liveゴールドメンバーシップ」に加入することで遊べるXbox Live専用モード。
基本的にこれらのモードはオンラインかつXbox Liveに接続していないと遊ぶことができない。
AC版『TGM』とは別物になりかつXbox Liveが無いと全てのモードが遊べないとはいえ、ゲーム自体は破綻しておらずむしろ『テトリス』の作品としての完成度は高い。
難易度は高いもののライトユーザーに向けてのある程度配慮も行われているので、Xbox Live接続によるオンラインプレイ前提ではあるもののしっかりと楽しめる『テトリス』となっている。
2023年時点で「『Ti』のワールドルールに近い操作性で遊べる家庭用『TGM』」は今のところ本作だけ(*10)なので、Tiの「ワールドルール」に馴染みのある方には楽しめるだろう。
*1 TGMの移植を始めとした家庭用版の開発はいくつか行っていたが、様々な事情で開発中止となり発売まで至らなかった。
*2 『TGM』シリーズのミノの配色は『旧セガテトリス」と同じだったのだが、本作では当時のガイドラインルールに定められた配色に変更されている。
*3 外伝作の『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』のみD-I.R.S.という180度回転させた状態で出現するシステムはあったのが、『TGM』シリーズに導入されていない。
*4 「MASTER」モード、TAの「NORMAL」モード、Tiの「EASY」モードが該当する。
*5 よくて「EASY」モードでライン消去による花火の数が増える程度と言われてる。
*6 発売当初は隠しモードだったが、アップデートを適用することで最初から追加される。
*7 このモードも元ネタがあり、過去にアリカが発売した『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』のストーリーモードとほぼ同じであることから「SAKURA」モードとなった。
*8 ただし、初期の360本体には搭載されていなかった。
*9 『TA』の有名テクニックとして「ザンギ入れ」があるが、ハードドロップの仕様変更で使えなくなった。アップデートで追加された「ARS2」を使えば「ザンギ入れ」自体はできるものの、下キーの落下速度が遅いため違和感を感じやすい。
*10 アーケードアーカイブスで『TGM』とTAPが配信されているが、いずれもガイドラインが制定される前に作られた作品のためワールドルールに沿った回転法則で遊ぶことはできない。
*11 当時公開されていたスクリーンショットやロケテスト映像のグラフィックは一見『TGM4』と同じだが、内容は最初から作り直した完全新作であり別物。
*12 マラソンの999ライン、「TETRIS 99 VIP」で20Gが発動する。