「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「Win/iOS/Android版のVer.1.1.0アップデート配信に伴い、PS4/Switch版と仕様が共通化したことによる記述の改稿、参考記述の統合」です。
このページはWin(Steam)/iOS/Android版のVer.1.0.2(2022年8月2日更新)を基準にしています。
オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。
Ver.1.0.1→1.0.2においてゲームバランスが大きく変更されましたが、以前のバージョンの問題点についても補足として触れています。
Win(Steam)/iOS/Android版の2024年1月31日更新のVer1.1.0(CS版準拠アップデート)に関する情報は未反映となっています。
アップデートによる評価等の追記は1ヶ月経過してからお願いします。
2023年発売のPS4/Switch版は参考記述扱いとして後述。
【ふぁいなるふぁんたじー ふぉー】
| ジャンル | RPG | |
| 対応機種 | Windows(Steam) iOS Android | |
| 発売元 | スクウェア・エニックス | |
| 開発元 | トーセ | |
| 発売日 | 2021年9月9日 | |
| 定価 | Steam 2,200円 iOS/Android 2,900円 | |
| プレイ人数 | 1人 | |
| レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
| 判定 | 劣化ゲー | |
| ゲームバランスが不安定 | ||
| ポイント | 11ヵ月目にして簡単すぎる点は解消 演出面でも多数の劣化点あり 大して原作基準でもなく追加要素も無しで物足りない作品に | |
| ファイナルファンタジーシリーズ | ||
| ファイナルファンタジー ピクセルリマスターシリーズ I / II / III / IV / V / VI | ||
2D時代のFF作品を現代のグラフィック技術によって2D描写のドット表現そのままにより美麗なグラフィックへとリマスターすることを売りとした「FFピクセルリマスター」シリーズの第4弾。
シリーズ中もっとも移植・リメイク作が多い『ファイナルファンタジーIV』のリメイク作品となる。
変更点が中心の内容となるためゲーム内容そのものについては原作ファイナルファンタジーIVの記事を参照のこと。
| + | アップデートで改善される前のVer1.0.1までのバランス調整について | 
| + | アップデートで修正されたその他の演出上の問題 | 
ピクセルリマスター共通仕様に起因する問題点
最初に、発売11ヵ月以降は当初言われていた「簡単すぎて全く物足りない」といった問題は一応解消されている(今度は早すぎるのではとの声があるが)。
しかしミニマップ表示や斜め移動などのシステム面での快適な要素はあるが、好評だった追加要素である最終パーティーメンバー変更や追加ダンジョン、3D版のデカントアビリティなども無く、代わりのゲーム的要素も全くないため物足りないとの声は多い。
更にSFC初作品となり印象的だったバトルエフェクトがPRシリーズ統一のものになったり、原曲が選べずアレンジ曲しかない事、そもそもSFC版よりも演出が劣化している部分があるなど「原作に忠実に」「究極の2D"リマスター"」というコンセプト・宣伝文句にも反している面がかなり多いため本作を懐かしきFF4として楽しめないと失望の声は多い。
3Dリメイク版やGBA版の追加要素と続編『IVアフター』込みでPSPでのリメイク『コンプリートコレクション』が現在では(機種が古くなっている事を除けば)ほぼ同価格で買えることもあり、比較すると本作の価値はどうやっても見劣りしてしまうと言わざるを得ない。
本作が『IV』の初プレイのプレイヤーであれば楽しめる余地はあるとは思うが、古くからゲームに慣れ親しんできたプレイヤー程なじみにくい仕上がりになってしまっているのは否めない。
このようにとても決定版にはなり得ない出来であるため、本作よりも過去の移植作や原作を選ぶ方がよいだろう。