【よんめがみおんらいん さいばー でぃめんしょん ねぷてゅーぬ】
ジャンル | ねぷねぷアクションRPG | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション4 Windows(Steam) |
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メディア |
BD-ROM ダウンロード |
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発売元 | コンパイルハート | |
開発元 | タムソフト | |
発売日 |
【PS4】2017年2月9日 【Win】2018年2月28日 |
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定価(税抜) |
【PS4】 通常版:7,200円 ロイヤルエディション(Royal Edition):9,700円 DL版:6,400円 【Win】4,100円 |
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プレイ人数 | 1人(オンライン時最大4人) | |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
イメチェンには大成功 ただしシナリオとゲームバランスは失敗 ガクガクオンラインとまさにβ版レベルの作品 1年後のアップデートで少し改善するが評価は変わらず |
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ネプテューヌシリーズ |
ネプテューヌシリーズ通算13作目にあたる外伝作品。
いつものゲイムギョウ界が舞台ではなく、劇中ゲーム『四女神オンライン』のβテスターとしてネプテューヌたちが参加している、という設定。
そのため今回のキャラクターはネプテューヌたちが自分そっくりに作ったアバターという扱いで、操作キャラや既存キャラはゲーム内の職業に合わせて全員大きくイメチェンが施されている(*1)。
なおマルチプレイもあるものの、基本は『.hack』や『ソードアート・オンライン』のようなオンラインゲームの世界観のオフラインゲーム。
世界観はいつもの通りパラレルワールドだが、雰囲気は『VII』のエンディング後に近い(*2)。
操作キャラとしてはおなじみの女神8人だが、今回は舞台がゲームの中という事で女神化はできない。代わりにその4女神はゲーム内NPCという形で登場し、プレイヤーの操作キャラは合計12人。
主人公/リーダー役は一応ネプテューヌだが、今回は(オンゲーが舞台だけに)廃人ゲーマーという設定を持つベールが事実上もう一人の主役とも言える出番の多さを持つ。
戦闘システムは大分異なるが、アクセサリーなど以前タムソフトが開発した『激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団』(激ブラ)から引き継いでいる要素もある。
キャラクター面は不快になる要素が少なく好評だが、システム面には課題がかなり多く、その不評をキャラクターの可愛さと今までとは違う新鮮さでなんとかカバーしている作品。
特にマルチプレイを楽しむためにはかなりの妥協が必要で、「βテスト」というゲーム内の設定が本作そのものにも見事に当て嵌まる完成度となってしまった。
『オフラインならそれなり』『オンラインモードは目当てにはできない』という評価に落ち着いている。
何よりもマズいのは『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』、そして本作と連続で低品質な作品を出してしまった事によって、ファンの間で「ネプテューヌシリーズの外伝作品はハズレ枠」という認識を完全に定着させてしまった事なのかもしれない。
*1 例外的にワレチューはネズミのアバターがなかったという理由で擬人化されており、アバターの性別はぼかされている。
*2 本来別次元であるプルルートなども四女神オンラインをプレイしているため、厳密には『VII』とも異なる。
*3 チート行為をするチーターと動物のチーターをかけた駄洒落モンスター
*4 ファンタジーRPGおなじみのゲーム内での設定や架空料理ではなく、イギリスなどの地名も登場する
*5 公式で例えとして挙がったものは、イラスト、漫画、手芸、模型、お菓子や料理の写真、小説、書道、川柳、コスプレ写真etc…と本当に自由であった
*6 この時は初代PSに合わせて灰色であり、「黒くないのは大人の事情」とプロセッサの説明文があったほど
*7 後者はサービスを終了している。