【こーるおぶでゅーてぃぶらっくおぷす こーるどうぉー】
ジャンル | FPS | ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション5 プレイステーション4 Xbox Series X/S(*1) Xbox One Windows(Battle.net/Steam) |
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発売元 | Activision | ||
開発元 |
Treyarch Raven Software |
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発売日 |
【CS/Battle.net】2020年11月13日 【Steam】2023年3月9日 |
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価格 | 8,690円 | ||
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
舞台は再び東西冷戦期へ 日本語版は過剰な規制あり |
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Call of Dutyシリーズ |
『Call of Duty: Black Ops』シリーズの第5作であり『Black Ops 2』以降の未来路線ではなく久しぶりに過去の時代を描く作品。
時系列としては『Black Ops Declassified』の後で『BO2』より前である。『Black Ops 4』ではキャンペーンが削除されていたが本作では存在する。
また、前作の『Modern Warfare (2019)』と同じくクロスプレイに対応している。
なお、本作の発売は次世代機の発売日の数日後である為、事実上のローンチタイトルのようなものである。
シリーズ恒例の高品質なグラフィック
良質なBGM
80年代の雰囲気
冷戦を舞台にしたステージ
オリジナル版の正統な続編であること。
オリジナルからの放置されていた伏線の回収
『MW(2019)』とのつながりを匂わせる要素。
オリジナル版のオマージュや小ネタを無理なく盛り込んでいる。
選択肢のあるシナリオ
魅力的な新キャラクター
ゾンビモードがカジュアル向けに遊びやすくなっている。
総取り換えされたキャスト
必要性の不明なバッドエンド
+ | 以下キャンペーンのネタバレが含まれるため折りたたみ |
蚊帳の外感があるオリジナル版のキャラ
相変わらず雑な東側のディティール
大きく劣化したリロードモーションや銃声
本作最大の不評点。他モードについては難はありつつも評価点もあるが、マルチについては未来戦が続いた時期よりも評判が悪い。
武器バランス
追加武器について
手抜き感のあるアタッチメント
スコアストリーク関連
ワイルドカード・Perk・投擲物等
マップ
一部訳が微妙な部分がある。
時代錯誤要素の多さ
ゾンビモードの大幅な仕様変更や消えたシリーズ共通のお約束要素
見た目がポップすぎる課金スキン
+ | ウッズのクリスマスセーター |
+ | ビールの曳光弾 ※グロ注意 |
マルチプレイヤーのオペレーターにモブ兵士がいない。
架空銃の存在
過剰な表現規制
『Warzone』との悪影響
ストーリー面で高い評価を受けたオリジナル版からの続編としての出来はかなり良く、ゾンビモードの評価も高い。
だが、前年作『MW(2019)』からの劣化点や時代錯誤要素がかなり目立つのと、何より対戦バランスの悪さから評判を落としてしまっている。
特に対戦バランスに関しては、かの悪名高い『Ghosts』と比較されるレベルで、特定ルールでの対戦を崩壊させたとまで言われる始末である。
すべての要素で定点待ち有利、特に真新しい要素無し、と対戦目当てでの購入はオススメしづらい。
*1 ダウンロード専売。
*2 最初のキャラ設定はベルを洗脳する際の設定でどの設定を選んでも関係なく部下である。
*3 しかも、このルートでのみ獲得できるオンライン用のコーリングカード等もある。
*4 制限時間まで放置するとどちらも見殺しにする。これもコーリングカード有り。
*5 しかもミッション中おなじみの数字演出がでるが、操作キャラのメイソンその場所には来ていない。
*6 第三世代であり、1998年以降のモデルなのでこれも時代錯誤。
*7 『BO』の世界においては2040年代の銃。
*8 ただし、これに関してはイースターエッグとしてあえて置かれている可能性もある。
*9 特に「M16」は火力・連射・精度が満遍なく高性能で、『CoD4』を想起させるレベルの強さであり弱体化された現在でも鉄板として使われる。
*10 過去作におけるLMGやTRは近距離での取り回しの悪さ・遅いキルタイムといった弱点があったのだが、本作においてはこれらの弱点はほとんど無く、近距離でも相当に強いためAR/SMGを簡単に返り討ちにできてしまう。
*11 「AK47」「AK74u」等、他カテゴリに対抗できる可能性のある武器は軒並み反動増加等の弱体化を受けている。
*12 武器やPerk等が競技向けに制限されたルールで、LMG/TR/SGは使用不可。
*13 素の性能がそもそも良くない上に、大容量マガジンを装着すると勝手に小口径化し、キルタイムが遅くなる上、それによる反動低下等の恩恵も全く無い。このような仕様は本銃だけである。反動低下は最終シーズンでようやく追加された。
*14 火力が低く、連射速度も中途半端のためキルタイムが異様に遅い。のちにテコ入れでアタッチメントによりキルタイム短縮が可能になったが、反動がかなり大きいため手軽さはない。
*15 ワントリガーキルできないTR。ワントリガーキルできるM16やAUGの強さが異常なだけだが、これらの存在によりCARVが完全な下位互換になっている。
*16 下記にある通り、1つのアタッチメントにより大部分の面で最高クラスの性能となる。全ARどころか、強武器とされるLMGのストーナーより早いキルタイムだった。
*17 フルオートアタッチメントにより、全般的にキルタイムが早い『MW(2019)』の武器と同等のキルタイムをたたき出していた。その速さは、1撃キル可能武器か、TRの1バーストキルくらいでしか対抗できないほどであった。
*18 過去作にも登場し、あまりの強さで問題になった散弾仕様のハンドガン。二丁拳銃が可能で、確殺距離が長い上に手数も多い。
*19 この名前が挙がった強武器3つはすべて1つのシーズンで追加されたもので、本作の劣悪な武器バランスを象徴している。明らかに既存武器との釣り合いが取れていなかったにもかかわらず、次のシーズンまでほとんど放置されていた。
*20 TEC-9のみ修正によりSMGの中では最上位タイレベルというバランスになった。
*21 既存AR全体に操作性や精度の面で上方の調整が入り、好評だったのだが…。
*22 近距離ではより高火力かつ扱いやすいSMGを使う選択肢があり、FFARの使用者は少ない。
*23 火力と射程が上昇し、対価として反動が増えるが、後述の通り反動が制御しやすいためほとんどデメリットになっていない。
*24 単純なキル数でなく稼いだスコアが規定値に達することでストリークが使える。
*25 単純キル数を競うのでなく目標物を奪い合うモード。
*26 『MW3』のサポートストリーク等例外はあったが、今作は全員一律でリセットがかからない。
*27 仮に連続しないキル単体で考えるなら10キル必要。
*28 武器アタッチメントやPerkを含め合計10個以内でやりくりするシステム。今作は不採用。
*29 投擲物を2個ずつ所持、初期弾丸数増加。
*30 従来のオーバーキルPerk+Perk群を無視し3Prek選択。
*31 アタッチメント数が5 → 8へ増加。
*32 各Perk群から2個ずつ計6個Perkを装着可能。
*33 一応、ヒットすればダメージ演出が入るため索敵に使えるがその程度である。
*34 キルを重ねると設定したPerkが追加される。デスでリセット。
*35 投擲物に反応し迎撃する。
*36 範囲内のレーダー等を無効。
*37 遠隔起動の信号を妨害していると思われる。
*38 『Ghost』で下方修正を受ける程猛威を奮ったカスタム。盾で銃撃を防ぎながらC4を投げてキルを狙う。
*39 サブタイトルの「Cold War」にもあるようにキャンペーンモードの時代設定は東西冷戦の時代である。
*40 こちらはピカティニーレールをモデリングから無くしたり、できるだけ2000年代以降の銃器は選んでいない。
*41 『MW(2019)』ではまだ過剰なオシャレと言った程度だっただが、本作ではアニメーション付きのウルトラスキンまで登場しており、もはやコスプレ状態になってしまっている。そもそも、ここに固有モーションを作るのであれば素の銃をもっと作り込めという話である。
*42 ウッズとメイソンも選択次第で死ぬが、救済可能。ハドソンはストーリー上不可避である。
*43 一応、本作が『BO2』以降に繋がるのかパラレルなのかは現時点では伏せられてはいるが…。
*44 特殊な武器確認のアニメーションがみられる銃。
*45 敵を一定数キルするごとに見た目が変化する銃。
*46 血痕を追うシーンでもあり、規制によりなぜその人物の位置が分かったのかが全く理解できなくなってしまった。
*47 中国国内では天安門事件の話題はタブーとされており、政府により徹底的な言論統制が行われている。
*48 特にマクレーンは酷く、まるでセリフの度にカセットで録音した音声を再生しているような状態となっている。
*49 直近の『Mortal Kombat 11』がランボーの声を新規収録できていたことを考えると、やはり予算の問題かと思われる。なお、翌年に発売された『Vanguard』で行われた『ターミネーター』とのコラボにおいても、T-800とT-1000のボイスは映画の切り抜きが使用されている。
*50 『Warzone』であれば『MW(2019)』からRENETTIが使えるが、こちらのモデルはM9A3であるためやはり違和感が出る。もっとも、『Warzone』で拳銃を使う場合はデュアルでないとまず使い物にならない為、映画のようにハンドガン一丁で渡り合うのは不可能に近い。