【しいん】
ジャンル | ホラーアドベンチャー | ![]() ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション・ヴィータ プレイステーション4 Nintendo Switch Xbox One Windows 7/8.1/10(Steam)(*1) |
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発売元 |
【PSV/PS4/Switch】エクスペリエンス 【Win】Aksys Games |
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開発元 | エクスペリエンス | ||
発売日 |
【PSV】2017年6月1日 【PS4】2018年1月18日 【Switch】2018年6月28日 【One】2018年10月25日 【Win】2019年4月4日 |
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定価 |
【PSV/Switch】 パッケージ版:4,800円(税別) ダウンロード版:4,320円(税込) 【PS4/One】 通常パッケージ版:5,800円(税別) 限定版(PS4のみ):7,800円(税別) ダウンロード版 【PS4】5,000円(税別) 【One】5,800円(税別) 【Win】5,150円(税込) |
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レーティング | CERO:D(17才以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
命がけの心霊スポット巡り 嫌悪感を与える秀逸なビジュアル ボリュームに難あり |
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心霊ホラーシリーズ 死印 / NG / 死噛~シビトマギレ~ |
ダンジョンRPGの雄であるエクスペリエンスが、これまでとは打って変わった同社初となるホラーアドベンチャー。
舞台は体に現れると記憶をどんどん失っていく "シルシ" と、"シルシ" を人間に刻み付け最終的にはその命を奪う“怪異”が潜む東京のとある都市。
自身の記憶を失った主人公が、同じく "シルシ" を刻まれ主人公の元を訪れた "印人(シルシビト)" と共に、心霊スポットを探索し“怪異”に立ち向かう。
なお、ゲーム中で明かされるが舞台設定は1990年代後半であり、携帯電話はまだ普及しきっていない頃。
都市伝説関連のムック本やテレビ番組が小さなブームとなり、世紀末感になんとなく不安と高揚を感じていた時代というのが本作の土台になっている。
ちなみに本作の声優陣は新人向けの声優のみで、理由は「声優陣のギャラが安い」「お得意様」の2つ。
東京都H市、この郊外都市に最近奇妙な噂話が広がっていた。
"シルシ" を持つ者は死ぬ──
突如体にまるで噛まれたような痣 "シルシ" が刻まれ、 原因不明の死を遂げるというものだ。
事実この町では、人が謎の不審死を遂げる怪奇事件が発生していた。
この事件は都市伝説的に、どこかで幽霊に遭遇したせいだ、
知らぬ間に呪いに祟られるようなことをした、などと様々な憶測を元に広まっていった。
記憶を失ったあなたは、"シルシ" を持つ者を保護するという洋館の前にいた。
何かに引き寄せられる様に洋館の扉を開くと、そこで美しい人形に出会う。
「ようこそ、九条館へ──」
続けて人形は語る。
「このままでは、あなたは死にます」
「ただ、助かる方法がない訳ではない」
"死" へのカウントダウンはすでに始まっていた…
+ | 以下、その他の登場人物。ネタバレ無しだが長いため格納 |
基本システム
デッドリーチョイス
“怪異”の探索と印人
“怪異”との対峙
+ | 攻略・ストーリーについてのネタバレを含む |
秀逸なビジュアル
心霊スポット探索の雰囲気
「怪異」を撃退出来る印人の制限
割とむごい描写
怪異のバックボーンの悲惨さ
「デッドリーチョイス」の理不尽さ
ゲームのボリューム不足
アドベンチャーゲームに必要なシステムの欠如(改善済)
全く意味の無いステータス表記と主人公のビジュアル&名前変更
怪異へのアプローチ手段が不十分であっても強制的にバトルに移行する
+ | 攻略・ストーリーについてのネタバレを含む |
誤字脱字がやや多い
ストーリーの短さが気になる一方で、それ以外に致命的な問題点といえる要素はなく、ホラーゲームとしてのクオリティは高いと言える。
そのボリュームの少なさについても、追加エピソードの配信でいくらかは補強された。
凄惨な描写への耐性が高いならば、ホラー好きには十分オススメできる作品である。