チキチキプロレス大乱闘!!

【ちきちきぷろれすだいらんとう】

ジャンル 格闘 / スポーツ / アクション / パーティー
対応機種 Nintendo Switch
発売・開発元 ポケット
発売日 2019年6月27日
定価 1500円(税込)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:A
備考 ダウンロード専用ソフト
判定 なし
ポイント 手軽にプロレスが楽しめる
臨場感はなかなか
キャラクリのパーツも豊富
薄味なゲームモード
難易度もヌルめ


概要

Nintendo Switch初の国産プロレスゲーム*1。 『Minecraft』などでおなじみの「ボクセル」で描かれたプロレスラー達を簡単操作で操り、手軽にプロレスが楽しめる。

特徴

  • 左スティックでレスラーを操作し、各ボタンで技を繰り出し相手の体力を減らしていく。
    • レスラーによって技は異なる。
    • 相手の体力を0にしてKO勝ちを決めてもいいが、相手の体力をギリギリまで減らし、フォール勝ちを決めると賞金がアップする。
  • 試合形式は1VS1、4人バトルロイヤル、タッグマッチの3種類。
    • ステージには普通のリングだけでなく、火山や氷山といったトンデモな物も。
  • 一人用モード「GRAND SLAM」でパーツと賞金を集め、「CREATE」モードで自分だけの選手を作り上げて「MULTI BATTLE」でローカルプレイに挑むのが一連の流れといえる。
    • 「GRAND SLAM」をクリアするとデフォルトで使用できるレスラーも増えていく。
    • 「MULTI BATTLE」モードではおすそわけプレイにも対応しているので、Switch一台でプレイが可能。
    • オンライン通信もできる。
  • 「TRAINING」モードではセットした技の確認ができる。

評価点

  • シンプルな操作
    • 単純なボタン操作で簡単に技が出せ、家族みんなで楽しむことが可能。
  • ボクセルなのに迫力は十分
    • 技を決めれば歓声が上がり、ダメージを食らうとNintendo Switchの特徴であるHD振動が。
  • 豊富な技の数々
    • バックドロップ、STFといったメジャーな技から猛毒霧、パイプ椅子連打のような反則技までいろいろ揃っている。
  • 個性豊かなキャラクリ

問題点

  • フリーバトルモードがない
    • 相手に自分の作った選手を据えることが出来ず、「TRAINING」モードの相手も「CREATEモード」でデフォルトとなる白パンスキンヘッドの選手で固定。しかもCPUに動かさせる事も不可能。
  • 「GRAND SLAM」のCPUが弱い
    • 最後に待ち受けるチャンピオンでさえ、攻撃力を高めて投げ技を連発すれば簡単に勝つ事が可能。むしろバトルロイヤルの方が難しめ。難易度設定もない。
    • もっとも、「GRAND SLAM」はパーツ集め用で、真髄は「MULTI BATTLE」にあると言えば、それまでなのだが。それでも一人で遊ぶには少々厳しいかもしれない。
  • 女子プロレスラーが作れない
    • ロン毛や可愛らしめの顔でなんとか苦心しても、いざ試合に出したらオッサンの声である。
  • タッグマッチはあるがツープラトンがない
    • ツープラトンはタッグマッチの醍醐味なので、ぜひ実装してほしかったとの声もある。
  • ボーナス賞金がフォール勝ちでしかもらえない。
    • わざと攻撃を受けることでの残り体力や出した技の数からもボーナスがもらえれば、よりプロレス感が増して面白くなっただろう。

総評

一人で遊ぶにはやや薄味だが、みんなで遊べばきっと楽しいであろう佳作。 Switchでプロレスゲーがしたいのならば、買ってみるのも手だろう。

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最終更新:2023年05月28日 18:57

*1 本作の前に『WWE 2K18』が発売されており、日本のニンテンドーeショップから購入も可能だが、日本語非対応