【あるとねりこすりー せかいしゅうえんのひきがねはしょうじょのうたがひく】
ジャンル | ムスメ調合RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | ガスト | |
発売日 | 2010年1月28日 | |
定価 | 7,329円 | |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
廉価版 |
PlayStation 3 the Best 2011年8月4日/3,800円 |
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判定 | なし | |
アルトネリコシリーズ : 1 - 2 - 3 |
「ムスメ調合RPG」の名の通りの独創的なシステムと、造語を用いた壮大かつバラエティに富んだBGMが好評な『アルトネリコ』シリーズの最終作。
前々作のエンディングから5年後(前作のオープニングから2年後)。アルトネリコ第3塔を中心とした世界「ソル・クラスタ」が舞台。
ここではレーヴァテイル(後述)の国家「クラスタニア」が人間を弾圧し世界の大半を支配しており、人間勢力も抵抗はしているが劣勢状態であった。
「蒼谷の里」に住むとび職見習いの少年・蒼都(アオト)は、クラスタニアの軍人ミュートと対峙するサキアという甲冑姿の少女に出くわす。
ミュートを退けると、サキアはアオトに「この娘を守って」と告げ、サキという別の少女の姿になる。
サキは祈ることで「奇跡」を起こす能力を持っていた。アオトはサキの謎を解明するため、レーヴァテイル専門医の光五条を訪ねてトコシヱ隧道に向かう。
途中、クラスタニア出身の少女フィンネルと出会う。彼女はクラスタニアに追われており、サキも「アルキア株式主権市国」から狙われている事が分かる。
アオトは2人を守っていく過程で、クラスタニアとアルキアの陰謀、そしてこの惑星の危機的状況を知ってゆく…。
世界観
本作は過去作(前作・前々作)と世界観を共有している。過去作のページも参照されたい。
ヒロインの心理描写の緻密さ
ボリュームアップしたコスモスフィア
戦闘システム
パージ
やりこみ要素
ヒュムノス語を基調とした名曲の数々
個性的な登場人物たち
+ | (ネタバレあり) |
声優陣の熱演
一部の登場人物の存在
+ | (ネタバレあり) |
男まで脱ぐ
何かを狙っているとしか思えない要素が多い
フィンネルの設定について
+ | (ネタバレ) |
単調な戦闘
難解かつ奇妙なストーリー
+ | (ネタバレあり) |
フィールド
能面のようなグラフィック
バグ
エンディングについて
+ | (ネタバレ) |
問題点の多くは前2作と比較しての部分が大きいため、本作でシリーズに触れたプレイヤーならば問題なく楽しめる余地はある。
だが、シリーズ経験者から見た場合、システムの大幅変更、癖の強すぎるキャラや完結編としてはストーリーは今一つ。
旧作から大きく変化した点や不評の目立つ点が響いてしまい、有終の美を飾れたとは言いがたい内容となってしまった。