ダイナマイト ジョニー
【だいなまいと じょにー】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドー3DS
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メディア
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ダウンロード専売
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発売元
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スターサイン
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開発元
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twofivesix
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配信開始日
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2015年5月13日
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定価
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500円
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所・オートセーブ方式
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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爆弾解体ヒーローが主役の横視線ドットイートアクション 簡単操作のステージ自作機能付き 厄介な敵の動きのランダム性
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概要
スターサインから発売されたニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト。開発は海外メーカーであるtwofivesixが担当。
ジャンルは横視線による微スクロールドットイートアクションで、プレイ感覚としては『ボンジャック』に近い。ステージを自作できるモードあり。
悪の天才科学者の魔の手を防ぐため、爆弾解体ヒーロー「ジョニー」が科学者の仕掛けたダイナマイトを回収していくという設定。
ゲームルール
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ゲームモードについて
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本作には「ストーリーモード」と「エディットモード」の2モードがプレイできる
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メインにあたるストーリーモードは全54ステージを順々にクリアしていくモード。ステージセレクト方式。モード名に反してイベントらしき描写はない。
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エディットモードはステージを自作及びプレイできるモード。QRコードを利用して他プレイヤーとの共有が行える。24つの自作ステージ保存が可能。
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操作体系
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主に移動・ジャンプパック・爆弾攻撃の各操作でジョニーを操作していく。
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スライドパッドもしくは十字ボタン左右で左右移動。 ジャンプパックとの組み合わせで飛行しながらの左右移動制御。
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Aボタン押しっぱなしでジャンプパックによる無限上昇飛行。ジャンプパック中にボタンを離すと下降。ジャンプパックには特有の慣性があり制御が難しい。
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Bボタンで近場に爆弾を投下する爆弾攻撃。ボタンの押す長さによって射程方向に変化あり。ジャンプパック中でも攻撃可能。爆弾投下中は大きな隙を伴う。
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ステージプレイ中はボタン側の操作専用だが、エディットモードのステージ作成中においてはタッチ&スライドの操作がメインとなる。
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ステージクリアとミス条件について
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ステージ内にあるアイテム「ダイナマイト」すべてを回収すればクリア。ダイナマイトの数はステージによってピンキリ。
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ジョニーが敵やトゲ等のトラップに接触するか、制限時間以内にクリアできないとミス。ミス後は何度でもステージ最初からやり直す事ができる。
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クリア時間によって最大3段階の星マークによる結果発表がされ、ステージ別で好成績の星マークが記録される。
評価点
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テンポの良さと適度な難易度(ストーリーモード)
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ステージ構造がコンパクトで短期にクリアできやすく、さくさくとテンポ良く攻略できる小気味良さがある。
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ロード時間等のウエイトもほぼ皆無でひたすらにハイテンポでゲームを進められる。そのためか各ステージの制限時間もやや短めに設定されている。
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難易度は原則良好であり、問題点の件もあるもののある程度プレイのコツを掴めばオールクリアもそう難しくない。
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ジャンプパックによる無限上昇飛行と下降の使い分けを駆使し、敵や罠を潜り抜けながら360度方向へとジョニーを操る操作感覚に面白みあり。
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自作ステージがプレイできる(エディットモード)
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エディットモードによる自作ステージがプレイできるのも純粋に嬉しい評価点。
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小難しい操作設定はほぼなく、あらかじめ用意されたステージ範囲の中でジョニーやダイナマイト等の配置をするだけの簡単操作でステージ作成が行える。
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創作次第ではストーリーモードにはないオリジナリティ溢れるステージ作成が可能。他プレイヤーとのステージ共有もできる機能も地味に便利。
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レトロ風グラフィックとファンキーなBGM
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グラフィックはチープ&レトロ風で、BGMはファンキーさを強調した楽曲がメイン。良い意味でのB級さ満載で独特の味わいを感じさせる。
問題点
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敵の動きのランダム性
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敵の動きに若干のランダム性があるらしく、同じステージであってもクリアに運が絡む事が多々ある。
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ステージ自体が短期戦なためストレスは少ないが、予知困難な動きをしてくる敵に触れてミスという局面が結構多いのが困りもの。
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とはいえ敵の初期配置は全員固定であり、何もかもが運依存という程の理不尽さではない。なおエディットモードで配置した敵も動きにランダム性が付く模様。
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スクロール先の視野が確認しにくい
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ジャンプパック中は上昇下降をするたびに急激な上下スクロールが発生しやすく、その先の視野が確認しにくい傾向にある。
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もちろん視野の範囲外であっても敵やトラップが配置されているため、あらかじめ予見しておかないと唐突な即ミスという罠に陥ってしまいがち。
総評
一癖あるジャンプパックを上手く操りながら、適度に悪戦苦闘しつつもダイナマイト全回収をしていく過程が楽しい一作。
それなりのステージ数が収録されたストーリーモードと自作ステージが作成できるエディットモードが遊べる、総合的にいえば価格以上の価値がある内容といえる。
最終更新:2022年04月21日 22:48