【えふぜろ】
ジャンル | レース | ![]() |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 4MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 1990年11月21日 | |
定価 | 6,800円 (税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 1個(バッテリーバックアップ) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2006年12月2日/800Wiiポイント(税5%込) 【WiiU】2013年4月27日/800円(税5%込) 【New3DS】2016年3月4日/823円(税8%込) |
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書換 |
ニンテンドウパワー 1997年9月30日/1,000円/F×1・B×1 |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
圧倒的なスピード感が特徴のレーシングゲーム TACOX氏がファミ通にて唯一満点を与えた作品でもある |
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F-ZEROシリーズリンク |
『スーパーマリオワールド』と共にSFCローンチタイトルの一つ。
圧倒的なスピード感が特徴のレーシングゲーム。
ストーリー
西暦2560年代。人類はさまざまな異星人とのコンタクトを繰り返し、その結果として社会構造の基盤は地球規模から宇宙規模へと広がっていった。
そして交易、技術援助、その他さまざまな文化交流が惑星間でとり行われるようになった。
20世紀後半、人類が地球外生物からの侵略に恐怖を覚え、彼らの宇宙空間移動機のことをUFO(未確認飛行物体)と呼んでいたことなど、この時代の人間にとっては、大いなる昔話にしかすぎない。
この宇宙間交易などで莫大な財産を得た、元宇宙商の富豪たちは、その豊かな生活に満足しつつも、自分たちの怠惰な暮らしに、新たな刺激を求めていた。
そんな彼らに、あるプロジェクトから声がかかった。
「F-1レースのようなものを、宇宙規模で開催してみないか?」
彼らは当然のようにこの企画に飛びついた。
ある者は都市の上空に、ある者はとても生物が住めない環境の小惑星に、次々と資産を投げ出し、サーキットを建設していった。
サーキットは、コースの両脇にある反重力ガードビームによって、最高のもので地上300フィートの位置に設置され、その上を走るマシンにタイヤは存在しなかった。
最先端の超磁力技術を駆使して開発されたマシンはコースよりさらに1フィート上でレースを展開するように設計されていた。
そしてグランプリは開催された。
開催当初、人々はそのレースの残忍さに(主催者たちは、サーキット場にさまざまなトラップを仕掛けたりした……。)憤りさえ覚えた。
しかし次第に人々は、自分の中の興奮を抑えることができなくなっていった。
彼らもまた、レースに自らの刺激を求めていったのだ。
やがて男たちにとって、このレースで勝ち抜くことが、宇宙の中で与えられる最高の名誉となるようになった。
そしていつしか、人々はこのグランプリのことを、「F-ZERO」と呼ぶようになった。
(『F-ZERO』取扱説明書より抜粋)
Aボタン | S-JET使用 |
Bボタン | アクセル |
Y(X)ボタン | ブレーキ |
L(R)ボタン | 左右平行移動、ドリフト |
十字ボタン左右 | 左右への移動、カーブ時の旋回 |
十字ボタン上 | ジャンプ時に飛距離を抑える |
十字ボタン下 | ジャンプ時に飛距離を伸ばし、着地時の衝撃緩和 |
+ | 順位と付与ポイント |
+ | 各リーグとコース紹介 |
障害物が飛ぶような速さで後方へ過ぎ去ってゆく演出によって表現された今までにないスピード感と、シンプルながら様々なギミックが盛り込まれた魅力的なレーシングスタイルで、多くのユーザーに衝撃を与えた革新的な作品。 SFCの性能を存分に見せ付けた本作はローンチタイトルとしての役割を十分に果たした名作と言えるだろう。