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【あーむず】
ジャンル | 格闘/スポーツ | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 2017年6月16日 | |
定価 | 5,980円(税抜) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | スルメゲー | |
ポイント |
単純な操作で直感的に楽しめる 魅力的なキャラデザが話題に ガチ対戦しようとするとキャラバランスに若干の不安要素あり 対戦ステージの欠陥多め |
Nintendo Switch プレゼンテーション2017で初公開され、同年6月に発売された完全新規のオリジナル作品。
ファミコンの『アーバンチャンピオン』『パンチアウト!!』『ジョイメカファイト』等以来久々の任天堂内製による、本格格闘アクションゲームとなっている。
本作に登場するファイターたちは(一部例外を除き)腕が伸びる特殊能力「ARMS能力」を備えており、劇中世界ではこの能力者同士での対戦が格闘スポーツとして人気を博している。
『ARMS』はそんなのびーる腕と体感操作を組み合わせたまったく新しい対戦格闘ゲームである。
いいね持ち
アーム
チャージ
+ | 詳細 |
ここ3年程度は更新が止まっている。(2021年10月27日現在)
+ | 過去の問題点 |
最新ハードの任天堂内製新規IPという点から話題になった一作。
キャラクターデザイン・システム双方のアイデアには光るものがあり、現在でも白熱したファイトが繰り広げられている。
ただ、発売前からキャラクターデザイン等が大きな話題になっていただけに、『スマブラ』や『スプラトゥーン』のように「初心者と上級者が同じ土俵に上がり、パーティーゲーム感覚で対戦できるゲーム」を想像したら事前に抱いていた印象と異なったとの困惑の声も挙がった。
一方で対戦ツールとしてみた場合は一部キャラクターの性能やランクマッチにおけるステージ等、まだ調整不足感が否めない要素が散見される。特にステージの調整に関しては、現在有志によって開催されている非公式大会においても、ステージBANルール(選手が事前申告したステージを出現しないようにできる制度)を採用して対策したりと、特に問題視されている。
オンライン環境も少しずつ過疎化が進んでおり、 土日祝日の夜にランクマッチで友達とマッチングする という事がザラに起きる。とはいえ これはARMS以外の格闘ゲームにも見られる現象で、2021年10月の時点でも新規勢が散見される 点を考慮すれば、かなり健闘しているといえる。
勿論、本作独自の魅力点とストイックさや読み合いの深さが気に入ったユーザーからはしっかりと人気も獲得しており、
大型アップデートは終了とアナウンスされた後も便利な新機能を追加するなど未だに精力的なサポートは続いている。
2018年9月から更新はないものの、新規ユーザーは現在でも少しずつ増えている。
ランクマッチのステージには問題があるものの、問題のあるステージ以外での対人戦自体は普通に楽しめ、ステージをしっかり制限した有志主催の大会はまだ精力的に行われている。普段格闘ゲームはやらないが世界観が気に入ったという人、プレーヤー自身のスキルアップを自覚できるゲームが好きという人は是非挑戦してみて欲しい。
操作が少々難しいという難点があれど、複雑なコマンド入力や長大なコンボを覚える必要もないため、「シンプルな対戦格闘ゲームを遊びたい」という人にも、本作を勧めたい。