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ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT
【ぽっけん ぽっけんとーなめんと】
ジャンル
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ポケモンアクションバトル(3D対戦格闘ゲーム)
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対応機種
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アーケード
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発売元
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バンダイナムコエンターテインメント
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開発元
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ポケモン バンダイナムコエンターテインメント
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稼働開始日
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2015年7月16日
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プレイ人数
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1~2人
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判定
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良作
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ポイント
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ポケモン単独では初の本格的な格闘ゲーム 読み合い、駆け引きが大変好評 初心者向けのサポートも充実 キャラクターの少なさとその選出はやや微妙 「ポケモンと鉄拳のコラボ」ではない
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ポケットモンスターシリーズ関連リンク
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鉄拳シリーズ関連リンク
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概要
バンダイナムコが株式会社ポケモンと組んで制作した作品。
タイトルを見ての通り鉄拳の開発チームが製作。「ポケモンを用いた3D格闘ゲーム」という今までにない作品となった。
タイトルや宣伝内容こそ「ポケモン×鉄拳」を強く推しているが、意味合い的には純粋なコラボと言うよりも「『鉄拳』で培ってきたノウハウを活かした作品」といった趣が強い。
子供向けのポケモンシリーズでありながら、本作は大人向けの作品ということを発表時から大々的にアピールしていた。
とはいえ、まったく子供をターゲットにしていないわけではないらしい。
万人向けとしての配慮はあるが、突き詰めればやはり格闘ゲーマー向けの作品となっている。
なお、本作の舞台は「フェルム地方」。「トレーナーとポケモンがペアとなって、この地方に伝わるポケモンバトル『フェルムバトル』を行っていく」という設定はあるが、特にこれといったストーリーは存在しない。
システム
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筐体は専用のもの。コントローラーは据置ゲーム機と同様のゲームパッドが筐体に有線接続されており、十字ボタン+6ボタンで操作を行う。
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「フィールドフェイズ」と「デュエルフェイズ」を自在に切り替えるという、格闘ゲームとしてはユニークなシステムを採用。『ガンダムVS.シリーズ』に少し似たプレイ感覚である。
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フィールドフェイズは3D画面を自在に動き回り、どのキャラも使える飛び道具「シュート」を撃って牽制しあう。
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双方が接近するとデュエルフェイズに移行する。カメラ位置が2D格闘ゲームに近い真横視点となり移動が制限される。ここでは近距離戦が主体となり、緻密な攻防をしてダメージを与えあう。
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フェイズは特定の攻撃をヒットさせたりすることで切り替わる。
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逆転要素「共鳴バースト」。攻撃によってフェイズを切り替えた際などに「共鳴ゲージ」が増加し、これが最大まで溜まると任意で発動できる。
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共鳴バースト中はステータスがアップし、ポケモンによっては『XY』でのメガシンカも行い、技そのものもいろいろと変わる。
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共鳴バースト中は、1度だけ使用出来る大技、「バーストアタック」が存在する。
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バーストアタックはピカチュウの「ボルテッ拳」など、本家シリーズをリスペクトしながらもオリジナルの技となっている。コンボに組み込んだり、相手の硬直や油断を読んで単独で放つなど活用法は様々。
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一般的な格闘ゲームとは異なり、ゲージが溜まる量はキャラによって異なる。逆転要素としての意味合いが非常に強い。
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攻撃は3すくみ。つかみ攻撃に強い通常攻撃・通常攻撃に強いブロック攻撃・ブロック攻撃(とガード)に強いつかみ攻撃の関係になっている。
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なお、本家シリーズにあるタイプ相性の概念は本作に存在しない。この3すくみがその代わりになっていると言える。
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バトル開始前にはバトルポケモンの他にサポートポケモンも選択する。
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サポートポケモンは2匹で1セット。「フォッコ&エモンガ」といった具合。
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ラウンド開始前にどちらかをサポートにするか選択。いわゆるストライカーやアシストのようにバトル中に呼び出してサポートを行う。
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行うサポートはポケモンごとに決まっている。大きく分けて攻撃・妨害・強化の3種類で、それぞれサポート可能になるまでの時間も異なる。
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サポートになっているポケモンはプレイアブル化するにはやや乏しいものがメイン。これによってスポットが当たっている。
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ナビゲーターのニアの存在。
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単なるバトル中における説明役にはとどまらず、「応援スキル」というものを使用してくれる。
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スキルは特定のラウンド開始時に自動的に発動し、なんらかの恩恵が得られる。
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声優は井上麻里奈氏が担当。アドバイスの他、プレイを褒めてくれることも。やや過剰とも言えるため、プレイヤーによっては鬱陶しいとの声もあるが…。
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バンダイナムコのアーケードゲームで使用できる「パナパスポート」で遊びの幅も広がる。
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バトルの後、ポケモンにスキルポイントを振り分けてパワーアップできる。一度振ったポイントは連動ウェブサイト(有料)で振り直し可能。
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使えるサポートポケモンや応援スキルの種類が増える。
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サポートは通常プレイだと3セットしか手に入らないが、特定の期間中にパナパスポートを使うと新たなセットを入手することができる。一度期間が終了したものも、のちに入手機会が来たりする。
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アバターなどの設定やプレイヤーのランクなどの要素ももちろん存在。
参戦ポケモン
+
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参戦バトルポケモン
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ポケモン
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バトルタイプ
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特徴
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初期参戦ポケモン
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ピカチュウ
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スタンダード
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「ポケモンの顔」としておなじみの黄色い人気者。得意の電撃にどこぞの三島流のような技をミックスして堂々参戦。 所謂ビギナー向けキャラで、近・遠距離ともに使いやすい技が揃い、このゲームのキモである共鳴バーストもしやすく扱いやすい。
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ルカリオ / メガルカリオ
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スタンダード
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かつて映画の主役にも抜擢された、登場以来高い人気を持つ波導の勇者。格ゲー主人公っぽい要素を盛り込んで登場。 こちらも基本となる要素を詰め込んだキャラ。ピカチュウよりはやや近接寄りの強みを持ち、リーチの長いボーン技など対空も得意。
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カイリキー
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パワー
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格闘タイプの代表格的なポケモン。4本の腕を使ったパワフルなモーションと鬼のような乱打技が特徴。 近接に特化したパワーキャラクター。遠距離攻撃が殆ど無く苦手な一方、近距離での打ち合いでは驚異的な火力が光る。
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サーナイト / メガサーナイト
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テクニカル
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性別不明だが外見的には紅一点ポジションのエスパー&フェアリータイプ。超能力に風間流古武術を加えて闘う。 瞑想によるチャージとその派生技で相手の距離をコントロールしつつ戦う遠距離タイプ。その分接近戦が苦手。
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マニューラ
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スピード
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ヒールじみた容姿を持つ悪&氷タイプの猫ポケモン。このゲームではいわゆる爪キャラ的存在。 素早い攻撃を得意とするキャラ。飛び道具はやや癖があるが、設置技などの搦手の択を持つ。
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スイクン
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スタンダード
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神秘的な外見を持つ伝説ポケモン。プレイアブル唯一の水タイプにしてジャンル的に珍しい4足歩行キャラ。 遠距離キャラだが、サーナイトに比べると範囲にクセがある代わりに威力がより強力で発生が早い。また接近戦も自分からこなす。
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リザードン / メガリザードンX
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パワー
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初代のパッケージを飾った元祖「御三家」。ドラゴンっぽい見た目通り炎や翼を使って戦う何気に珍しい骨格のキャラ。 火力とリーチに物を言わせた豪快な戦いが得意。カイリキーと違って、こちらは空中攻めに長けている。
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ゲンガー / メガゲンガー
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テクニカル
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ファンからの声で参戦が決まった経緯を持つ、どこかにくめないゴーストポケモン最古参。 緊急回避、設置技、吸収投げ等トリッキーな技構成でテクニックが試されるが、バーストは他のキャラ以上に圧倒的な性能に激変。
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追加参戦ポケモン
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バシャーモ / メガバシャーモ
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スタンダード
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これまた高い人気を持つ、炎タイプに格闘タイプを併せ持った「御三家」ポケモン。派手なエフェクトが気持ち良い武闘キャラ。 バランスキャラにしては飛び道具択がパワーキャラ並だが、激しい動きで距離を詰める手に長ける。HPを犠牲にした大火力技も強力な売り。
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マスクド・ピカチュウ
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スピード
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『オメガルビー・アルファサファイア』で登場した「おきがえピカチュウ」の一種。覆面レスラーのような外見をしていて雄々しいが実はメス。 同じピカチュウながらこちらはスピードを活かして自分のペースに持ち込むのが得意で、飛び道具でなんとかするより近づいて相手を翻弄するタイプ。
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ジュカイン / メガジュカイン
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スピード
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バシャーモと同期の御三家にしてプレイアブル唯一の草タイプ。腕に付いているはっぱカッターを活かした切り裂き攻撃を駆使して素早い動きで戦う。 攻撃のリーチがとても長く、起き攻め技なども含めた中距離戦に長けた身軽なキャラ。
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シャンデラ
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パワー
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第5世代『ブラック・ホワイト』からの参戦。シャンデリアのような見た目が特徴の炎&ゴーストタイプ。四肢がなく浮遊しているという異例のキャラ。 スイクン以上に技が全般的に大振りで、確定反撃が取りづらい。その代わりに強力な遠距離択を数多く持ち、一方的な展開を構築しやすい。
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ミュウツー
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スタンダード
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元祖「最強のポケモン」にして、二度の映画出演やTVスペシャルが組まれた人気ポケモン。光線技を始め、三色パンチを使いこなす器用なキャラ。 高い体力を持ち、スタンダードらしく遠近の選択肢が非常に豊富。ただ、共鳴ゲージが非常に溜まりづらく逆転力に乏しい。
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+
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参戦サポートポケモン
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セットポケモン
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タイプ
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ゲージの溜まり
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効果
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通常プレイで入手可能
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エモンガ フォッコ
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攻撃
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はやい
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射程距離、発生の早さ共に優秀な「でんげきは」を直線に放つ。当たると鈍足効果。
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妨害
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ふつう
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呼びだした位置で相手を弾き返すドーム状の「ひのこ」を放出する。殆どの攻撃を素通りさせる優秀な防御性能を持つ。
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ツタージャ ラプラス
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攻撃
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はやい
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相手に突撃してツタを上空に伸ばす「グラスミキサー」。対空性能に優れ、発動時はブロックアーマーがつく。
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攻撃
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ふつう
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「なみのり」をしながら突撃、横幅が広くて避けづらく、一部の遠距離攻撃をかき消す。
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ゲコガシラ イーブイ
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攻撃
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はやい
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「みずのはどう」の連射を2回に分けて波状攻撃する。相手の行動を制限しやすい。
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強化
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ふつう
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「てだすけ」をして体力を回復しつつ一定時間攻撃力をあげる。
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期間限定で入手可能
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ジラーチ エルフーン
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強化
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ふつう
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一時的に共鳴バーストの効果を強化し、共鳴ゲージも上がる「ねがいごと」でサポートしてくれる。
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強化
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ふつう
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「みがわり」で一部の飛び道具を無効化しつつ、体力を回復。
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ロトム トゲキッス
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妨害
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はやい
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空中にいる相手をサーチして「でんきショック」。当たると鈍足効果。対空や相手のジャンプの牽制に有効。
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強化
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ふつう
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「おいかぜ」によって移動速度アップ効果に加え、体力を回復する。
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カイリュー ビクティニ
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攻撃
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おそい
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広い範囲でなおかつ多段ヒットする「りゅうせいぐん」を放つ。火力も高め。
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強化
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おそい
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「Vジェネレート」で常時クリティカル効果に加え、体力回復と共鳴ゲージ上昇効果も得る。
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ムウマージ キュウコン
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攻撃
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ふつう
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こちらの攻撃力を上げつつ相手に当たるまでゆっくり接近する「おやしいかぜ」で攻撃。相手の行動を制限しやすい。
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妨害
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おそい
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自分の目の前に触れるとダメージ+攻撃減少を付与する「おにび」をトラップとして設置する。相手の接近の牽制に有効。
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カモネギ マルマイン
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攻撃
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ふつう
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相手に向かって「れんぞくぎり」攻撃。攻撃が当たれば相手が硬直するのでコンボにつなげやすい。
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妨害
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ふつう
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相手の攻撃をブロックすると「だいばくはつ」で反撃する。発動条件が限られていることもあり、ゲージ効率のわりに火力が高い。
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評価点
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ポケモンシリーズ随一のグラフィックの良さ。
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『鉄拳』シリーズを彷彿とさせるようなリアルさが特徴だが、ポケモンのイメージはまったく崩していない。ポケモンに限って言えば非常に躍進的なグラフィックと言える。
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従来まではハードスペックの関係などで描写されなかったピカチュウやマニューラの毛並みなどがはっきりと描かれている。これまでのあらゆる公式メディアにおいて、こうした哺乳類型・鳥系のポケモンすべての3Dモデルにはっきり「体(羽)毛」といえる処理が施されているのは恐らく今作が初めてである。
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一方で、爬虫類・ドラゴン系のポケモンは当然ながらしっかり鱗のような質感にされており、しっかりと特徴が出ている。
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技のグラフィックも見事で、その他エフェクトは勿論、極めつけのバーストアタックのグラフィックは、一度しか使えない大技らしく美しさと迫力を兼ね備える。
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ステージの背景ももちろん美麗。ポケモンや人々まで3Dでしっかり作りこまれている。
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中にはウルガモスを連れて育て屋の前を往復するプレイヤー(いわゆる、本家シリーズでの「孵化厳選」行為)などネタっぽい光景も……。
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公式からの手厚い配慮。
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格闘ゲームは進化と同時に複雑化が進み、未経験者には特に難しいジャンルとされている。が、本作では通常プレイの代わりにチュートリアルを行い、遊びながらゲームに慣れることが可能。
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公式サイトのバトルガイドにはポケモンごとの技の詳細や大まかな動かし方も書いており、これさえ覚えれば最低限戦うこともできる。
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サポートポケモンや共鳴バーストによって逆転性も高く、読み合い重視の内容ながら初心者へのチャンスが多い。
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オンラインバトルである「全国対戦」はランクが設定されており、その成績によってランクが変動されるが、マッチングはそのランクが近しい相手が(その時のプレイ人口にもよるが)抽選されやすくなっており、同格の相手と戦って腕を磨きやすい。
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ポケモンから本作に触れても、初心者は慣れることができないままやめてしまうことが危惧されていたが、そういう意味で本作はきちんと配慮はされていると言える。
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システムの完成度の高さ。
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先の評価点にやや被るが、比較的わかりやすい3すくみ、所謂覚醒システム、要所で機能するサポートポケモンと、3Dバトルアクションというジャンルと相まってこれらの要素が非常に上手く噛み合っている。
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ギリギリまで相手を削って、こちらがほとんど無傷だとしても、まったく安心は出来ない。共鳴バーストからのコンボで崩されたり、3すくみの読み合いにことごとく負けて逆転されたりということがままある。
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下記で記すように相性の良し悪しはあるが、プレイヤー次第でいくらでも覆すことが可能。射撃の要素を強く持つゲームは、格闘キャラが不遇になりがちだが、本作は同じ不遇でも光明が十分見える。
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共鳴バーストのゲージを溜めるにはフィールドに落ちている共鳴エネルギーというアイテムを回収することも求められるため、そういった意味での従来の格闘ゲームにはない立ち回りも要求される。
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ゲームバランスの良さ。
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やはりある程度の優劣はあるものの、極端に弱い・強いとされるキャラクターは存在せず、バランスは良好。
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ゲームバランスが上手く取れている理由の一つに、HPの高低や、共鳴ゲージの溜まりやすさの良し悪しを考慮しているからというものがある。例えば、攻撃性能がいくら高くても共鳴ゲージが溜まりにくいと逆転しづらい、体力が低くてワンミスが致命的など、上手くバランスが取られている。
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なお、現状で一番強いとされているのはピカチュウ。スピードも火力も優秀で、ポケモンの顔らしく初心者にも使いやすく、上級者が使うとその性能を十二分に発揮できる。
ある意味一番文句の出にくい調整とも言える。
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一方でカイリキーは飛び道具が少ないインファイターというキャラ設定上、相性の悪い相手が多いので弱い部類に入る。だが、デュエルフェイズに持ち込んだ時の制圧力は全キャラでもトップクラス。
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SEの爽快感。
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格闘ゲームとして非常にSEも良いものを選んでいる。特に打撃音は優秀で、フェイズが変わる時の強烈な打撃音などは演出も相まって最高に爽快感がある。
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システムSEも本作の世界観に合わせて非常に近未来チックであり、小気味良い。
賛否両論点
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ポケモンの総数を考えるとプレイアブルキャラクターが少ない。
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ポケモンシリーズは歴史も長く、現在では700種類以上ものポケモンが存在している。それに対して本作で操作するポケモンはプレイアブルが13体、サポートは8セット(16体)。合計しても29体とかなり少ない。
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ゲーム上のことを考えると、プレイアブルだけで見るとポケモンゲーとしては勿論、格ゲーとして見てもかなり少ない数。
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ただし、この数の少なさのおかげなのか、先の通りゲームバランスは良い。また、上質な3Dでのキャラ製作の手間や、下手に増やせば増やすほどにキャラ選出の疑問が出てきてしまうことから、これくらいでちょうどいいと考えることもできる。
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また、ポケモン自体が少ないわけではなく、背景には相当数が存在する。
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プレイアブル選考への疑問。
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ゲンガーのようにファンからの要望で参戦したポケモンもいるが、どうしてもこの問題は否めない。特に「マスクド・ピカチュウ」などは鉄拳を意識するにしても他に格闘ポケモンが居たはずでは? という声も。
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ただ、ピカチュウとはモーションを始め技はほぼ別物であり、手抜きの結果というよりはキャラ制作の手間を削るための結果と言える(つまりこういったキャラでなければプレイアブルはもっと減っていた可能性もあるということ)。
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本家シリーズでお馴染みの「御三家」のうち、炎タイプはリザードンとバシャーモの2匹に対し、水タイプはプレイアブルとして参戦できていない。
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『ルビー・サファイア?』での御三家最終形態であるバシャーモとジュカインは参戦できているが、水タイプのラグラージだけが出演できていないのでこの問題が浮き彫りに。
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もし参戦したら「RS御三家優遇になってしまうから」とも言えるが。関連したエピソードとして、シャンデラ解禁前の登場予想では『「ラ」が付くポケモン』という公式アナウンスがあり、「ラグラージではないか?」と予測できるものとなっていた。
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同様に水タイプ御三家のゲッコウガは『スマブラfor』に参戦する高い人気を持つが出られていない。もっとも、ゲッコウガまで参戦するとスマブラと参戦キャラがほとんど重複してしまうのでやむを得なかったのだろう。
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ポケモンのタイプは18種類存在するが、やや偏りが見られる。
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バトルポケモンにおいてはタイプのカブりが少なめに設計されているが、炎タイプは先述の2匹に加えてシャンデラもいて3匹。格闘タイプも3匹いるが、本作自体が「格闘ゲーム」なのでそれほど問題視はされていない。
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現状では、プレイアブルに登場できていないタイプが5つ、そしてサポートを合わせても登場できてないタイプが3つ存在している。メインタイプだけを考えるともっと少ないと言える。
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参戦しているポケモンはピカチュウやリザードンといった有名キャラが中心で、どのメディアでも優遇されがちなものに偏った選出ではある。
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その一方で、格ゲー向けのカイリキーや紅一点ポジションのサーナイト、逆に格ゲーでは珍しい4足歩行のスイクンに、手も足もないシャンデラなども登場しており、「ポケモンの格闘ゲーム」としてはしっかりとツボを押さえているのは確かである。
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ポケモンの声優のチョイス。
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アニメ版でおなじみのピカチュウの大谷育江氏以外は、それとは異なる声優が主に起用されている。リザードンなどの人気キャラクターでも例外はなく、本作の対象年齢的に馴染みのない声優が担当していることについて、ファンから「ガッカリ」という声もあがった。
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声優が声を入れたポケモンが登場する別の作品、『ポケモンスナップ』や『ポケパークWii』、スマブラシリーズなどではアニメ版での声優がチョイスされる傾向にある。本作はピカチュウだけアニメ版と同じ声なので少なからず違和感はある。
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とはいえ、「セリフを喋るわけではないので違いが目立ちにくい」「同じ種類のポケモンでも様々な個性がある以上、一概にアニメ版に合わせるのはおかしい」などから、あまり気にしないプレイヤーも多い。
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連動ウェブサイトで有料会員になると設定可能な「プレイヤーコメント設定」の中には、ポケモン本編キャラのセリフのパロディや、ネット上でよく使われるスラング・ジョーク等といったものが多く見られる。
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本編キャラの台詞のパロディとしては「強いポケモン弱いポケモン? 可愛いが一番!(カリン)」「結局僕が一番強くて凄い…といいな(ダイゴ)」「共鳴ゲージが 足りないよ(ヒガナ)」等々。
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ネットスラング・ジョークとしては「ポッ拳勢の朝は早い」「攻撃極振りです」「明日から本気出す」といったものがある。
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過去作品へのリスペクトとして評価するユーザーが多いが、本家シリーズの近作『ORAS』が公式の過剰な悪ノリ、及びネットスラング等世界観にそぐわないネタの多用から評価が大きく分かれた作品なのもあって、こういったネタ要素に難色を示すユーザーも存在する。
問題点
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初心者でも動かせるが、中級・上級者相手では初心者は勝負にすらならない。
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「初心者に出来るように」というコンセプトで操作や技の出し方などは非常に簡単だが、本作のシステムはやはり複雑。また、技の種類も結構なものなのでそれらの効果的な使い方を習得するのにも初心者にはやはり難題。
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逆転性があっても、操作を覚えた程度では同じ初心者に当たらない限りオンライン対戦で勝ち星を得るのは難しい。オンライン対戦に対応したゲーム全体の問題と言えばそれまでだが。
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勿論熟練者が簡単に負けるようではゲームとしていかがなものかという話であるが、想定以上にハードルが高いのは確か。
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全体的にやや飛び道具偏重のバランス
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2D格闘ゲームでは飛び道具ありとなしで決定的な差が生じる問題がある。本作はフィールドフェイズの仕様によってややマイルドになっているが、やはり持っていると持っていないとではそれなりに差が生まれる。
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シャンデラやピカチュウなどを筆頭に、シュート以外にも飛び道具が充実したキャラは対処しにくく、初心者殺し要素が特に強い。
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アーケードで最終追加となったシャンデラはパワータイプでありながら、弾幕のような射撃攻撃を可能としている。対処が分かれば騒ぐほど怖いものではないが、知らないと一方的に蜂の巣にされて終わってしまう。
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リザルト時のニアのコメント
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1クレジット分のゲームが終了するとリザルト画面になりニアが締めのコメントを残す。「全国対戦」で3回連続で勝利した場合はプレイヤーを褒めたたえるものになるが、逆にそれ以外の状況では全て「バトルは面白い」といったニュアンスのコメントとなり、「シングルバトル」や「店内対戦」でどれだけ勝っても、全国対戦でも1,2回くらい勝とうが1回目から惨敗を喫しようが全て笑いながら「楽しい」で済ませる。
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特に惨敗してしまった場合に「あ~面白かった」などとコメントをされると、プレイヤーとしては相当気分がよろしくない。
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連勝時とそれ以外の2パターンしかコメントの種類がないのも単純に少なく、物足りないところ。
総評
一見噛み合いそうにない「ポケモン」と「3D格闘」のコラボ。
読み合い重視のゲーム内容でありながらも逆転性が高く、その完成度はかなり高い。
初心者へのサポートも充実しており、近年の格闘ゲームの中では特にハードルが低い方だろう。
とはいえ、700種類以上も存在するポケモンの一部しか登場していないのは物足りない。
また、「初心者向け」「ハードルが低い」と言ってもシステムそのものが複雑なので、プレイを続けるとなると他の格闘ゲームとそう変わらない修練も必要となる。
総じて、「大人のポケモン」らしい作品に仕上がっていると言えるだろう。
余談
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ゲームセンターでは最初こそ入りが良かったが、初動で食い付いてくれた女性や子供などの層が残ってくれなかったことと専用の筐体が災いし、早期に撤去を進めるゲームセンターが出てきたことが話題に上がった。
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ただし専用筐体自体は「弱小ゲームセンターでも導入出来るくらい安かった」という証言もある。なお撤去に関しては、1年を経ずして家庭用版が登場した関係もある。
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本作における鉄拳の要素はピカチュウが平八のような勝利ポーズを取ったり、先の通り各種キャラのモーションに鉄拳の技らしきものが出る程度。あくまで小ネタ程度にとどまっている。