【ですくりむぞんつー めらにーとのさいだん】
ジャンル | 暗黒ギャルゲーシューティング | 裏を見る |
対応機種 | ドリームキャスト | |
発売元 | エコールソフトウェア | |
発売日 | 1999年11月25日 | |
定価 | 5,800円 | |
判定 | バカゲー | |
ポイント |
まさかの続編はスケール壮大化 STUFF等露骨なウケ狙いの数々 依然としてバランスに問題アリ 前作ほどクソゲーではない |
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デスクリムゾンシリーズ デスクリムゾン / デスクリムゾン2 メラニートの祭壇 / デスクリムゾンOX |
言わずと知れた10年に一度のクソゲーである『デスクリムゾン』の続編として発売されたソフト。
メーカー的には「『デスクリムゾン』において自分達が本当にやりたかった事を形にした」との事。
こんな夜には命を落とす奴が多い。
今夜もまた誰かが命を落とす…。
コンバット越前こと越前康介がデスビスノスを倒してから20年後の2015年。
サロニカの古城で暮らしていたダニーがザザ提督という人物に幽閉され、かつてサファール遺跡で手に入れた「エメラルド」と魔銃「クリムゾン」の在り処を尋問されるも、声も出さずに拒んだために爆殺される。
ダニーの死後、アゼリア広場にある心療内科「ローゼンバーグクリニック」を営む精神科医のリリーの元に、別居中だったダニーの妻のマーサから助けを求める電話が入る。
20年前に精神を病んだ患者のグレッグや、せっかくだから入ってきたフリーカメラマンの八並康と話しているうちにマーサが駆け込んで来るが、
その後、リリーの娘のユリが大学から帰省してきた事で状況は一変する。
越前が持っていたという「ルビー」をユリが身に着けている事を知ったマーサは診療所を飛び出してしまい、異形の集団に襲われたのだ。
その場に居合わせた康は異形を倒すも、マーサは殺されてしまう。
駆け付けたユリと共にマーサの最期の言葉を聞いた康は、クリムゾンを巡る戦いに巻き込まれて行くのだった。
+ | この動画はお前を破滅へとみちビクッ! |
+ | 会話例 |
+ | 扉が開いた |
前作と比べると出来は良くなったが、まだまだゲームバランス面で難があり、他のガンシューティングのレベルに達しているとは言い難い。
ともあれ、「狙って作られたクソゲー」という雰囲気はしっかり表現されており、その点を評価してバカゲーに近い扱いをされている。
*1 ムササビの1種。実は作中で重要な設定を持っている。
*2 起動すると最初に出るECOLEロゴの事。あれは厳密にはムービーではないのでカットされても仕方はないが…。ちなみに今回はECOLEロゴ演出が一新されており、ECOLEの文字のアニメーションがなくなり背景色がどぎつい赤から黒に変更される等シンプル化されたが、やはり2つの仮面が並んでいる(デスマスクっぽさは少々薄れている)。
*3 前作の「おーのー」「ワナップ!」の声質に近い。
*4 画面内をぐるぐる走り回るのは勿論、''プレイヤー視点側から敵がいる方向に突っ込んでいく''・''一旦プレイヤーの目の前に来てアピールしてから逃げる''・''2階のベランダから手を振っている''など、誤射されても自業自得としか思えない行動を取る。
*5 音楽は本作にも関わっている尾形雅史氏が担当。真鍋社長はプロデューサーを務めた他、シナリオにも参加している。
*6 これらは「ユリは危なっかしくて放っておけないから自分が協力してあげる」というニュアンスで言っている台詞だが、「犯罪者」は無いだろう…。
*7 ユリの越前康介を知っているかという問いに対する答えがこれ。当然「失礼ね、あなたって」と怒られる。
*8 アイテムを入手した場所を更に調べて余計なダメージを受けた際の感想。
*9 母については行方が分からなくなった時点で「殺されたのかもしれない」と、縁起でもないことを平然と言い放つ。
*10 しかも康も「これがおっさん(越前)達が好きな赤の扉かぁ…」と感心する。お前らそんなに赤の扉が好きか。
*11 「マンゴスチン」とも。「果実の女王」と称される東南アジア原産の果物。日本では気候の違いから(沖縄を含む)栽培出来ない上に保存も効かないために生で出回ることは殆ど無く、専ら冷凍物として輸入される。
*12 台詞自体もイカれているが、「心がなごむ」の妙にリズミカルな言い方も一部で人気。
*13 「やたら筋肉質」と言われるが、どう見てもそんなレベルではない。
*14 特にユリへの態度は「まるで親戚のおじさん」とも評される。
*15 どこまで本当か定かではないが、真鍋社長の小説『フリーズ! ~デスクリムゾン・レゾナンス~』では専務兼”風水師”という異色の肩書きで登場し、一癖も二癖もある人物として描かれていた。また、同小説によると前作のデスマスクロゴを作ったのはこの方らしい。
*16 読んでて変だと思ったかもしれないが、このステージはまさかのランダムエンカウント方式なのだ。
*17 2人で情報を出し合ったり見つけた手掛かりから推理しているという流れだが、何の確証も無い憶測ばかりである。
*18 ラスボス戦で急にこの単語が登場するが、詳細は不明。
*19 この中で市街地、倉庫、大学、砂漠、鉱山がシューティングパートあり。館はミッションモードのみシューティングステージになっている。
*20 PSにおける「ガンコン」と同じく走査線タイミング方式のため、撃った際の光を感知してどこに撃ったのかを定めている。