ジャンル | アクションコマンド型ロールプレイングゲーム | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
アルファドリーム グラフィックリサーチ シャンダー |
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発売日 | 2002年1月25日 | |
定価 | 4,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
セーブデータ | 4個 | |
配信 |
バーチャルコンソール 【WiiU】2015年8月26日/702円(税8%込) |
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判定 | 良作 |
後に『マリオ&ルイージRPG』を作る事となるアルファドリームが、処女作であるゲームボーイカラーのゲーム『コトバトル 天外の守人』の次に制作したRPG。
アルファドリームと任天堂が手を組んだ記念すべき最初のゲームである。
元々は『ギミックランド』というタイトルでゲームボーイカラー用に開発が進んでいたが、
『コトバトル 天外の守人』を気に入った任天堂から声がかかりゲームボーイアドバンス用に作り直し任天堂発売でリリースされた、
という経緯が公式側で語られているゲームでもある。
コドモの、コドモによる、コドモのための国、「ケチャプー王国」。
主人公は、トマト好きの国王「アビーラ」に連れ去られたガールフレンド「パサランちゃん」を助け出すため、 ビックリ箱のような仕掛けと、想像を超えたストーリーが展開するこの王国を冒険していきます。
(公式サイトより抜粋)
+ | 子供しかいない世界観だが、では大人はどこにいるのかというと・・・ |
+ | ギミカの詳細 |
かわいいキャラクターや斬新なギミック、質の高いBGMに子供でなくとも楽しめるブラック要素など、隠れた名作と評価可能な逸品。
問題点は決して無い訳ではないが、一方でバグの類は一切見当たらず、丁寧に作られたであろう事が窺える。
エンディングの内容も相俟って、本作の正統な続編を希望する声は多かったのだが…
アルファドリームが倒産の憂き目に遭ってしまったがために、2019年時点ではその可能性がほぼ完全に潰えてしまったのが悔やまれる。
*1 コマンド失敗時の攻撃力のこと。コマンド成功時はこの攻撃力の基本値に「各ギミックの難易度レベルごとに個別設定された倍率」を乗算した攻撃力となる。
*2 というか監獄であると明言されている。「ロックといえば監獄だろ」らしい。
*3 「マグネハンド」は最強状態である「でんち50&難易度レベル7」の場合、攻撃力は基本値(コマンド失敗時)77、コマンド成功時100。この数値自体は、無強化状態かつ低難易度設定でも上回るギミックが後半登場しはじめる、という程度のもの。
*4 主人公とヒロインは当初トマト嫌いの子どもたちが閉じ込められている村に住んでおり、冒険の過程でトマト嫌いを克服している節はある
*5 デミルに限らないが、所持ギミックが5個未満の場合は装備ギミックを一切変更できず、所持ギミックが5個以上になってもギミックを必ず4個装備しなければならない仕様となっている。
*6 最速でデミルの所持ギミックが5個まで増えるタイミングは、オイスタウンの「カイゾー」に初回サービスでデミル用ギミックを無料で作ってもらった時になる。
*7 「カイゾー」が作ってくれるギミックは基本的には既存ギミックをピーキーにした裏バージョンにあたるものである都合上、元になるソフビーのギミックが2個しかない状況ではどんなに「おしゃぶり」を積んでもソフビーの所持ギミックは4個にしかならない。5個目のソフビー用ギミックを入手できるのは、最速でも「タルタルバレー」クリア後、「ハンゾラボ5」到達時となる。こちらの期間もやや長い。
*8 当然だが、ギミックカードは毎回新たなものが配られる
*9 色を一気に2ランク変動させるカードは存在するが、所謂"クリア後"のようにギミカ本編(と言っていいほどの濃さはないが)がひと通り済んでから登場するものである