概要
『流派ブック 鞍馬神流』にて追加された流派。
鞍馬神流には珍しく比良坂機関や斜歯忍軍寄りの少しトリッキーな流派。
鞍馬神流の地力があるため、搦め手を扱いやすくなった鞍馬神流というべきだろうか。
設定上は多くのプライズを納め封印する「密蔵」を守る番人たちと、プライズの回収班といったところだろうか。
鞍馬神流には珍しく比良坂機関や斜歯忍軍寄りの少しトリッキーな流派。
鞍馬神流の地力があるため、搦め手を扱いやすくなった鞍馬神流というべきだろうか。
設定上は多くのプライズを納め封印する「密蔵」を守る番人たちと、プライズの回収班といったところだろうか。
※改訂版の内容には※がついています。
明文化や表記の変更のみの改訂に関しては考察しませんのでご了承ください。
明文化や表記の変更のみの改訂に関しては考察しませんのでご了承ください。
忍法考察
【封刃】
【生命力】を消費することで間合を1上昇させることができる【接近戦攻撃】。
目標が持つ「プライズ効果表」の効果を持ったプライズや妖魔武器の効果を封印することが出来る。
指定特技も三種類あり、背景【家宝】のためにこの忍法を意識し過ぎた特技配置をするのは困難と言える。
妖魔武器も対象に取ることができるのは大きな利点だが、【影斬】のように効かない相手にはとことん効かないため、注意が必要だ。
【枷撃】
【雷電】に似た、変調付き【射撃戦攻撃】の一種。【花炬】と性能が酷似している。
与える変調は「残刃」だが、この「残刃」は特殊で通常の効果に加えファンブル値を上昇させる効果を持つ。
間合も3と広く「残刃」自体も非常に厄介であるため、密蔵番に相応しく長期戦に向いた忍法だと言える。
【雷電】に似た、変調付き【射撃戦攻撃】の一種。【花炬】と性能が酷似している。
与える変調は「残刃」だが、この「残刃」は特殊で通常の効果に加えファンブル値を上昇させる効果を持つ。
間合も3と広く「残刃」自体も非常に厄介であるため、密蔵番に相応しく長期戦に向いた忍法だと言える。
【魔境】
そのままだと間合が狭くなった【集団戦攻撃】だが、戦場が「平地」以外の時、与えるダメージを接近戦ダメージに変えることが出来る忍法。
密蔵番は場所を選ばない戦闘を得意とする流派であるため、【跳域】と相性が良く、自身がシーンプレイヤーの戦闘シーンならば戦場表を使うことでも条件を満たせる。
「平地」ではない戦場においては、集団戦ダメージを与えることを選べる【血旋渦】として扱うことが出来るだろう。
また、本体は集団戦の忍法であるため、接近戦ダメージを与える場合であっても【鈎陣】によって間合が伸ばせる他、背景【門下】で回避に修正を付けることもできる。
そのままだと間合が狭くなった【集団戦攻撃】だが、戦場が「平地」以外の時、与えるダメージを接近戦ダメージに変えることが出来る忍法。
密蔵番は場所を選ばない戦闘を得意とする流派であるため、【跳域】と相性が良く、自身がシーンプレイヤーの戦闘シーンならば戦場表を使うことでも条件を満たせる。
「平地」ではない戦場においては、集団戦ダメージを与えることを選べる【血旋渦】として扱うことが出来るだろう。
また、本体は集団戦の忍法であるため、接近戦ダメージを与える場合であっても【鈎陣】によって間合が伸ばせる他、背景【門下】で回避に修正を付けることもできる。
【落磊】
事前に選んだ戦場に移動するたびに自分以外のキャラクターにダメージを与える忍法。
《罠術》による判定が発生はするものの、謀術の上部は意外に遠くなりやすい。
【落磊】自体には判定が存在せず、間合もないため、コストさえあれば安定してダメージを与えることができる。
戦場の移動手段はコストがかかるものが多いのでコストの確保も同時にできるよう構成を組みたいところだ。
事前に選んだ戦場に移動するたびに自分以外のキャラクターにダメージを与える忍法。
《罠術》による判定が発生はするものの、謀術の上部は意外に遠くなりやすい。
【落磊】自体には判定が存在せず、間合もないため、コストさえあれば安定してダメージを与えることができる。
戦場の移動手段はコストがかかるものが多いのでコストの確保も同時にできるよう構成を組みたいところだ。
【禁縛】
忍具を消費することでダメージを与えた対象に特殊な「呪い」を付与する忍法。
この「呪い」が対象にするのは装備忍法のみで、言うなれば対象がランダムになった【影斬】とでも言うべきだろうか。
忍具の数が多ければ多いほど使える回数も増えるため、大槌群などで【道具箱】と共に採用するのも面白いだろう。
勿論親から貰ったふたつの忍具で使う分にも十分に凶悪な性能をしているため、中忍や中忍頭の初期作成セッションであっても無理なく活用できる。
忍具を消費することでダメージを与えた対象に特殊な「呪い」を付与する忍法。
この「呪い」が対象にするのは装備忍法のみで、言うなれば対象がランダムになった【影斬】とでも言うべきだろうか。
忍具の数が多ければ多いほど使える回数も増えるため、大槌群などで【道具箱】と共に採用するのも面白いだろう。
勿論親から貰ったふたつの忍具で使う分にも十分に凶悪な性能をしているため、中忍や中忍頭の初期作成セッションであっても無理なく活用できる。
【刀狩】
自分の手番に接近戦の攻撃忍法の指定特技を再指定できるサポート忍法。
【夜叉】や【修羅】と相性がいいのは勿論のこと、同流派の忍法【封刃】とも非常に相性がいい。
対象にできる範囲が狭いのは少し気になるが、効果自体は強いため、対象となる忍法があるなら十分に採用を検討できる。
ただし、選んだ特技を修得できるわけではないため目標値には気をつけるといいだろう。
【冷血】や【飛筒】などの命中判定にプラス修正をかける忍法と組み合わせると相手から見て少し遠いところも無理なく狙えるようになる。
裁定次第では【ご当地戦法】を用いて悪用することもできるため、もしそういった構成を使う場合はGMに確認を取ることを推奨する。
自分の手番に接近戦の攻撃忍法の指定特技を再指定できるサポート忍法。
【夜叉】や【修羅】と相性がいいのは勿論のこと、同流派の忍法【封刃】とも非常に相性がいい。
対象にできる範囲が狭いのは少し気になるが、効果自体は強いため、対象となる忍法があるなら十分に採用を検討できる。
ただし、選んだ特技を修得できるわけではないため目標値には気をつけるといいだろう。
【冷血】や【飛筒】などの命中判定にプラス修正をかける忍法と組み合わせると相手から見て少し遠いところも無理なく狙えるようになる。
裁定次第では【ご当地戦法】を用いて悪用することもできるため、もしそういった構成を使う場合はGMに確認を取ることを推奨する。
【跳域】
回避する瞬間に戦場を変更することで+2もの修正をかけることができる強力なサポート忍法。
ただし、この戦場変更はランダムであり、現在と同じ戦場が選ばれてしまうとプラス修正を受けることはできない。
一応【幻夢殿】などでどこでもない戦場にいた場合は確実に戦場が変更できるが、自分で意図して使うのは至難の業だろう。
【奇兵】などと組み合わせることで戦場の変更回数を稼ぐことも可能ではあるが、こちらも秘伝忍法であるため難しい。
普通に回避にプラス修正を得るか目的か、戦場をかき乱す意図で採用するのが無難だろう。
回避する瞬間に戦場を変更することで+2もの修正をかけることができる強力なサポート忍法。
ただし、この戦場変更はランダムであり、現在と同じ戦場が選ばれてしまうとプラス修正を受けることはできない。
一応【幻夢殿】などでどこでもない戦場にいた場合は確実に戦場が変更できるが、自分で意図して使うのは至難の業だろう。
【奇兵】などと組み合わせることで戦場の変更回数を稼ぐことも可能ではあるが、こちらも秘伝忍法であるため難しい。
普通に回避にプラス修正を得るか目的か、戦場をかき乱す意図で採用するのが無難だろう。
【切羽】
攻撃や【奥義】の結果以外の方法でダメージを受けたり【生命力】が減少する際、その減少を1点打ち消しながら一部の変調を解除する忍法。
解除できる変調は「故障」、「重傷」、「火達磨」、「残刃」と、ひとつ受けるだけで致命的事態に陥りかねない危険なものばかりで、まさに切羽詰まった状況で生き残るための忍法と言ったところか。
発動する機会としては戦場:極地のダメージ・「重症」「猛毒」「飢餓」による生命力減少・【返し技】をはじめとしたサポート忍法によるダメージなどがある。
この条件は消費では発動しないため、能動的に起動するには【暗密】や【乱独楽】などを用いる必要がある。
そのため、無理に能動的に使おうとして忍法枠を圧迫するよりは受動的な方が良いだろう。
また、密蔵番お得意の他人の戦場で戦う戦い方と、戦場効果によるダメージを打ち消せるこの忍法は非常に相性がいいため、先述の【跳域】などと一緒に採用したい。
攻撃や【奥義】の結果以外の方法でダメージを受けたり【生命力】が減少する際、その減少を1点打ち消しながら一部の変調を解除する忍法。
解除できる変調は「故障」、「重傷」、「火達磨」、「残刃」と、ひとつ受けるだけで致命的事態に陥りかねない危険なものばかりで、まさに切羽詰まった状況で生き残るための忍法と言ったところか。
発動する機会としては戦場:極地のダメージ・「重症」「猛毒」「飢餓」による生命力減少・【返し技】をはじめとしたサポート忍法によるダメージなどがある。
この条件は消費では発動しないため、能動的に起動するには【暗密】や【乱独楽】などを用いる必要がある。
そのため、無理に能動的に使おうとして忍法枠を圧迫するよりは受動的な方が良いだろう。
また、密蔵番お得意の他人の戦場で戦う戦い方と、戦場効果によるダメージを打ち消せるこの忍法は非常に相性がいいため、先述の【跳域】などと一緒に採用したい。
【深堀】
情報判定に成功すると発動できる【補給】。
情報判定の内容が初めて公開される拡散情報の【秘密】を調べたものであればさらに追加で神通丸か遁甲符を獲得することが出来る。
【秘密】と指定されているのでエニグマやペルソナでは追加の効果を発揮できない。無念。
【補給】に比べて使い道が制限されるが状況によっては更に効力を発揮するという面では【一筒】と【血餅】の関係に近いか。
長期戦向きの密蔵番の継戦能力をサポートする忍法なので、枠が余った場合採用してみるのも面白いだろう。
情報判定に成功すると発動できる【補給】。
情報判定の内容が初めて公開される拡散情報の【秘密】を調べたものであればさらに追加で神通丸か遁甲符を獲得することが出来る。
【秘密】と指定されているのでエニグマやペルソナでは追加の効果を発揮できない。無念。
【補給】に比べて使い道が制限されるが状況によっては更に効力を発揮するという面では【一筒】と【血餅】の関係に近いか。
長期戦向きの密蔵番の継戦能力をサポートする忍法なので、枠が余った場合採用してみるのも面白いだろう。
【怪厨子】
事前に選んだ古流の攻撃忍法を持っている間修得できるプライズを獲得する装備忍法。
特例修得の効果はプライズそのものの効果になるため、「呪い」や【影斬】が意味をなさない問題児。
ただプライズであるため背景【家宝】同様【電撃作戦】に弱いのは難点か。
背景【末裔】を使わず古流忍法を修得できるため使い勝手がよく、忍法自身の効果は既に発揮されているため【滅苦】とも非常に相性がいい。
修得したい忍法は【魔拳】や【吹火】、【背水】辺りだろうか。
勿論他にも強力な忍法は多数存在するため、構成の幅が広がる面白い忍法だと言える。
余談だがこの忍法で設定した攻撃忍法はセッション開始時に得るプライズによって特例修得するため、背景修得時に忍法を決定する攻撃訓練とは組み合わせることができない。
それがしたい場合はおとなしく末裔で取ろう。
事前に選んだ古流の攻撃忍法を持っている間修得できるプライズを獲得する装備忍法。
特例修得の効果はプライズそのものの効果になるため、「呪い」や【影斬】が意味をなさない問題児。
ただプライズであるため背景【家宝】同様【電撃作戦】に弱いのは難点か。
背景【末裔】を使わず古流忍法を修得できるため使い勝手がよく、忍法自身の効果は既に発揮されているため【滅苦】とも非常に相性がいい。
修得したい忍法は【魔拳】や【吹火】、【背水】辺りだろうか。
勿論他にも強力な忍法は多数存在するため、構成の幅が広がる面白い忍法だと言える。
余談だがこの忍法で設定した攻撃忍法はセッション開始時に得るプライズによって特例修得するため、背景修得時に忍法を決定する攻撃訓練とは組み合わせることができない。
それがしたい場合はおとなしく末裔で取ろう。
【古忍蔵】
古流流派の忍法を修得しているキャラクターを攻撃すると回避にマイナス修正と射撃戦ダメージがついてくる装備忍法。
忍者の二人に一人は何かしらの【末裔】と言われている現代、これほど緩い条件も滅多にないだろう。
お気付きだろうがこの忍法も問題児三連単の一角である。
しかしどんなに緩い条件であれ相手依存ではあるため、特に退魔編においてのエネミーには機能しないことも多いのは注意が必要。
一応【怪厨子】で得たプライズをなんとかして相手に押し付けたり、【教導】などを用いて無理矢理古流忍法を修得させることも可能ではある。
古流流派の忍法を修得しているキャラクターを攻撃すると回避にマイナス修正と射撃戦ダメージがついてくる装備忍法。
忍者の二人に一人は何かしらの【末裔】と言われている現代、これほど緩い条件も滅多にないだろう。
お気付きだろうがこの忍法も問題児三連単の一角である。
しかしどんなに緩い条件であれ相手依存ではあるため、特に退魔編においてのエネミーには機能しないことも多いのは注意が必要。
一応【怪厨子】で得たプライズをなんとかして相手に押し付けたり、【教導】などを用いて無理矢理古流忍法を修得させることも可能ではある。