Forza Horizon 3
【ふぉるつぁ ほらいぞん すりー】
ジャンル
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アクションレーシング
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対応機種
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Xbox One Windows10 (Microsoft Store)
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発売元
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Turn 10 Microsoft Studios
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開発元
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Playground Games
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発売日
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【One/Win】2016年9月27日
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定価
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通常版 :7,452円 デラックス版:8,900円 アルティメット版:11,772円
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プレイ人数
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オフライン:1人 オンライン:1~12人
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レーティング
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CERO:B(12才以上対象)
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備考
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2020年9月27日でDL版&DLCの販売終了
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判定
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良作
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ポイント
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舞台はオーストラリア ストーリーが追加されたゲームプレイ ファンを集めて異種格闘戦 他作品とのコラボが多数 PC版限定で遂に60fps以上でプレイ可能に 拡張パック「Hot Wheels」は賛否両論 前作と違い音声は英語のみ 希少性の高い「ユニコーンカー」 リリース時のバグは大方修正済み
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Forza Motorsportシリーズ
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概要
兄貴分である『Forza Motorsport』のモデリングやエンジンを流用しながらも、全く別のゲームとして仕上げているオープンワールドレーシング『Forza Horizon』の3作目。
『Forza Motorsport 6』がベースとなり、One版では従来通りの「2K30fps」だが、Win版では『FM6 Apex』での経験を活かし、「2K60fps以上」での稼働を実現した。
『Horizon』シリーズは毎回別の地域を題材としているが、本作はオーストラリアの東海岸。
高層ビルが立ち並ぶサーファーズ・パラダイスから、赤茶色の砂漠地帯であるアウトバックまで、1つのゲームとは思えない様々な地形が描写される。
『Horizon』シリーズらしい「減速してハンドル切ればとりあえず曲がる」という爽快なフィーリングはそのまま継続。
それでいてサスペンションを交換し、スプリングレートや減衰力を変えれば『Forza Motorsport』シリーズのように「もうちょっとコーナーの出口でリアが出ないようにしたい」などの細かい要求にも耐える2面性を併せ持つ。
特徴・評価点
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収録車種は最初期で約350台、最終的には524台となった。
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その中でも『HALO』シリーズより「ワートホグ」が、そしてあの『ファイナルファンタジーXV』より「レガリア」も登場するなど、他作品とのコラボも話題となった。
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また、2016年8月にはシリーズ初となる三輪車も追加された。
「2014 MORGAN 3 WHEELER」「1972 RELIANT SUPERVAN III」の2台。
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さらに、2017年4月には「ポルシェ」との6年間のパートナーシップを締結。DLCに加え、ユニコーンカーという形ではあるが実質2009年発売の『Forza Motorsport 3』以来となる「DLC以外での登場」も果たした。
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「Xbox Play Anywhere」対応なため、Oneのダウンロード版とWin版はどちらか片方を持っていれば相互にダウンロード、セーブの同期が可能となっている。
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『Forza Motorsport 2』同様拡張パスも搭載、今回は雪山を舞台とした「Blizzard Mountain」
そして「実在の玩具」という斜め上コラボ「Hot Wheels」の2つとなっている。
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2つの拡張パスについて詳細
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Blizzard Mountain
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その名の通り雪山が舞台、今までの「ダートタイヤ」がこのマップ限定で「スノータイヤ」に変わる。
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レースミッションはファンを増やすのではなく、各レースに設定されている目標を幾つクリア出来たかでポイントが溜まっていき、一定ポイントを貯めると次のラウンドが解禁される。
レースによっては「吹雪」が起こっている中のレースとなり、視界が悪い中でのバトルとなる。
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Hot Wheels
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マテル社が発売しているミニカー「Hot Wheels」を本作内に約4/1スケールで再現。
45度を超える派手なバンクや360度を超えるターン、中には縦ループや加速装置まで設置されている。
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レースミッションは「Blizzard Mountain」同様のポイント制、またレースに使う車はPI制限が入り、S1/S2限定戦等、車の所持状況も問われるマップとなっている。
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クリックで詳細
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カスタマイズ要素の拡大
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前作まではドライバーは男性キャラ固定であったが、本作より14人の男女から選べるようになった。
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ナンバープレートの取り付けができるようになった。
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基本的にはノーマル車のみにであるが、「2014 FORD #11 ROCKSTAR F-150 TROPHY TRUCK」のようなレーシングトラックなど、一部ではあるが競技用車両にも付けることができる。
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なお、ナンバープレートはリアのみで、フロントには取り付けられない。
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「ボディキットの装着」もできるようになった。
これにより車の見た目をより格好良く派手にできるように、性能面でもよりハードなチューンに耐えられるようになった。 また「CLASSIC MUSCLE」カテゴリの車を中心に、「エンジンの交換や、その他パーツもレース仕様に即席で交換」できる「ボディ プリセット」も用意されている。
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前作までは、「オフロード仕様の「スプリング/ダンパー」及び「タイヤコンパウンド」」は拡張DLCを購入しないと選べなかったが、本作では最初から選べるようになった。
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HORIZON エディション
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本作より登場。市販ノーマル車をベースにさらなる性能アップがされ、「クレジット ブースト」や「スキル ブースト」などといった特殊効果も併せ持つ。
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『Forza Motorsport 7』以降では「FORZA エディション」に名を変えて続投された。
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HORIZON ブループリント
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時間帯や天候・周回数などを自分で決め、レースイベントを作成できる。
また、自分でコースルートを設定し、「ルート 設定」や「スキル マスター」など異なる8種類のバケットリストタイプから選んでイベントを作成できる「バケット リスト ブループリント」もある。 いずれも、イベントを共有し、他のプレイヤーにチャレンジしてもらうことが目的の一つでもある。
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ForzaVista
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『Forza Horizon』シリーズでは初登場。愛車を眺めたり、ボンネットやドアの開閉などもできる。
また、本モード中ではYボタンを押す事でそのまま「フォトモード」にも移行できる。
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#Forzathon
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毎週金曜日に異なるチャレンジが配信され、それをクリアする事でリワードが貰える、というもの。
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続編である『Forza Horizon 4』発売後も長らく提供されていたが、2019年3月に最終チャレンジが配信された。
最終チャレンジのクリア期限は「約29400日(80年)」となっていて、実質的には無制限である。
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オートショー
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「トレンド」と「アップグレード ヒーロー」、そして「#Forzathon セール」が追加。
「トレンド」は、プレイヤーが使用する事の多い車のタイプを分析し、選ばれた15台を購入できる。 「アップグレード ヒーロー」は、前述した「ボディキット」や「ボディ プリセット」が用意された車を購入できる。 「#Forzathon セール」は、Forzathonイベント期間中に特定の車が割引価格で購入できたのだが、現在はForzathon自体が終了したため利用不可。
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「オークションハウス」と「ストア フロント」
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前者は『Horizon』シリーズでは初、後者は初代以来の復活。
「オークション ハウス」は車の売買をオークション形式でやりとりできる他、プレイヤー自身含め「エリート ペインター」「レジェンド ペインター」等、ペインターとしてのランクが高いユーザーによるデザインがされた車は「エリート デザイン」項目に、「掘り出し物」の車や「HORIZON エディション」の車は「レア カー」項目に出品される。 「ストア フロント」は「デザイン」「チューニング」「バイナル」「フォト」の4つを鑑賞またはダウンロードする事ができる。
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ドローン モード
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ドローン(無人航空機)を動かすことで、車で移動せずとも地図上で行ける範囲ならどこまでも撮影が可能。
Rボタンでドローンの加速。使用できるのはフリー走行中のみ。
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なお、レースクリア後の報酬清算画面の撮影はドローンを使っているという設定らしく、車にドローンの影が映る事がある。
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コンボイ
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フリー走行中にDrivatarにクラクションを鳴らすことでグループを作り、ツーリングやレースを楽しめる。
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その他
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前作より登場したレースイベント「クロスカントリー」に、周回タイプの「クロスカントリー サーキット」も登場。
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仲間に出来るDrivatarを最大4人まで決めることができる。方法はDrivatarとの1対1のバトルを申込み、勝利するだけ。
「ボーナス ファン」「XP」「クレジット」を稼いでくれる。もちろん、新たなDrivatarを見つけ、今現在仲間にしているDrivatarをクビにする事も可能。 自分も誰かに雇われているという設定になっており、毎日賃金としてクレジットが貯まるようになっている。もちろん雇用主が多ければ多いほど大量のクレジットをもらえる。
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もっとも、「問題点」で後述するようにその方法に難点があったりするのだが…
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舞台をオーストラリアとしたこと。
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上にも書いたが、市街地から住宅地、砂漠地帯、更には熱帯雨林と、メインの拠点1つ毎にそれぞれ全く違う風景が広がっている。
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拡張パス2つもそれぞれ唯一無二の光景、1つのゲームに6つのゲームが入ってると言ってもいいレベルの広がりを見せる。特に「Blizzard Mountain」限定ではあるが、シリーズ初の雪上でのレースも出来ることでよりゲームの楽しみの幅も広がった。
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他作品と比べ、昼間・夜間とも空の表現が鮮やかである。
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ストーリー性
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ただレースをこなしてお金を稼ぐ…ではなく、Festivalの主催者として各地に顔を出してファンを集め、Festival会場を大きくして異種格闘技戦となる巨大イベント「ショーケース」を開催という仕組みが自然と組み込まれている。
冷静に考えると「主催者がレースで勝ちまくってファンを集めるのは単なるマッチポンプでは?」というツッコミどころもあるが、ショーケースを上手くストーリーの区切りとしているので、次のショーケースはどんなイベントなのか?とプレイのモチベーションを保ちやすい。
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その他
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レースイベントは、『Forza Horizon 2』ではチャンピオンシップ形式のみであった(One版)が、本作ではスポット参戦も可能になったほか、「ブループリント エキシビション」を利用して条件を好きなように選んでレースできるようになった。
賛否両論点
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拡張パック2「Hot Wheels」の存在そのもの。
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そのダイナミックなコースや、現実離れしている光景を評価する点もあるが、やはりリアルが売りの『Forza Horizon』には合わないという意見も多かった。
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とは言え、「実在する車でオモチャの世界を存分に楽しむ」というのは本シリーズくらいだろう。『Forza Horizon 4』にも続投を望む声はあった。
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ちなみに車では「概要・特徴」でも述べた通り、他のゲーム作品内で登場した車も追加されたが、これらに関しては特に大きな批判はない。
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また、このDLCを導入すると「HOT WHEELS レース タイヤ コンパウンド」というタイヤも買えるようになるのだが、性能は通常の「レース仕様」のタイヤと全く同じである。
というのも、デフォルトで「レース仕様」のタイヤが2種類あるため、DLC導入済ならこれが3種類もあることになる。
ただし「Hot Wheels」のものはホイールのフチの辺りに赤いラインが引かれているので、「これはこれで格好いい」という意見もある。
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バケットリストの難易度
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指定した車で指定された項目をクリアするというイベントだが、一部ミッションの難易度がかなり高い。
ナビゲーションに従ったら絶対にクリア出来ない物や、挙動がシビアなNSXでドリフトポイントを稼げというミッションは熟練者でも手こずる。
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別に埋めなくとも、他のレースでファン数を集めればショーケース開催まで持っていけるので、オマケ要素といえばオマケ要素だが「『Forza』シリーズ通算のポイント」で報酬を受けられるサービスである「FORZA REWARDS」のポイント要素となっているため、クリアすればするほどクレジットが浮くというのを考えれば、あまり放置しておくわけにもいかないのがネック。
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日本語ローカライズについて
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前作までは音声までも日本語化され、キャラクターによっては方言を使うといったこだわりも見られたが、残念ながら本作では音声のみ英語のままである。
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ローカライズの手間を考えると仕方がないといえば仕方がないが。
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その他
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わざわざガレージに戻らなくても、フリー走行中に車の乗り換えが可能になった。
「ポーズ」ボタンを押し、「クルマ」項目内の「マイ カー」を選ぶ事で乗り換えできる。但し1回につき10,000CRかかる。
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『Forza Horizon 4』では無料でできるようになった。
問題点
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Drivatar関連
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Drivatarが見つかりましたという呼び出し。
レースを終えるとランダムで起こるイベントで、獲得クレジットや経験値にボーナスが入るDrivatarを雇うために、1vs1のレースで勝てというもの。これによってテンポが削がれるのに加え、現地まで移動してレースを挑まないといけない。
場所によってはダートレースというかクロスカントリーレースとなるので、オフロード車で挑むのが基本、よって乗り換えで1万クレジット払うか、一度フェスティバル会場まで移動→乗り換え→現地で相手を探すと手間がかかる。
さらには相手が見つかった場合、大概前から出てくるので、一度スピンターンして追いかけないといけない、スピードを出して探していると、スピンターンしてる間に見失うなんてのも日常茶飯事。
せめて相手の後ろ側を取った状況で見つけやすいように出来なかったのか。
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「難易度」項目内の「Drivatar」レベルを「神」以下にした場合、一定数レースをクリアすると「Drivatarのレベルを上げますか?」という旨のメッセージが出るのだが、これをオフに出来ない。『Forza Horizon 2』ではできたのだが…。
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そしてこの仕様は何故か『Forza Horizon 4』にもある。
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『Forza Horizon 2』同様、レース中はDrivatarはチェックポイントを無視しても何のペナルティもない。
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一部コース(特に「クロスカントリー サーキット」系)では、Drivatarはマトモに走ってくれない。
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特に「WESTPOINT CROSS COUNTRY CIRCUIT」の、コース中盤~後半の建設中の建物の上を走るエリアでは、コースアウトして逆さになったまま、レース復帰できずにその場に止まっていたり、復帰しようとするも何故か逆走し建物から飛び降りるなどといったバグじみた挙動も見られる。
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ユニコーンカーの存在
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これは本作だけでなく、『Forza Horizon』シリーズまで含めた全般の問題点となっているが、「ユニコーンカー」と呼ばれる「イベント限定で通常ショップに並ばない」車が多数存在する。
これらは「その入手イベントを逃すと二度と手に入らない」パターンもあり、特に後追い勢にとっては厳しい物となっている。
その大半が2019年3月に終了した「Forzathon」からのもので、現在は、入手したければ「競売場」を頼るしかない。もちろんユニコーンカーなので出品される事自体が稀であるが。
ちなみに「掘り出し物」にも2台、「Forzathon」のリワードが存在する。残念ながら「競売場」で購入できたとしても「ガレージ」項目内にある「掘り出し物」の最後の2つを埋めることはできない。
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また、本作には22台のポルシェ車が登場したのだが、その内15台がユニコーンカーとしての登場であり、DLCで追加できたのは7台しかなかった。
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ユニコーンカー一覧
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1977 AMC PACER X(掘り出し物)
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2012 PORSCHE 911 GT3 RS 4.0
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2554 AMG TRANSPORT DYNAMICS M12S WARTHOG CST
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1982 PORSCHE 911 TURBO 3.3
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2014 BENTLEY #7 M-SPORT BENTLEY CONTINENTAL GT3
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2014 PORSCHE 911 TURBO S
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2017 BENTLEY CONTINENTAL SUPERSPORTS
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1970 PORSCHE 914/6
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2010 FERRARI 599 XX
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2014 PORSCHE 918 SPYDER
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2015 FORD #17 XBOX RACING FORD FALCON FG X
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1993 PORSCHE 928 GTS
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2011 LAMBORGHINI SESTO ELEMENTO
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1989 PORSCHE 944 TURBO
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1969 LOLA #6 PENSKE SUNOKO T70 MKIII B
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2003 PORSCHE CARRERA GT
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1972 MERCEDES-BENZ 300 SEL 6.3
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2012 PORSCHE CAYENNE TURBO
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1994 NISSAN SILVIA K's
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2015 PORSCHE CAYMAN GTS
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2011 PORSCHE #45 FLYING LIZARD 911 GT3 RSR
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2015 PORSCHE MACAN TURBO
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1957 PORSCHE 356A SPEEDSTAR |
2016 SUBARU #75 WRX STI VT15R RALLY CAR
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2012 PORSCHE 911 GT2 RS
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2014 TERRADYNE GURKHA LAPV
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2004 PORSCHE 911 GT3
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2014 BMW M4 COUPE HORIZON EDITION
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1970 CHEVROLET CHEVELLE SUPER SPORT CLASSIC MUSCLE 454 HORIZON EDITION
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1969 CHEVROLET CAMARO SUPER SPORT COUPE HORIZON EDITION
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1968 DODGE DART HEMI SUPER STOCK HORIZON EDITION
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2017 FORD F-150 RAPTOR HORIZON EDITION
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1969 FORD MUSTANG BOSS 302 HORIZON EDITION
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2016 JAGUAR F-TYPE PROJECT 7 HORIZON EDITION
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2014 LAMBORGHINI HURACÁN LP 610-4 HORIZON EDITION
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2012 MINI JOHN COOPER WORKS GP HORIZON EDITION
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2012 NISSAN GT-R BLACK EDITION HORIZON EDITION
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2000 NISSAN SILVIA SPEC-R HORIZON EDITION
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2013 SUBARU BRZ HORIZON EDITION
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1980 SUBARU BRAT GL HORIZON EDITION
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「Hot Wheels」について
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イベント毎にクラス指定されているので、「好きなコースを好きな車で走る」という事ができない。
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また、このマップは下が海ということもあり、描写負荷が増大。
Windows版では、本編やBlizzard Mountainでは60fpsが安定する設定でも、Hot Wheelsだけは60fps出ないという症状に襲われる事もある。
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分かれ道近辺でコースガイドが非表示になってしまったり、オレンジ色の路面に対しブレーキ表示の赤が見にくかったりと、ユーザビリティ的にも問題あり。
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その他
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本作には『Forza』シリーズには必ずと言っていいほど登場していた「VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)」が登場しなかった。
本作はオーストラリアが舞台なので、この頃に起きた事件が原因でライセンスが取れなかった、などとも囁かれていたが真相は不明。
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『FM7』では復活を果たし、それ以降も続投されている。
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フリー走行中、コンマ数秒位のフリーズが発生することがある。前述した「Drivatar」の検索によるものなのか…これも真相は不明。
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「スピード ゾーン」「ドリフト ゾーン」では、計測中も他の車に当たり判定があるため、地味に鬱陶しい。
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次作では「計測中は当たり判定を無くす」という形で改善された。
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日本語版では何故か「2014 MORGAN 3 WHELLER」という車の、メーカー名が「モーガン」とカタカナのまま収録されている、「2016 ROLLS ROYCE DAWN」が「2016 ROLLS ROYCE 明け方」になっている等表記ミスが見られる。
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「クロスカントリー シリーズ」の「クロスカントリー(一本道のレース)」では、他のサーキットレース同様に封鎖して行われているはずなのだが、前作同様に何故か一般車も走っている。
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「Wheelspin」「スキルポイント」の所持数が10個以上の場合、右下に「9+」と表示されるだけでそれ以上の数が表示されないので、正確な所持数がわからない。
総評
オーストラリアの様々な舞台を大爆走という『Forza Horizon』シリーズの1つの到達点。
特に『Forza Motorsport 6 Apex』の経験を得て制作されたPC版は、ついに60fps以上での稼働まで達成。
静止画だけでなく、運転中でも作り込まれた風景に心を惹かれ、レースだけでなく、単にドライブするだけでも楽しめる1本となっている。
また、シリーズ恒例となった拡張DLCも、特に「Hot Wheels」については賛否両論あったとは言えど『Forza』シリーズの新たな楽しみ方を提示したというのも事実と言えよう。
ただし、後述するが例によって例の如くDLCは販売を終了しており、今から遊ぶ場合はそれに留意しておく必要がある。
余談
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本作で登場した拡張パック「Hot Wheels」だが、『Horizon 5』にも拡張パックの第1弾として、2022年7月19日より登場することになった。
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パッケージ画像を飾る車(カバーカー)は「2016 Lamborghini Centenario LP 770-4」と「2017 Ford F-150 Raptor Race Truck」の2台。
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本作以降『Horizon』シリーズでは追加DLCを除きカバーカーを2台飾る事が恒例となった。
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リリース当初はやたらとバグが多かった。
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酷いものでは「特定のメニューを開くとフリーズし、ゲーム進行が不可能になる」というのもあった。
現在は修正済なので、そういったバグは見当たらないが。
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2018年9月中旬に、本作の全世界でのプレイヤー人数が1000万人を超えた。
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『Horizon』シリーズ恒例ではあるが、リリースから約4年後の2020年9月にDL版とDLCの販売が終了している。
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BGMや自動車会社へ支払う版権、並びにライセンス許諾契約の都合とされている。
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一応、オンラインサービスは現在も継続しており、「競売場」なども問題なく利用できる。
最終更新:2025年03月22日 12:29