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Half-Life: Alyx

【はーふらいふ ありっくす】

ジャンル VRFPS imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
対応機種 Windows(SteamVR)
対応VRヘッドセット HTC Vive
Oculus Rift/Meta Quest *1
Valve Index
Windows Mixed Reality
発売・開発元 Valve*2
発売日 2020年3月24日
備考 Valve Indexに同梱*3
「The Game Awards 2020」
 BEST VR/AR 受賞作品
定価 6,290円
プレイ人数 1人
判定 良作
ポイント 『Half-Life』シリーズの復帰作
『1』と『2』を繋ぐストーリー
VRFPSにおける最高傑作
非常にクオリティの高い作りこみ
Half-Lifeシリーズ


概要

Half-Life 2: Episode Two』から16年ぶりのValve公式による*4『Half-Life』の完全新作。
Valve社のプロジェクト中最大規模の計80人で製作された。

本作は初代『Half-Life』と『Half-Life 2』の間の出来事として描かれており、いわば『Half-Life 2』の前日譚と言える。そうとは言い切れない部分もあるのだが…。
その為か、主人公がゴードン・フリーマンではなく、『Half-Life 2』のヒロインであるアリックス・バンスに交代しており、武器や行動にもそこの違いが表れている。

当たり前であるが、本作はVR専用タイトルである為、VRヘッドセットが無ければプレイは不可能。
その代わり、SteamVR対応のヘッドセットにほぼ全て対応している。
予算があればValve推奨のValve Indexで、無ければ安めのWindows Mixed Realityヘッドセット*5やMeta Questでのプレイが推奨される。

全11チャプターで構成されていて、最初のエピソードは操作説明を兼ねた作品となっている。
クリアに必要な時間はプレイヤーによって、8~20時間と結構差が出る。
なお、公式では本作をプレイする前に『1』と『2』の3部作を全て事前にプレイしておくことが強く推奨されている。
また、VRゲームの特性を生かすためか、全体的に過去作よりホラー要素が強くなっている。


あらすじ

舞台はゴードンフリーマンが到着する5年前のCity 17。ブラックメサ事件や7時間戦争の悲惨な傷跡は深く、コンバインに支配された地球で彼らに歯向かうレジスタンスたちの一人、アリックス・バンスは隠れ家でコンバインの偵察を行っていた。
そんな中、アリックス・バンスとその父、イーライ・バンスは不慮の事故でコンバイン兵士に反市民とみなされて、囚われの身となってしまう。
そんな中、同じレジスタンスの1人、ラッセルはイーライ・バンスを救出する過程の中で偶然にも
アリックス・バンスの救助に成功。しかし、イーライ・バンスを助け出さなければ、他のレジスタンスの仲間たちの命も危ないことを告げられる。
イーライ・バンスを助け出すことになったアリックス・バンスはラッセルから「ラッセルズ」と名付けられたグラビティグローブと、ボロボロのハンドガンを受け取り、救助に向かうのであったが…。
これが予測不可能な結果「Unforseen Consequences」を導くことになるとは、思ってもいなかった…。


特徴

  • グラビティグローブ
    • 遠くのものを引き寄せるためのアイテム。
      • 使い方は遠くのものをグリップボタンを押しながら狙って、そのまま手首を捻って物を引き寄せ、飛んできたものをまたグリップボタンを押してキャッチする。
  • 武器
    • 本作の銃火器はボタンを押すとリロードが自動でされるのではなく、プレイヤー自身が手動で行わなければならない。
      • 実際よりは手順が簡略化された架空銃を使用しているが、それぞれにマガジン/ショットシェルを取り出して装弾する手順とギミックが作り分けられている。
      • 当たり前ではあるが、本作はそれを前提としてゲームテンポが構成されている。
  • マルチツール
    • ドアを開けるときやアイテムを取り出すとき、トリップマインを解除するときにアリックス・バンス手作りのハッキングツール「マルチツール」をつかったミニパズルをこなしてゲームを進行させる。
      • そのミニパズルの内容は、電線をつなぐ、ボールをまわして線と線を繋ぐ神経衰弱のようなもの、ボールをわっかの間に通すなど、様々なバリエーションがある。
  • HUD
    • 本作のHUDは出来る限りゲームらしく見せないよう、体力、所持弾薬数などはラッセルズのディスプレイに表示される形になっている。その思想は『Metro 2033』などに近く、ゲーム世界への没入感を上げる目的で有効に働いている。
      • 体力システムはこれまでと変わりないものの、これまでの数値表示ではなく『ゼルダの伝説』のような3ハート表記に変更されている。

評価点

徹底した作りこみ

  • 本作はVRソフトの中でもしっかりとした作りこみを施されており、その辺の小物から武器、キャラクターまでしっかりと練られており干渉できることによって、舞台であるCity17が実際にそこにあるかのようなリアリティを実現している。
    • そのディテールは凄まじく、ワイン瓶を拾って投げたりするだけ、マッチ箱を拾って捨てることにも強い楽しみを感じられる。
      • また、VRであるからこそできる、扉を開ける、物をどけてアイテムを探すというゲーム性にも貢献している。
    • プレイヤーの誘導においても抜かりなく、Half-Lifeの見て察せのゲームデザインを基調としつつも、それでいて置いてけぼりや意識させないチュートリアルデザインが構成されており、プレイヤーの混乱を最小限に抑え込んでいる。

VRで描かれる『Half-Life』の世界

  • 『Half-Life』の世界は独特の魅力があり、その部分だけでもファンが多い作品であるが、その世界の魅力をVRとして体験できることで一層魅力が増すのもポイント。
    • 不気味で生々しく描かれながらも慣れれば可愛らしさを感じるヘッドクラブや、相変わらず天井に潜むバーナクル、怖くも様々な動作を見せるコンバイン兵、『Half-Life』『Black Mesa』でしか出番のなかったスナークの復活など、新たなHalf-Lifeとして魅力的な世界が描かれた。
      • 2002年まで開発が続けられたが没になった『Half-Life 2』 Betaのコンセプトが本作で一部再利用されており、熱心なファンであればなお盛り上がる内容も素晴らしい。
      • ほかにも、現役のブラウン管テレビや、どこか古臭さを感じる建築など、レトロフューチャー感も評価が高い。

確実なシューター要素

  • 本作のシューター要素はVRだからといって雑ではなく、HEVスーツ、PCVスーツなしのアリックス・バンスという主人公を念頭に置いたカバーシューターとしての調整がされている。
    • 物陰に)隠れて、そこから頭を出して撃つという『Gears of War』などで行うカバーシューターに近い動きを実際に体を動かしてやる必要がある*6ため、高低差が大きいマップの中、そのゲームプレイには緊張感が生まれ、非常に楽しめる出来栄えとなっている。
      • グレネードを投げ返すという現実ではまずありえない行為も、グラビティグローブでその可能性が非常に上がり、その点でも戦略性を高めている。

リアルな物理演算

  • 本作は『Half-Life 2』で使用されたHavokから一新して、Valve社独自のRubikon物理エンジンを採用。
    • その物理演算はカットシーンや、グラビティグローブで物を引き寄せたり、つかんだりするときなどにおいて過去作よりもリアリティが増しており、プレイヤーが物体を動かす際に楽しさを感じる要因になっている。
      • ガラスの割れる挙動やヴォッカの液体の演算をこれでもかというほどリアルに描いており、仮想世界の説得力を高めている。

リアルかつ快適な操作性

  • 本作の武器操作では実際に武器からそのマガジンを取り外す、装填することなどをプレイヤー自身が行う必要があるが、これが武器を実際に持っている感じを上手く演出している。
    • この要素をメインにした既存のVRタイトルである『H3VR』や『BONEWORKS』ほどに、リアルにこだわりすぎて操作にぎこちなさを感じることが無かったり、VR酔いをしにくく、それでいてリアルさと快適さを両立させた楽しい操作となっている。
      • 本作を象徴するアイテム「グラビティグローブ」も本作の快適さなどに貢献しており、アイテムを引き寄せてキャッチするという、キャッチボールのような楽しさも確立している。快適と言ってもただ手元に収めるのではなく、釣り上げてキャッチするというプロセスを挟んでいるのがミソ。

非常に軽快に動ける最適化

  • 『Dota 2』で初めて使用された「Source 2」エンジンを使用。
    • グラフィックは同時期の『Doom Eternal』や『Cyberpunk 2077』『The Last of Us Part II』などのAAAと比べても負けず劣らず美しいのにもかかわらず、負荷が非常にかかるVRソフトの中では意外にも軽快に動作できる。
      • その証拠に、VR Readyには満たない非力なGTX 1050 Tiや、RX 470でも快適ではないにしろ最後までプレイが可能。

質の高いサウンドトラック

  • 本作のサウンドトラックは『Portal 2』と『Team Fortress 2』で作曲を務めたマイク・モラスキー氏が担当。
    • Half-Life過去作と比べると主張は結構強めで、『Black Mesa』寄りの内容ではあり、曲の流れるタイミングも含めて迫力がある。
      • アントライオン戦の「Antlion Combat」や、『Half-Life 2』の「CP Violation」をベースに大胆なアレンジを行った「Anti-Citizen」などどの曲もかなりの高評価。
      • 中でも最後のシーンの「Ending Triumph」は『Half-Life 3』への希望を感じられる内容*7

『Half-Life』の世界を広げる、新たな物語

  • 本作は『Half-Life』の世界をより広げる物語となっており、様々な伏線が敷き詰められていて、プレイヤーがその先を知りたくなる物語が広げられている。
    • 残念ながら人間ドラマといったそういった類の物語ではないが、『Half-Life』の雰囲気や、プレイヤーが巻き込まれていく物語性を受け継ぎ、それでいて無線セリフによってラッセルやイーライ達のキャラクター性を確実に昇華して、深い物語性を構成している。
      • 中でも、最後のエンディングは相変わらず壮大な謎を残しつつも、過去作と違いキレイにまとまり、演出もこの上ないほどド派手。この後のシリーズの展開に深くかかわり、悲劇的なエンディングが多い前日譚のゲームとしては後味がかなり良く、「今まで遊んだ中で最高のゲーム」と感想が思わず出てしまうものになっている。

細部まで行われたVR酔い対策の設定

  • 本作はVR酔い対策が細かく行き届いており、移動方法はテレポート、スティック移動など複数存在する。快適さと没入感をプレイヤーの感覚に合わせて設定することが可能。
    • 右スティックで視点を動かす操作も、酔いやすい人向けのクイックターン、酔いに非常に強いコアなゲーマー向けのスムーズターンと2種類用意されていて、快適なゲームプレイができるのも評価ポイント。

強力なMODサポート

  • 本作のMODサポートは遅れてのWorkshopツール公開以降となったが、やはり使い勝手のいいものになっている。
    • よりユーザーフレンドリーなデザインになったマップ編集ソフトHammer Editorがメインであり、それ以外にもマテリアルエディター、パーティクルエフェクトエディター、本作などのエンジンやリソースを使える3D動画ツールSource 2 Film Makerなど、様々な開発ソフトが扱える。

賛否両論点

VRタイトルである事

  • 本作最大の評価点かつ問題点
    • 『Half-Life』の新作として恥じないクオリティを確立して、VRゲームでできることを最大限生かしているものの、VRヘッドセットが必要で、しかもOculus Quest単体やPSVRには非対応。
    • ハイスペックパソコンが必要なPCVRソフトであり、その中では軽いとはいえ、快適に遊ぶためにはGTX 1070,1660以上は必要。遊ぶハードルは決して低くはなかった。

シリーズプレイ済み前提

  • 概要で述べたように、本作はプレイ前に過去作を全てプレイ済みであることが公式で推奨されている。
    • その為、内容において会話やイベント、その多くはシリーズについて良く知っていることが前提であり、序盤からいきなり『Half-Life 2』『Half-Life 2: Episode Two』のネタバレが飛び出してくる有様。
    • シリーズ経験者であれば問題はないが、本作が初『Half-Life』体験となると、キャラクターの会話についていけないこともある。

強烈なホラー要素や暴力表現

  • 本作は操作性の都合上、厳格なプレイを前提にできないVRゲームとして作られたため、スローペースを前提に設計された。
    • その作りこみのおかげで、臨場感の高さや質の高いホラー要素だけでなく、VRゲームに慣れないうちに困難な「敵に銃弾を当てる」ことの練習をするのにも最適であり、非常に親切なゲームデザインを確立させた。
    • 一方、強烈すぎるホラーやゴア表現によって、人によっては耐えられないと感じる人が何人もいる。
      • 中でも最大の壁は、ホラー要素の中で最も強烈なボス敵「ジェフ」である。ジェフは目が見えないが、音を聞くとそこへ素早く移動して即死のゲロ攻撃を浴びせる。プレイヤーはジェフが歩き回る中、音を立てずに目的を達成しなければならない。難易度的にも山場となる場面で非常に評価が高いが、本作の異常な怖さを象徴するものとなった。

声優陣の変更

  • 本作のキャラクター、アリックス・バンス、イーライ・バンスの2人の声は『Half-Life 2』の声優から変更が行われていて、原作からかけ離れた演技になっている。
    • そもそもとして、『Half-Life 2』から非常に間隔が空いてしまったため、イーライ・バンスの声を務めたロバート・ギローム氏は2017年に他界。唯一続投したG-manのミチャエル・シャプロウ氏もかなり声質に変化があるため、ファンメイドのSFM、S2FM作品のものまね声優の方が再現度が高いという始末になってしまっている。
      • もっとも、本作の評価点に比べれば非常に些細なことであり、本作で起用されている声優陣も決して場の雰囲気を壊さない、非常にいい演技であるのにも加え、仕方のない事ではあるのだが…。

日本語ローカライズ

  • 現行のValveの作品の例にもれず、本作もまたしっかりした字幕ローカライズサポートがなされている。日本語翻訳は良質なローカライズに定評のある架け橋ゲームズによるもので、誤訳も特に見られない。
    • 一方でVRで字幕ローカライズであることが、字幕が空中に表示されプレイヤー視点についてこないために見逃してしまうことにつながり、ゲーム内での状況の理解や没入感を削いでしまっている。
      • そのため、日本語吹き替えであったら…と惜しむ声も多い*8

主人公がアリックス・バンス

  • 過去作の『Half-Life』主人公、ゴードン・フリーマンやエイドリアン・シェパードとは違い、今作の主役はアリックス・バンス。そのため、プレイヤー投影型の無口キャラから、よくしゃべるキャラクターに変更されている点は賛否が分かれた。
    • もちろんアリックスのリアクションはプレイヤーの抱く感情と近いものになるよう練られているのだが、独特の感性を持っているプレイヤーには感情移入が出来なくなってしまう。
  • 一方、あえて喋る主人公を採用することでVR特有のHUDの少なさや見辛さを自然に補佐する役割も果たしている。
    • 例えばマガジンが残り1個になると「あと一つね」など独り言としてプレイヤーに知らせてくれる。

ハッキングミニゲーム

  • 本作のマルチツールを使ったパズルは序盤は単純でテンポ良く、後半でもジェフ戦で非常に有効に働いているのだが、どうしても複雑化してくるとゲームテンポを阻害する点となっている。

問題点

少ない武器

  • 本作で持ち運んで使える武器は「ピストル」「ショットガン」「サブマシンガン」のたった3つであり、過去作と比べても非常に少ない。
    • しかもどれも片手持ち専用でバリエーションに乏しい*9
      • その上、持ち運べる接近戦用武器がなく、現地の置物で凌がなければならないという問題点も抱えている。ちなみに、アリックス・バンスは『Episode One』で近接格闘攻撃ができたり、『Half-Life 2』のパッケージアートではレンチを近接武器として持っていたりするなど、成長していることがうかがえる。

ローディング

  • 『Half-Life』シリーズ全般で見られる道中に入るローディングだが、PCの進化が進んだ今作でも健在。
    • フォトリアル系のVRタイトルということで一般的なPCゲームより負荷がかかるため、パフォーマンスを可能な限り稼ぐためとはいえども、やはりテンポが削がれている。
      • そしてデータ量の増加にあわせて結構長く、PCがHDDを使用していようものなら5分以上かかることもある。快適にプレイしたいならSSDは必須。

総評

VRならではの体験を最大限活かしつつ、個性豊かな敵との戦闘や、『Half-Life』として恥じないクオリティ、高い没入感を実現した本作は、VRタイトルとしても、それ以外のゲームと比較しても高い次元でまとまっており、Valveにとっても『Half-Life』の華麗な復活を果たした。
ヘッドセットが必要なVRタイトルであるが故に売り上げは少なく、Game of The Yearなどで話題になることもあまりないが*10、2022年現在でも未だ本作のVR体験は唯一無二かつ最高峰である。
遊べる環境があるのであれば、もしくはこれを機にパソコン環境を一新・PCVR環境を構築して、ぜひ手に取ってほしい。


余談

  • 本作は100万本を売り上げるヒットを記録したが、VRゲームというハードルの高さから普通のAAAゲームの売り上げと比べるとこぢんまりしていて、同時期に正式版がリリースされた『Black Mesa』とその時点だけの売り上げ数を比べても少なく、話題も同じく同時期にリリースされた『Doom Eternal』や『あつまれ どうぶつの森』にも持っていかれてしまったが、それでもVRゲームの分野内では記録的なヒットであり、多くのPCゲーマーがVR機器を購入するきっかけとなるキラータイトルとなった。
  • 本作はワークショップMODの開発のための各種ツールが公開されており、その内にはフリーのアニメーション制作アプリケーションである「Source 2 Film Maker」も同梱されていることは上述したとおり。
    • 既存のSource Film Makerとの違いとして、
      • 圧倒的なパフォーマンスと安定性の向上
      • パーティクルエフェクト機能などの機能の強化
      • Source 2によるグラフィックの強化
    • などがある。既にYouTubeでS2FMを使用した動画が多数投稿されている。
  • 本作の開発の裏話などについて、コメンタリーモードだけでなく、Valve公認のデジタル本で『The Final Hours of Half-Life: Alyx』もリリースされている。
    • 本作から『Episode Two』の間の没プロジェクトに関する話も収録されている。
  • 本作のサポートについて、現状最もユーザー層が多いOculus Rift/Meta Questに関してMetaは本作およびSteamの対応に一切関与していない*11SteamVRと本作『Half-Life: Alyx』やThe LabのQuestサポートはすべてValve独自のものである。
    • かといって本作をプレイするうえで動作の不調はあまり報告されておらず、安定した動作が見込まれている。
最終更新:2025年04月25日 00:02

*1 Meta Quest LinkでのPC接続必須

*2 日本語ローカライズは架け橋ゲームズが担当。

*3 ギフトコードがヘッドセットまたはコントローラーの購入特典となっている。

*4 ファン製のものとして途中で『Black Mesa』『Prospekt』、悪名高い『Hunt Down The Freeman』がリリースされている。

*5 他社から様々なバリエーションのヘッドセットが売られている。

*6 オプションで体をかがまなくてもしゃがめる機能はある。

*7 ちなみに本作から2年間、ValveはSteam Deckのハードウェア開発に注力しており、噂程度の内容ではあるが、『Half-Life: Citadel』というスピンオフの噂が『DOTA 2』や『Aperture Desk Job』などのソースコードから明らかになっている。

*8 参考程度ではあるが、Valveのゲームは一度も日本語吹き替えはされておらず、一番近いので『Half-Life 2』が韓国語、中国語でフルボイスローカライズが行われた程度。

*9 一応、両手武器がないのは「両手武器を持つことによる違和感をどうしても拭えなかったため」と開発者コメンテータリーで明かされていて、武器が少ないのも「武器が多いとテストプレイヤーが武器の取り扱いに混乱していたため」とも明かされている。

*10 Gamespotのみ本作を選出。ほかは『The Last of Us Part 2』を選出していた。

*11 すでにSteamとは別に独自のストアがあり、市場としてもライバル関係にある。