「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「Win/iOS/Android版のVer.1.1.0アップデート配信に伴い、PS4/Switch版と仕様が共通化したことによる記述の改稿、参考記述の統合」です。
このページはWin(Steam)/iOS/Android版の2021年9月23日更新バージョンを基準にしています。
2022年8月18日更新にてアップデートが行われましたが、本稿では未反映となっています。
オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。
Win(Steam)/iOS/Android版の2024年1月31日更新のVer1.1.0(CS版準拠アップデート)に関する情報は未反映となっています。
アップデートによる評価等の追記は1ヶ月経過してからお願いします。
2023年発売のPS4/Switch版は参考記述扱いとして後述。
【ふぁいなるふぁんたじー すりー】
ジャンル | RPG | |
対応機種 |
Windows(Steam) iOS Android |
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発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | トーセ | |
発売日 | 2021年7月28日 | |
定価 | 2,200円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
FC版発売31年目にして待望の2Dドット絵リメイク FC版をベースに3Dリメイク版の要素を採り入れた折衷作品 演出面はやや劣化 |
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ファイナルファンタジーシリーズ | ||
ファイナルファンタジー ピクセルリマスターシリーズ I / II / III / IV / V / VI |
『ファイナルファンタジーIII』初となるドット絵のリメイク。
リメイク自体は先んじてニンテンドーDSで発売されたリメイク版(以下、3Dリメイク版)で行われていたが、
本作は2Dドット絵を刷新し、原点に忠実なリメイクとする「ピクセルリマスター」シリーズの一作であり、初の2Dリメイク作品となった(*1)。
他のピクセルリマスターシリーズが概ねGBA版以降をベースに追加要素を廃してオリジナルのFC・SFC版に近づけているのに対し、
本作はGBA版が存在しなかった関係上、3Dリメイク版を元のベースとして同様にFC版に近づけているものの、FC版・3D版のどちらとも異なる独自の調整が多く行われている。
+ | ピクセルリマスター版における各ジョブの特徴・変更点 |
ピクセルリマスターシリーズの他の作品が不評を呼ばれる中で、本作が一番卒なくまとまったリメイクに仕上がっている。
3D版とは逆に印象的だった表現が多く削られているなど演出面に難点があるのは気になるが、原作FC版や3D版よりも改善された部分も多く快適性が上がっておりFF3の世界を十分に楽しむことができる作品と言えるだろう。
*1 かつてワンダースワンカラー用に2Dリメイクが予定されていたが、そちらは頓挫した。
*2 対応言語は日本語/英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語/ロシア語/ブラジル・ポルトガル語/タイ語/韓国語/中国語・簡体字/中国語・繁体字となっている。
*3 敵全体に攻撃。空手家の「けり」とは異なり、後列からだと威力が落ちる。
*4 使用したターン、敵の物理攻撃の対象を自分に変更する。3Dリメイク版の「ちょうはつ」とは異なり敵の防御力を下げる効果はなく、個別に判定を行う。
*5 ただし熟練度の影響が小さくなっているため、中盤以降はFC版よりも命中率が低くなりやすい。
*6 たとえばFC版で猛威を振るった低レベルの即死魔法は全体化が不可能になり耐性を持つ敵も増え、3Dリメイク版で魔法ジョブの多くを食ってしまっていた風水師の「ちけい」は威力が抑えられるなど。
*7 他の武器は7000~9000ギル。FC版のカイザーナックルは7000ギルだった。