【びーとまにあ つーでぃーえっくす とぅえんてぃーせぶん ひろいっくヴぁーす】
ジャンル | DJシミュレーション | ![]() |
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対応機種 | アーケード | ||
販売・開発元 | コナミアミューズメント | ||
稼動開始日 | 通常 | 2019年10月16日 | |
新筐体 | 2019年12月16日 | ||
判定 | 賛否両論 | ||
ポイント |
筐体差の激しい環境面での問題多発 新筐体『LIGHTNING MODEL』登場 音ゲー史上初のeスポーツ参戦機種へ |
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beatmania IIDXシリーズ |
さぁ、
beatmania IIDXシリーズ28作目。テーマは「ヒーロー」。
2019年10月にバージョンアップで稼働開始したが、12月には新規設計の新筐体『LIGHTNING MODEL』(以下新筐体)も順次稼働した。
また、コナミがeスポーツに着手した事もあり、本作は数多い音楽ゲームの中で最初のeスポーツ機種として選ばれる事になったのだが…
ノーツレーダー
難易度選択の統一化
判定調整の細分化
ハイスピードの再調整
SP・DP切替機能強化
言語切り替え
永世段位認定
システムボイス
SHADOW REBELLION
HEROIC WORKOUT!!
ARENAモード
いちかのBEMANI超じゃんけん大会2020
その他
質の高い楽曲群
CANNON BALLERS以前のHSの復活
低難易度譜面の充実
LEGGENDARIAの選曲機会増加
集めやすくなったARENAキューブ
新筐体限定要素の存在
プレーに支障の出る不具合
封印されたHERO RANKING
旧曲解禁の問題点
正式難易度化による弊害
前作解禁フレーム・BGMの引継ぎなし
永世段位の意義
新曲や新機能等のコンテンツは順当に評価できるが、ゲームがまともに遊べなくなる不具合のせいで台無しになってしまった。
しかし筐体によって不具合の発生頻度に差があるため、プレーヤーのホームの筐体の状況によって本作の評価は変わってくる。
このような環境面における大問題は、本作を含めたバージョン番号が9の倍数の『9th』『Resort Anthem』にも共通しているが、環境の一新が上手く行かなかったと捉えられる。
本作の場合は新筐体と旧筐体両方を並行稼働するために十分なテストが行えなかったのが原因だろうか。2020年の世情自体もAC音ゲー全体にとってかなりの逆風となっているため、評価に差が出る状況はなかなか覆らなさそうだ。
*1 その他クプロパーツ・解禁等に使用するゲーム内通貨+トランメダルなど
*2 EX段位は正規系・通常HARDゲージで4曲全てを危なげなくクリアできる程度の実力が必要
*3 「そちらの制作に注力するためのスケジュール上の問題」なのか、「KONAMIが競合相手となったTANO*Cを拒絶した」のかは不明。ただし、2024年現在、2022年8月に『WACCA』側がサービス終了しても該当メンバーの再起用はなされていない。
*4 TANO*CのYouTubeチャンネルの放送でこのことについて、「当日集まれる人だけで写真を撮った」と証言されていたことや、WACCA公式Twitterアカウントからフォローされているあたり、メンバーから外れた訳ではない模様。しかし、氏の関わった楽曲は1曲のみであり、書き下ろし楽曲は稼働初期から希望されていたがついに1曲も収録されなかった。