このページでは、『カスタムロボ』及び『カスタムロボV2』(共に良作)を扱っています。
【かすたむろぼ】
ジャンル | ロボットアクションRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドウ64 | |
メディア | 128MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ノイズ | |
発売日 | 1999年12月8日 | |
価格 | 6,800円 | |
判定 | 良作 | |
カスタムロボシリーズ:初代・V2 - GX - BR - 激闘! |
子供なら誰もが動かしてみたいと思うロボット。
大人の方でも子供の頃はきっとそんな願望を持っていましたよね。
もちろん、本物のロボットを操るなんてできるはずはないから、プラモデルのロボットを持って動かしてみたり、カッコイイポーズをつけてみたりしながら、「このプラモデルが本当に動かせたらなぁ…」なんて想像するしかなかったわけです。
そんな子供の頃抱いていた願望を叶えてくれるゲームが『カスタムロボ』!
体高がわずか30cm程度しかないプラモデルサイズのカスタムロボに、「ボム」「ガン」「ポッド」といった武器を自由にカスタマイズして、バトルフィールド「ホロセウム」を舞台に敵と思う存分戦える感覚は、まさにプラモデルを本当に戦わせている感覚そのもの!
さあ今こそあの頃の夢を叶える時です!
(公式HPより引用)
ナムコ在籍時に『コズモギャング・ザ・ビデオ』や『エメラルディア』などを手掛けた見城こうじ氏が代表を務めるノイズと任天堂のタッグで贈る、カスタマイズしたロボを操り3D空間で1vs1のバトルが楽しめるシリーズ第一作。基本的な部分はほとんど1作目から完成していたと言っても過言ではない。
「ロボ」という文字はあるものの、一部除いてほとんど人間のようなデザインのため、ロボットものが苦手な人でも親しみやすい。
+ | ロボの解説 |
シナリオ面
システム面
自分好みのロボをカスタマイズして、3Dのフィールド内を好きなように走って飛び回りバトルする…というのを、難しすぎず、出来る限り直感的に操作ができるように作り出してみせた。深く立ち入れば、パーツの組み合わせがある限りいくらでも戦略性が見出され、対人戦はもちろん、一人プレー向けにも用意された豊富なやり込み要素の攻略に繋がる。
まだまだ改善余地はあるものの、シリーズの基本を全て作ったと言ってもよい偉大なる一作目。
【かすたむろぼぶいつー】
ジャンル | ロボットアクションRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドウ64 | |
メディア | 128MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ノイズ | |
発売日 | 2000年11月10日 | |
価格 | 6,800円 | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2008年2月19日/1,028Wiiポイント(税8%込) 【WiiU】2016年6月8日/1,028円(税8%込) |
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レーティング |
CERO:A (全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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判定 | 良作 |
カスタムロボの発売から僅か1年足らずで発売された続編。初代から1年後を舞台とした展開が繰り広げられている。
製作期間から想像できない程の充実した新要素が追加され、現在でもこの作品が最高傑作と挙げるプレイヤーも多い。
+ | 違法ロボの解説、ネタバレ注意! |
+ | 一応ネタバレ注意 |
闇の組織ドレッドが壊滅してから1年後…。相変わらず、周りではみんながやっている「カスタムロボ」。
そんな中で主人公はまだロボを持っていなかった…。
しかしそんなある日、応募していた懸賞でなんと最新型のカスタムロボ「レイII」が当選したのだ!
かくして主人公は晴れてコマンダーデビューを果たしたのであった。
やがて主人公は様々な人々と出会うことで大きな戦いに巻き込まれていくことになる。
+ | ネタバレ注意! |
+ | 一例として最初にこのルールが出るロボ博士の課題パート1の一戦目 |
+ | 強いと言われるロボ |
+ | 弱いと言われるロボ |
ロボやパーツの新規追加、ベタながら王道なストーリーと魅力あるキャラクター、100を超える戦闘が用意されている激闘編等々、無印からかなりのボリュームアップを果たした作品で、今なお対戦ツールとして根強い人気がある。
その一方で、新規追加されたロボやパーツはゲームバランスを大味にする様な雑な調整の物もある上、今作基準で考えれば特に問題無い様なパーツが前作より弱体化されていたり、空中戦に強いロボが余りに有利過ぎるなど、バトル面の調整は少々荒が目立つ。
また旅立ち編では入手パーツ数が少ないためカスタマイズの幅が狭く、一部の強力な戦法によるゴリ押しが流行るなど、前作と比べてカスタマイズの楽しさが薄れてしまっている面もある。
一方、激闘編に関しても、パーツとりあげバトルのような縛りプレイの強要による不自由さや、バトルスコアの計算方法から耐久型のロボが不利なバランス等々、カスタマイズを醍醐味とした作品としては目につく点も多い。
対戦ツールとして遊ぶときは、本作特有の対戦バランスを考慮して相手と予めローカルルールを決めておくなど、プレイヤー側で一工夫すると、様々なカスタマイズやバトルを楽しめるだろう。