キャプテン翼
【きゃぷてんつばさ】
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ジャンル
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スポーツ・シミュレーション
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メディア
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CD-ROM 1枚
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対応機種
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メガCD
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発売元
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テクモ
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発売日
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1994年9月30日
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定価
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7,800円
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プレイ人数
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1~2人
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判定
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良作
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ポイント
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任天堂ハード以外では初作品 ボイス付きで小学生編から原作再現 原作のザコチームがナゾ選手でナゾ強化
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キャプテン翼ゲームリンク
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概要
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斬新なシステムで高い評価を得たFC版『キャプテン翼』の流れを汲む作品。
より原作準拠のストーリーになっており、漫画本編の冒頭=「小学生編」から「中学生編」までを再現。
媒体がCDであることを生かし、アニメ版(第1期)の声優を用いたビジュアルシーンを展開しているのが特徴。
特長・評価点
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ボイスの付いたビジュアルシーン
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原作の要所要所を、従来のようなビジュアルシーンで演出。そこまで試合に関係なかったシーンも収録している。
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安易にムービーを使わなかった点が生きたためか、ビジュアルシーンはかなりの量。
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さらに、本作のビジュアルシーンのボイスはすべて新録というこだわりぶり。
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東一中の早田誠は関西人(大阪出身)ながら原作では標準語、アニメでは関西弁と差異があったのだが、本作では原作に準じて標準語となっている。しかし声はアニメと同じ大塚芳忠氏が演じているため、「大塚氏の声で標準語の早田」が聞ける貴重な作品だった。
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比良戸中の次藤洋の声はテレビ放送では平野義和氏だったが本作ではOVAの「新キャプテン翼」に準じて堀川亮氏が演じている。
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ただ、完全な原作再現ではない。大まかな話の流れは同じだが、一部原作との差異がある。
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なお実況アナウンサーのオリジナルキャラ・チャーリー高橋も初めてボイスで喋ってくれるようになった。
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ただ残念ながら、その声は原作アニメでアナウンサーを担当した村山明氏ではないのが残念な所ではあるが。
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シナリオ面
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基本的に翼の所属するチームでのプレイであるが、要所要所でスポット的に別のチームを操作する展開が入るため、シナリオ進行の良いアクセントとなっている。
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また、過去作ではスポットの当たらなかった県予選も行われるため、ゲームの密度は高い。
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システムの拡張・修正
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完成度の高かった『キャプテン翼II スーパーストライカー』のシステムを軸にマイナーチェンジされている。
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「技レベル」の存在。
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キャラクター自身だけでなく、キャラクターの各コマンド(ドリブルやタックルなど)にレベルと経験値が設定されている。
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良く使用するコマンドほど能力が高くなるため、長所を伸ばしたり、短所を補ったりと、キャラクターの育成方針に幅が出た。
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また、経験値がマスクデータではなくなった。数値としてしっかり確認できる。
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フィールド画面のスムーズ化。
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今までの作品では1秒弱に1回、全キャラの位置が再描画されてマス目で移動する形式であり、
また、敵にまとわり付かれるタイミングも分かりにくかった。
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今作ではかなり滑らかな移動が可能になったうえ、敵との接触で即コマンド画面に移行するようになった。
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必殺技の追加
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特に原作を再現した技がいくつも追加されているのがポイント。
三杉の「アップキックボレー」や、立花兄弟の「トライアングルシュート」など。
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修哲トリオや、高杉・浦辺・反町といった割とマイナーなキャラにも、少量ながらスポットが当てられている。少々能力が高いだけの汎用キャラではなくなった。
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試合のテンポの良さ
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テクモ版キャプテン翼シリーズでよく引き合いに出されるのは、試合進行のスピーディさだが、
本作のそれは3と同等か、少し速い程度。テンポは悪くなく、むしろ良いほうである。試合時間も短くなっており、サクサク進む。
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BGMに関してもある程度の評価がある。一部の曲は特に高評価。
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名勝負モードの存在
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パスワードなどを入力することなく、今まで行ったことのある試合を再プレイすることが出来る。
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難度の易化と、それに伴うスムーズな進行
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同じ試合を何度もやり直してレベルを上げることで試合を進めやすくすることは、キャプテン翼のゲームにおけるセオリーだった。
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今作では経験値取得のバランスが考えられ、レベル上げの必要性が発生しにくくなっている。何度も同じ相手と戦って経験値を溜めるような作業感がないのは、明確な改良点と言える。
問題点
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ロードの長さ
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ビジュアルシーンと試合の間に入るロードが長め。
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特に2P対戦モードに移行するときにロードが頻発する。
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しかしながら、試合中は一切ロードなどが入らないため、一度ゲーム部分が始まってしまえばストレスフリー。
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少々ボリューム不足
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全試合数は1と2の中間程度。
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Jrユース編は収録されていない。全日本は2P対戦モード専用チームとしてのみ存在。
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内部データには、諸外国のキャラクターが存在している模様。
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小学生編~中学生編という題材ゆえに無理が生じている部分が少なくない
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本来、小学生編のキャプ翼は中学生編以降とは異なりキャラクターの頭身が大分低い。本作ではビジュアルシーンではちゃんと原作通りのデザインなのだが、試合中のグラフィックを別々に作るというわけには流石にいかなかったようで、試合になると小学生編だろうが従来作と同じ中学生編以降相当の頭身であるため違和感がある。
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ややボリューム不足と言ったが、原作ではロクに試合のシーンが描かれておらずダイジェストまたはオールカットされた対戦を多数組み込んでおり、そのうえでこの試合数である。ビジュアルシーンが挟まれるのでゲーム全体としては飽きさせないが、対戦相手としての魅力には欠ける。
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新規必殺技の無理矢理感が強い
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これも、キャプ翼が「必殺技が乱れ飛ぶサッカー」になるのは中学生編からであるための問題。対戦相手はもちろん、翼たちも技が原作通りゆえに特に小学生編では使える技が少ない。
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あまり派手な技を追加できないので仕方が無いのだが、ネーミングも投げやり気味で、「ロングパス」、「ロングシュート」、「すばやいフェイント」等もはや必殺技とは呼べないような物も。
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そして前述のように原作では全くとるに足らなかったモブチームが多数登場するのもあり、大半の試合がろくに必殺技を持っていない相手ではゲームとしてさすがに面白くないと判断したのか、どこからともなく生えてきた必殺技持ちのナゾ選手が多数存在する。
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チーム
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大会
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選手名
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必殺技
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浜名FC
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小学生編静岡大会
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さかい
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ひっさつヘディング
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志水FC
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小学生編静岡大会
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かとう
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スーパーヘディング
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北山FC
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小学生編全国大会
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うしやま
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パワーブロック
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みさと
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スーパータックル
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新城FC
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小学生編全国大会
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さわまつ
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ロングシュート
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ほくと
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ひっさつボレーシュート
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浜中中
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中学生静岡大会
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わしお
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ひっさつボレーシュート
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ひっさつヘディング
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かんざき
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ロングシュート
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岡部中
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中学生静岡大会
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しらとり
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スカイパンチング
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しょう
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バナナシュート
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東一中
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中学生全国大会
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つじ
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ハンドトラップ
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浜名FC・北山FC・新城FC・浜中中・岡部中は原作でも各大会で南葛と対戦したチームや学校には違いないのだが、いずれも前述の通りカットされた試合であり結果も南葛の圧勝だった。当然「さかい」「うしやま」「みさと」「さわまつ」「ほくと」「わしお」「かんざき」「しらとり」「しょう」といった人物は原作には一切登場していない。
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ファミコンの『II』から続いていたテクモオリジナルは好評だったとはいえ、本作では一介の小中学生が技を持って登場するだけのため、対戦のアクセント以上の面白味には繋がっていない。
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志水FCは脇役もいいところではあるが試合がちゃんと描かれた対戦相手であり、「スーパーヘディング」を持つ加藤も原作で名前が出ており一応由来と思われる要素はある。と言ってもそのシチュエーションは地区大会決勝で若林つぶしのためゴール前に上がったボールに大勢でジャンプして若林に体当りを敢行したというものでそもそもヘディングではないし、かなり無理のある宛がいである。
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より具体的に言うと若林が上記の体当たりで再びケガした足を痛めてパスに失敗し、その処理の失敗でボールを奪われ志水の選手(加藤ではない誰か)がヘディングし、岬がカバーで弾いてこぼれたボールをカバーしてシュートしたのが加藤というのが正しい。そのため実際のところ加藤とヘディングに結びつくものはないに等しい。
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早田擁する東一中のキーパーは確かに辻という名前だったが特に活躍はしていない。2失点しかしなかったがそれは早田が活躍したためであり、来生のシュートはキャッチしたもののそれは珍しくもなく、翼のシュートには手も足も出ず、不意を突かれたとはいえ高杉のヘディングをあっさり決められている。
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その割に、小学生編では全国No.3だった難波の巨漢キーパー中西や、静岡大会決勝までの7試合で1失点に抑えてきた触れ込みで登場した志水FCのキャプテン川上、ほか新田と共に南葛SCの全国2連覇に貢献した大友中の一条、中学生編で大会優秀選手に選ばれたふらのの加藤(もちろん志水FCとは無関係)といった原作で実力者とされる部類のキーパーには技が与えられていない。川上に至っては同じチームで加藤という完全なモブが強化されているのに川上自身はイタリアのヘルナンデスのような顔で原作のイメージがかけらもないという雑な扱いをされている。
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FC版を筆頭にキャプ翼のゲームのほとんどは中学生編以降を題材としていて、小学生編の再現がある本作は『VS』と並びかなり貴重……というのもこうした原作再現するうえでの問題点が多いためであり、『VS』とは違うアプローチを取りつつもその問題点にそのまま直面した形である。
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若林の再弱体化
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IVではペナルティエリア外のシュートに対する大幅な補正が追加されていたがゲームバランスの関係からか今作では削除されてしまった。
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その為に順当に勝ち進むと、地区予選のモブからのペナルティエリア外からのただのシュートで失点するなんて事も・・・・
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原作では南葛中学の部員たち(ラグビー、ハンドボール、野球)の放ったボールをすべてペナルティエリア外から止めて、大学生二人が同時にはなったシュートも止めており、原作準拠の今作でこそこの能力が若林にふさわしかったのでその点でも惜しい。
総評
システムもこれまでの良い部分を大きく伸ばしつつ新要素もうまく混ぜ込み、完成度の高いゲームに仕上げたテクモらしい職人芸がうかがえる逸品。
最大の売りであるビジュアルシーンの他は目立った長所はないものの、発売順では前作にあたる『IV』とは異なり、評価の高いシリーズの内容を適度にブラッシュアップして送り出している、典型的な良作。
余談
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技持ち選手の中で、比較的普通の名前が立ち並ぶ中で妙に浮いている「ほくと」は「某世紀末救世主から取ったのでは?」とネタにされている。
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他に同じくナゾモブチーム「岡部中」の「しょう」はキャプテン翼が連載していた同時期にコロコロコミックで連載されていたサッカー漫画『がんばれ!キッカーズ』の主人公「大地翔」から拝借したのでは?とも言われている(正しくは「翔」と書いて「かける」と呼称するのだが)。
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小学生編全国大会の一次リーグ2回戦で戦う大洲SSのキーパーは「にった」といい、中学生編で登場する後々のレギュラー格である大友中の新田瞬と被っている。
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モブチームのモブキーパーなので取るに足らない相手だが、モブならもっと違う名前でいいのに、何故こんな紛らわしい名前にしたのか…
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しかしながらグラを見ると髪型は原作のイタリアチーム正キーパーのヘルナンデスっぽいが、それに新田瞬の顔をあてはめたような顔グラになっている。モデルの名前をそのまま付けてしまったのだろうか?
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能力値が240程度までいくと、突如インフレを起こす。
次のレベルになったとたんに最高で500程度にまで跳ね上がる。
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といっても200ほどあればエンディングを迎えられるため、ゲームバランスには影響はない。
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キックオフ直前で放置するとシリーズの名物であるチャーリー高橋の一人語りが始まる、というのは本作でも一緒だが、
本作ではこの一人語りが「チャーリー劇場」という名で行われ、1シーズンごとではなく、1試合ごとに内容が変わる。
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このためだけに専用のグラフィックが描かれていたり審判の台詞があるなど、やけに手が込んでいる。
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当シリーズのガッツ不足の際のセリフと言えば「くっ!!ガッツがたりない!!」だが、本作では「ざんねん!ガッツがたりない!!!」と微妙に異なる。
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日の目を見る機会が少なかった本作であるが、2022年10月27日発売のメガドライブミニ2に収録された。良作でありながらプラットフォーム的に遊ぶ機会が限られる作品であるだけに朗報である。
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本作の収録にあたっては前述の通りビジュアルシーンを新録した関係で声優関連の許諾を取るのが非常に大変だったとのこと。
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余談だが、本作はメガドライブミニ2に収録されるメガCD作品としては最後に発表された作品である。
最終更新:2026年09月12日 06:15