【きどうせんしがんだむ がんだむばーさすがんだむ】
ジャンル | チームバトルアクション | ![]() ![]() |
対応機種 |
アーケード(SYSTEM256) プレイステーション・ポータブル |
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発売元 | バンプレスト | |
販売・開発元 | カプコン | |
稼働開始日 | 2008年3月28日 | |
家庭用 | 2008年11月20日/5,040円(税込) | |
廉価版 | PSP the Best:2010年12月2日/2,800円(税込) | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的差 1バグ6強、弱キャラはとことん弱い極悪バランス ジョインジョインフリーダムゥ ゼロシステム並みの鬼畜CPU キャラゲーとしては悪くない 後のシリーズの基盤となったシステム |
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ガンダムVS.シリーズ |
最大4人同時通信・2on2のタッグバトルがウリの、ガンダム3Dアクションゲーム『機動戦士ガンダム VS.シリーズ』(以下VSシリーズ)の第7作目。
従来の作品は特定のガンダム作品を下敷きにしていたが、本作から全てのガンダムシリーズ(公式告知では「映像化したシリーズのビッグタイトルのみ」)が集結してのお祭り的内容となった。
各作品から主に主役や、シリーズを代表するような機体が参戦。
非常に対戦バランスが悪い。
+ | バグ機体 |
+ | 7強上位 |
+ | 7強下位 |
+ | 弱機体 |
総合的に見て、ゲームバランスの擁護は一切不可能
タイムアップ引き分け狙いのチキン戦法問題
アーケードモード(CPU戦)に関して
残念な隠し要素
参戦ラインナップについて
その他
お祭り感
シリーズの基礎を築いた
キャラクターゲームとして
ガンダム作品総出演のお祭りという発想自体は概ね成功しており、後のシリーズの基礎と方向性はこの時点でしっかりと出来上がっていたと言える。
しかし調整不足な点が多く、特にゲームバランスはシリーズ屈指の酷さになってしまっている。
また、お祭り的な派手さ重視の方向性については今までのシリーズファンから賛否分かれており、その点でもって本作をシリーズ転換の元凶として嫌うプレイヤーも生むこととなった。
とはいえ今尚続編が出続けているという事実から、商業的な観点で見ればこの方向転換は成功との声が多い。
ロケテストをした上で…
*1 ガンダム大地に立つ(1st)、地球光(∀)、最後の勝利者(W)など。
*2 耐久値が550で、下位である2000コスト機体の平均よりも低い。
*3 当ゲームの次々作にあたる作品
*4 古谷徹氏が演じているキャラクターの機体は出場していない。
*5 スタッフは「コストバランスの関係によるもの」と回答していたが、苦しい言い訳といわざるを得ない。
*6 本来は『ガンダムX』劇中での台詞、及び第1話のサブタイトル。
*7 MFが瀕死になると発動するモード。全身が金色になり、攻撃力が増える。
*8 ジェット・コア・ブースターにヒートロッドを打ち込んでジャンプしたシーンの再現。原作で量産型ガンタンクを連続で破壊していったくだりをイメージすると分かりやすい
*9 完全密着状態だと相手を掴んで一緒に落下する技だが、間合い外だと自分だけが急降下する。ごく一部の格闘から出す以外は全て急降下になる
*10 自身も長時間拘束されるため、カットは容易だが相方と分断されてしまうとどうしようもない
*11 ネクストダッシュの略。様々な動作をダッシュ行動でキャンセル可能となる次回作のシステム
*12 これを見越してか、アーケードモードではΖが耐久極小の1000コストと共に登場するステージが存在する
*13 稼働後期は下記のVガンダムが代わって台頭することになる
*14 アップデートで戦場の上限が低くなったため逃げ切れない場合もある。
*15 Vガンダム前期OPの歌詞より。
*16 コスト別機体の数合わせのためではないか、NT-1のピーキーすぎる性能に振り回されていた劇中のクリスを再現しての低コストなのではないか、などと言われている。ちなみに、後続のシリーズでもこの機体は常に最低コスト機体である。
*17 ウイングゼロのバスターライフルなどの武装
*18 これは次回作でディバイダーへの換装ボタンとなった。製作が間に合わなかったのではと推測されている。
*19 通称"質量を持った残像"。発動中は被ダメージ2倍になるが攻撃の誘導を常時切り続ける特殊武装。
*20 射撃CSのパーツアタックを使ってコアスプレンダーになり、そこからMSに戻る際にBRの残弾と盾が回復する。
*21 このゲームのシールドは2種類存在し、「任意でシールドを出してシールドガードできる」機体と、連邦VSジオン方式の「ごく狭い判定の部分に当たれば自動でシールドガードが発動する」機体があり、インパルスは後者。丸見えの攻撃でも狙って防ぐのは難しい。
*22 これを「ΖΖ=鈍足」と解釈したせいか、ゲーム作品では重武装・鈍足な機体にされることが多いので実のところ本作に限った問題ではない。『スーパーロボット大戦シリーズ』でもハイメガキャノン以外にウリがない微妙性能にされがちで、ファンからさえ「波動砲ガンダム」と揶揄されたりもしていた。
*23 ロサンゼルスオリンピック柔道金メダリストの山下泰裕氏のこと。史上最強の柔道家の一人として名高い。
*24 実際に大気圏突入したのはΖガンダムとキュベレイMK-IIである。そもそもΖΖガンダムに単独での大気圏突入能力は無い。
*25 ビームサーベルのハイパー化は2作後であるEXVSから、サイコフィールドや変形が再現されたのはEXVSから更に2作後のEXVSMBからである。
*26 原作劇中ではMSの大型化が進んでいて、サザビーは全長25.6mと、初代ガンダムより7メートルも大きい。さすがにそこまでは忠実に再現されていないが。
*27 MEPE発動中は超回避能力の代わりに、被弾時のダメージが2倍になる。
*28 パイロットがシーブック=sea bookのため。割と誤解されがちな事なのだが、シーブックの本来の名前の由来は見本(see book)。
*29 例えばメカマニアであるコウ・ウラキは相方の機体のギミック(ファンネルや可変等)に興味津々だったりシンがシャア専用ザクを見て同作の仲間であるルナマリアが搭乗するガナーザクウォーリアと勘違いしたりする様子が窺える。
*30 Vガンダムという作品自体がゲームへの参戦自体が他のシリーズと比べ控えめである事はファンの間では語り草となっている
*31 メロディラインを入れているゲームはあったが、原曲そのものを採用しているのはTCGの『ガンダムカードビルダー0083』まで存在しなかった。
*32 Ζガンダムの主題歌を作曲したニール・セダカ氏の曲は他と比べ版権料が非常に高いとの噂があり、採用された作品自体が少ない。