本項ではゲームキューブ用ソフト『スーパーロボット大戦GC』と、XBox360の移植版である『スーパーロボット大戦XO』の両方を紹介します。(判定は共になし)
【すーぱーろぼっとたいせんじーしー】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | アトリエ彩、エーアイ | |
発売日 | 2004年12月16日 | |
定価 | 8,190円(税込) | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
判定 | なし | |
ポイント |
3Dスパロボ2作目 案の定、戦闘アニメは不評 ファイナルダンクーガ初登場 良くも悪くも一年戦争無双 |
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スーパーロボット大戦シリーズ |
GC唯一のスパロボ。ユニットのデザインは3Dポリゴンで表示されている。
新規に『銀河烈風バクシンガー』『銀河疾風サスライガー』『絶対無敵ライジンオー』『最強ロボ ダイオージャ』『マジンカイザー(OVA)』が参戦。
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』『未来ロボ ダルタニアス』は据え置き機初参戦となった。
+ | 参戦作品一覧 |
ダメージ部位制
サイズ差による攻撃制限
その他
一年戦争関連
ガンダム以外の原作再現・if展開・クロスオーバー
その他
戦闘バランス
戦闘以外のシステム
シナリオ・演出
光る部分も少なくないが全体的に微妙な作品。
難易度も遊び応えもそれなりにあるのだが、やはり淡泊で味気ないシナリオや3Dポリゴンによるユニットグラフィックとそれに伴う弊害は否めなかった。
本作と『α(DC版)』のせいで「3Dスパロボは駄目」という烙印を押されてしまい、3Dスパロボに対する悪印象は後発の『XO』や『NEO』が出るまでなかなか消えなかった。
もし2Dで発売されていたなら、評価はまた違ったものになったかもしれない。
【すーぱーろぼっとたいせんえっくすおー】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | Xbox360 | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | さざなみ、エーアイ | |
発売日 | 2006年11月30日 | |
定価 | 7,329円(税込) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
廉価版 | プラチナコレクション:2008年1月10日/3,990円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
GCから演出面が大きくパワーアップ スパロボ初のネット対戦モード搭載 2006年唯一のスパロボ |
Xbox360唯一のスパロボ。『GC』をベースに様々な要素を追加したグレードアップ移植。
さらにシリーズ初のオンライン対戦モード「スーパーロボット対戦」を搭載。
様々な強化により、ストーリーこそ同じなもののGCとはもはや別物といっても良いほど進化している。
しかしこれまでの3Dスパロボの出来が影響し、3Dに拒否反応を示す層から正当に評価されていない不遇な作品である。
*1 本作では原作の死亡イベントがファイナルダンクーガの合体イベントに挿し変わっており、スパロボでは初の死亡再現か?と思った矢先に起こるサプライズ合体によりまさかの生存を果たし、ユーザーを驚かせた。
*2 これは4コマ漫画でもネタにされた。特にクワトロはシャア時代は狙い撃ちを持っていたのに仲間になると忘れているのでネタ度が高い。
*3 やはりこれも4コマでネタにされている。しかし生存者が多い本作において必ず死亡する、ということはその分見せ場があるとも言える。実際スレッガーやリュウなどはその後シナリオ面でも能力面でもあまり目立たない。だが、同じ死亡するキャラでバーニィは死亡イベントが発生するとDVEで原作のシーンを再現され、条件で生存するのにその差は一体…。