【ちびまるこちゃんふぉー これがにほんだよおうじさま】
ジャンル | バラエティーゲーム(RPG(*1)) | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイ | |
発売元 | タカラ | |
開発元 | KID | |
発売日 | 1992年8月7日 | |
定価 | 3,800円(税別) | |
書換 |
ニンテンドウパワー 2000年11月1日/1000円(税別) F×1・B×0 |
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プレイ人数 | 1人 | |
判定 | なし | |
ポイント |
マルチエンディングあり ミニゲームのバリエーションが豊富 ゲームに慣れない初心者への救済措置あり |
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ちびまる子ちゃんシリーズ |
まる子が町内を駆け巡って、花輪くんの家に来日する王子様に渡すプレゼントをかき集めるゲーム。
パッケージ記載のジャンルは「バラエティーゲーム」だが実際にはRPGであり、クラスメートや家族からの頼み(ミニゲーム、お使い)を引き受けてこなすことでプレゼントが揃っていく。
ストーリーは基本的に一本道だが、途中に挟まれるミニゲームの結果によって結末が変わるマルチエンディングを採用した作品。
ある日の放課後、先生に呼び出されたたまちゃんを教室で待っていたまる子は、花輪くんから日本を訪れている王子様へのプレゼントを集めてきてほしいと頼まれる。
花輪くんいわく、自分は「日本らしい物」を持っておらず、王子様を招待する準備で忙しいので日没までに代わりに「日本らしい物」を集めてきてほしいとのこと。
早速学校を飛び出すまる子であったが、たまちゃんは誰もいない教室の中でまる子に忘れ去られたことに落ち込むのであった。
+ | 家・施設等の一覧 |
+ | エンディング内容。ネタバレ注意! |
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+ | 検証により確認できたくじ引きの割り当て。ネタバレ注意 |
ミニゲームをこなしてクリアを目指すRPGというコンセプトは『おこづかい大作戦!』と大差ないものの、ミニゲームの数は前作よりも多く、運要素がほとんど無く初心者への救済措置もあったりと、ゲーム内容に関しては大きく改善された。
一方で、RPGとしては次のイベントへの手掛かりが途絶える場面がある、意図的に無駄足を踏まされる、などあまり質は高くない。
ミニゲーム集としては良好だが、RPGとしては今一歩上手く落とし込めなかった作品と言える。
+ | エンディング内容に関わるためネタバレ注意 |